まあ、少しでも世界史を調べた人には常識だが、世間の人間の大半はこうした「基礎知識」すら知らないだろう。わりと分かりやすい漫画を使っているので、いい記事である。
(以下引用)
さて、以前にも取り上げましたが、
米国人学者による『プロパガンダ』についての研究をもとに、
ナチスと「陰謀論」の原点を探ることにします。
第一次大戦でドイツは大きな敗北をしました。
戦闘では勝っていたにもかかわらず、母国で反戦デモみたいなことが起きていました。
それで、前線のドイツ兵の士気がダダ下がりになったのです。
これは、のちにアメリカの戦争プロパガンダのせいだったとヒトラーは知り、
以後、それに倣い、そこからさらに技術を発展させていきました。
ナチスだけではなく、ソビエトも中国も、これに学んでいきました。
大衆を扇動するテクニック…その元祖、本家本元は、アメリカだったのです。
現在のウクライナ戦争でも、米英が、まったく同じ手口のプロパガンダをやっていることが日々観察できます。
そして、当時のドイツに屋たのと同じことをロシアにやろうとしていることも明らかなのです。
第二次大戦後、「被害者」ズラしてきたフランスですが、このときは「加害者」でした。
巨額の賠償金の取り立てを強行し、ルール地方を占領しました。
いまじゃ、同じことをしていロシアに対して「正義の味方」ズラしていますけどね…
ただ、この賠償金、かのケインズも「巨額すぎる」と警鐘を鳴らしていたのに強行されたのは…
モルガンだったと思いますが、ユダヤ財閥の意向だったのです。
このように「ユダヤ陰謀論」の元ネタになる歴史的事実は存在するのです。
その後のドイツは、ハイパーインフレに突っ込み、ナチスの時代を生んだのでした。
「ユダヤ財閥」ということは、オーナーはユダヤ人ですが、
そこではたらいている人はそうとはかぎりません。
一般のユダヤ人は、まったく関係ありません。
ユダヤ財閥は、王族・貴族と、キリスト教権力で構成される「上流階級」でのし上がった勢力です。
王族でも貴族でもない、キリスト教徒でもない彼らは、カネの力で渡り歩いたのです。
彼らが、のちに「資本家」、「金融資本」と呼ばれたものの一角を構成していたのは事実でしょう。
マルクスの『資本論』の「資本」の運動法則は、ユダヤ財閥が発展させた金融権力ういて述べたものとも言えるでしょう。
しかし、政界に出て、また政治家として軍事経済を強化するためには彼らを敵には回せません。
だから、ナチスは「ユダヤ財閥」ではなく、「ユダヤ人」をスケープゴートにしたと考えられます。
日本でも、「在日陰謀論」がバカウヨによって広められていましたよね~
いまも、信じているバカを見かけますがwwwwwwww
この「ユダヤ人は怠け者の寄生虫」というプロパガンダは、その後、共産主義者に応用されます。
つまり、「資本家は怠け者の寄生虫」というサヨクの論理です。
これも、いまだに信じているバカが多い。
実は、資本家はとても勤勉で勉強家です。
「こち亀」の中川やれい子の家がそうでしょ?実際、あんな感じのようですね…
ジョブズやイーロン・マスクがそうです。トランプ前大統領もやり手でした。
しかし、この「資本主義」「市場原理主義」に大きな問題があることは「常識」でしょう。
それらを「野放し」にしては、まさに人々を奴隷化し、文化や国家を破壊していくのです。
そして、これからは「資本」や「市場」を「支配」するのは、「ユダヤ人」ではなく…たぶん…
AI になるのだと私は思います。
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