「ギャラリー酔いどれ」から転載。
毎度ながら、いい記事をピックアップしてくれる。私自身は真面目なサイトを読むのが苦手なので、このような「リーダーズ・ダイジェスト」的なサイトがあると非常に助かる。って、これ、前にも書いたなwww まあ、時々、ご自分の稚拙な絵(失礼!)を載せるのはご愛嬌だ。時々はまた私のまったく知らない名画を載せてくれることもあるし。
さて、下の記事については、なるほどそういう動きがロシアで進行中なのか、と今は思うだけで、「成り注(マスコミジャーゴンで、「成り行きに注意」のこと)」の段階であるが、注意を向けさせてくれただけでもありがたい。
プーチンのユダ金との戦いはなかなか終わらない。これはまたロシアという国とユダ金との戦いでもある、ということをロシア国民はおそらく理解している。だからこそ、プーチンの支持率はあれほど高いのだと思う。さて、日本にもプーチン的な政治家が現れないだろうか。つまり、表の政治だけでなく、裏の権力闘争にも強い、しかも国民の側に立つ政治家である。
アメリカではユダ金がまだヒラリー大統領の実現をあきらめていないらしく、トランプ支持を表明していた「選挙人」に公約違反をさせてヒラリーに投票させようと画策しているらしい。まったく、頭が七つくらいある蛇のようなもので、いくら頭を潰しても死なない。こういう連中だからこそ、世界を手中に収めてきたのだろう。この件についての記事を「引用2」としておく。
(以下引用)
粛清によるプーチン体制固め、
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-d7c5.html
マスコミに載らない海外記事 2016年11月24日 (木)
◎
プーチン(とうとう)メドベージェフ内閣を粛清☆http://www.unz.com/tsaker/
putin-is-finally-purging-the-medvedev-government/
The Saker 2016年11月17日
アメリカ大統領選挙の結果に世界が没頭している間に、
ウラジーミル・プーチンは、実に驚くべきことを行った -
強要と賄賂のかどで、メドベージェフ内閣の経済発展相、
アレクセイ・ウリュカーエフを逮捕したのだ。
今夏以来、電話がロシア治安機関に盗聴されていたウリュカーエフは、
深夜、200万ドルを所持して逮捕された。
プーチンは翌朝、彼を正式に首にした。
ウリュカーエフは、ロスネフチ(国営の巨大ロシア石油企業)が、
バシネフチ(もう一つの巨大石油会社)の株の50% を取得することになった評価で、
200万ドルの賄賂をゆすり取ったとロシア公式筋は言う。
どうやら、ウリュカーエフは、ロスネフチ社長で、
ウラジーミル・プーチンやロシア治安・諜報機関と親密と見なされている
イーゴリ・セチンを脅そうとしたもののようだ。
そういうことになっている。
公式説明によれば、国有企業が政府幹部に賄賂を送ったのだ。
これが腑に落ちるだろうか?
電話会話を盗聴されて、連邦保安サービスに、一年以上、
しっかり監視されていた政府幹部というのは、どうだろう -
これが腑に落ちるだろうか?
これは全く腑に落ちないもので、ロシア当局もそれは重々承知だ。
だが、これは公式説明だ。
すると、一体何がおきてきるのだろう?
ここに、プーチンのメッセージがあると思われるだろうか?
もちろん、ある!
賄賂をもらった国防大臣アナトリー・セルジュコフを覚えておられるだろうか?
彼は、まず職を首になってから逮捕された。
だが
今回、真夜中に逮捕されたのは、現役閣僚なのだ。
数時間、彼の部下は、彼と接触さえできなかた -
彼らは彼に何が起きたのか全くわかっていなかった。
これは間違いだったのだろうか? とんでもない。
ウリュカーエフの拘留され方は、まだ権力の座にある、他のあらゆる
第五列に、
できる限り強烈な恐怖感覚を染み込ませるよう、入念に振り付けられていた。
実に多くの意味で、ウリュカーエフは、全ての
“汎大西洋統合主義者”(
クレムリンの中で、ロシアを、アメリカが支配する国際安全保障体制に
統合させたがっている連中)の象徴だったのだから。
ウリュカーエフは、400’000ユーロの賄賂を受け取ったかどで、6月に、
目立つ逮捕をされて拘留されたニキータ・ベーリフ、キーロフ州知事と同様、
リベラルとして知られていた。
ウリュカーエフは、汎大西洋統合主義者と、
ロシア“
リベラル”
(つまり“
ワシントン・コンセンサス”派)セクトの忠実なメンバーで、
過去にエゴール・ガイダルと、アレクセイ・クドリンと仕事をしたことがあり、
今回、いわゆる
“権力省庁”(国防、治安、諜報)の最高幹部集団、
ロシア“シロビキ”によって打倒された
究極の象徴と見なすことが可能だとさえ言えよう。
FSB経済安全保障サービスのトップ、セルゲイ・コロリョフ
即座に、全員がこれを理解し、人気ウェブサイトGazeta.ruの
“シロビキ、ウリュカーエフを打倒”と題する大見出しほど明らかなものはなく、
そこには、このドラマの主役、意志の強そうな男、ウリュカーエフを打倒した
と見なされているFSB経済安全保障サービスのトップ(この写真の人物)
セルゲイ・コロリョフの写真が載っていた。
今年4月、私は内閣粛清が起きつつあると予言した。
もっと早く起きるだろうと思っていたことを告白しなければならない。
どうやら、プーチンは、アンクル・サムが自らの内政問題で多忙なうちに、
行動すると決めたようだ。
もしそれが本当に、遅い時期になった理由なら、ロシア国内で、
アメリカが依然、保持している影響力を物語っている。
ウリュカーエフ逮捕が、トランプとプーチンの電話会話の後で行われたことに注目して、
トランプが、プーチンに、逮捕を進めてよいと言ったのかも知れないと
示唆している評論家もいる。
それは、もちろん、全くのたわごとだが、それで、プーチンを悪くみせかけられるなら -
第五列連中には、それで十分なのだ。
次に粛清される可能性のある‘候補者’リストは長大で、
アルカージー・ドヴォルコーヴィッチ副首相、イゴール・シュワロフ第一副首相、
エリヴィラ・ナビウリナ・ロシア中央銀行総裁、アントン・シルアノフ財務相、
そして、もちろん、ドミトリー・メドベージェフ首相などの名前がある。
ウリュカーエフは、多数の中の一人にすぎない。
それでも、彼は確実に、最高レベルの標的で、また彼の逮捕のされ方は、
クレムリンにいる、他の第五列連中全員の背筋を凍らせたに違いない。
彼の電話がそれほど長期間盗聴されていた事実だけでも全く想像できず、
プーチンの粛清から安全な人はいないという事実を明らかに示している。
そして、それ自体、実際、最も歓迎すべき変化だ。
メドベージェフ政権の全員、今や、FSBによる厳しい監視のもとで、
彼/彼女の生活を過ごしていることを思い知らされたのだ。
ウリュカーエフに、今後何がおきるかは、実際、ほとんど重要ではない。
彼は正式に罪状認否手続きの対象で、今後、彼の案件は更に捜査され、
ウリュカーエフは裁判を受けることになる
(現時点では、彼は拘留されただけで、今後二カ月間、自宅監禁される)。
彼は、禁固15年と、彼が得た賄賂の70倍の罰金という目にあう可能性がある。
ロシア憲法上の、20年間の大統領恩赦のおかげで、刑期を免れたセルジューコフの例
から判断すると、プーチンは敵に対し、何らかの報復をする気はなさそうに見える。
だが、たとえウリュカーエフがシベリア・タイガの新鮮な空気を享受できなくとも、
彼は既に大物としては終わっており、
そして、それがプーチンにとって大いに重要なのだ。
ここで重要なことは、一晩にして、最高レベルのロシア大臣が、
大臣事務所から、留置場行きとなったことで、全く誰も、
そういうことを予想せず、防ぐこともできなかった点だ。
ともあれ、またしても、これは、100%プーチン風の出来事だ。
いかなる警告も皆無で、何のヒントすらなく、即効の結果をもたらす突然の劇的行動。この出来事の至る所で、彼の“痕跡”は明らかだ。
とりわけ、連邦保安庁筋が、ロシア・マスコミに、
アルカジー・ドヴォルコーヴィチとアンドレイ・ベロウソフも捜査中だ
と語った以上、ロシア国内での、この逮捕に対する反応は予想できる。
例えば、アナトリー・チュバイスは“大衝撃”を受けたと述べた。
この展開は“私の理解の外れ”にあったと言った
メドベージェフ首相の反応はもっと優れている。
汎太平洋統合主義者連中の必然的な反応をみるのは興味深いことだろう。
もし連中が本当に負けたと感じれば、“あらゆるレベルで、腐敗と戦う”
必要性のお世辞を言って、低姿勢を維持するだろう。
もし連中に依然、多少の闘志があれば、彼らは“スターリン主義”弾圧、
“1930年代風粛清”の復活と、
民主主義に対する“新たなテロ・キャンペーン”だと非難するだろう。
唯一の“価値観”が「金」である欧米商業マスコミは、
ロシア“秘密警察”がいかにして、“起業家”を弾圧し、
それが、いかにロシア経済を損ねる結果になるかを書きまくるだろう。
基本的に、プーチンが、悪名高い7人の銀行家を粉砕した際、
我々全員が耳にした泣き言の繰り返しだ。
エルトン・ジョンが“我々もその映画は見た…”と歌っているように。
プーチンを猛烈に憎悪する民族主義者連中は、これは、余りにわずかで、
余りに遅過ぎると言うだろう。
長年、連中は、汚職と、最高位の政府幹部たちが決して捜査されないことに
文句を言っており、自分たちの願いがかなった今、
“余りにわずかで、余りに遅過ぎる”のだ。
だが彼らは、ヤブロコやパルナスなどの親欧米政党と同様、
ロシアの大衆からほとんど信頼されていないので、それも大した問題ではない。
主要マスコミや政治評論家はすべて、プーチンに総立ちで拍手している。彼らはメドベージェフ内閣内部の
親米第五列を意味する“
政府内の経済圏”に、
何ヶ月も、声高に、絶えず文句を言ってきた連中なのだから、
これは全く驚くべきことではない。
全く文字通り、あらゆる主要な政治評論家たちが、この“経済圏”の粛清と、
ロシア経済政策の根本的変革を請い願っていたのだ。
ともあれ、彼らが悪人を一人粛清したのは、始まりとしては良いが、
更に多くの首が転がり落ちる兆しも、
ロシアの経済進路が、ワシントン・コンセンサス的政策から、最終的に離脱して、
より必要とされている国内成長政策によって置き換えるようすも無い。
だがプーチンを知っている我々は、兆しを期待すべきではない。行動だけだ。
本当の変革を実現する唯一の方法は、まさに、人ではなく、体制の変革なのだが、
ロシアでも、アメリカ同様、人を変えるほうが、体制を変えるより遙かに容易だ。
これまで、プーチンは、最悪な人物の一部を追い出すのに成功したに過ぎないが、
非常に素晴らしい人々を取り入れたのは彼の功績だ。
アメリカとの戦争の脅威が大いに低減し、アンクル・サムが自国内の苦闘で
多忙になるであろう現在、
プーチンが最終的に、
ロシアを、ワシントン・コンセンサスから解放させるための、
何らかの非常に強力な行動をして、経済的な意味でも、
ロシアが本当の主権国家になるのを可能にしてくれる
本当の愛国者と置き換えるのを私は期待している。↑
日本にとっては悪くはない。 メドベージェフ一派は偽ユダヤ、親米・反日です。
(引用2)コピーして不要部分をカットしたら、空白部分自体を消すことができなくなって、しかも、その空白部分をデリートするとますます空白が大きくなってしまい、本文記事との間が異常に開いた不細工なものになっているが、許容願いたい。いろいろと、マスコミ側のコピー対策が行われているのかもしれない。当のマスコミ自体はネット記事泥棒の常習犯だと思うのだがwww なお、「時事通信」はユダ金マスコミの元締めの一つだと私は認識している。この記事自体が一種の「観測気球」で、世論の反応を見るとともに、実際にヒラリー大逆転が起こった時のショックをやわらげておく意図があるのではないだろうか。「まあ、そういうこともあるさ」「シカタガナイ」で世間が済ませてくれればいいわけだ。
くすぶる「トランプ降ろし」=選挙人投票で逆転狙う―米大統領選
時事通信
【ワシントン時事】米国で共和党の実業家トランプ氏の大統領就任を阻もうとする動きがくすぶっている。トランプ氏は8日に行われた大統領選の一般投票では勝利したものの、形式的には12月19日の選挙人投票で過半数270人の支持を得なければ、大統領には就任できないためだ。
トランプ氏は一般投票で29州で勝利。選挙人290人を獲得したとされる。しかし、選挙人は憲法上、一般投票の結果に従うことを義務付けられておらず、実際にはトランプ氏は獲得にめどを付けたにすぎない。歴史上、有権者の意思に背く「不実な選挙人」が現れた例は何回もある。
不実な選挙人が続出すれば、12月19日の選挙人投票の結果、トランプ氏の獲得選挙人が当選ラインを下回る可能性もゼロではない。反トランプ勢力が思い描くのはそんなシナリオだ。
ある団体は民主党のクリントン前国務長官の当選を目指し、クリントン氏への投票を選挙人に要求する署名を募集。これまでに450万人以上の賛同者が集まった。米メディアによれば、選挙人の一部はトランプ氏にもクリントン氏にも投票しないよう「選挙人仲間」に働き掛けている。
ただ、近年の大統領選では不実な選挙人は1回当たり1人がせいぜい。州法で選挙人の勝手な投票を禁じている州も半数以上あり、実際に「トランプ政権」の誕生を止められる見込みはほとんどない。このため、これとは別に、接戦だった州で票の数え直しなどを求める動きも強まっている。
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