原子力や化石燃料から自然エネルギー(再生エネルギー)への進路転換は世界的に明らかな流れだろう。それに逆行しているのが日本や中国(確か日本が原発を売り込んでいるはずだ。)であるが、中国はこれから産業が大発展するはずだから電力の巨大需要があるとして、少子化で必然的に経済衰退期にある日本が原発に拘る合理的な理由は無い。
まあ、政府の意図は、いつでも原爆用プルトニウムを製造できる体制を維持するということなのだろう。だが、原発が存在することによる国民生活の危険性は福島原発ではっきり証明されたのに、それでも原発を維持推進するのは、国民の生命と安全を無視し、単に「原発村」の既得権維持のためであるのも明白である。
(以下引用)
まあ、政府の意図は、いつでも原爆用プルトニウムを製造できる体制を維持するということなのだろう。だが、原発が存在することによる国民生活の危険性は福島原発ではっきり証明されたのに、それでも原発を維持推進するのは、国民の生命と安全を無視し、単に「原発村」の既得権維持のためであるのも明白である。
(以下引用)
EU
再生エネ、石炭火力超え 17年の発電量
【ブリュッセル八田浩輔】欧州連合(EU)で2017年の風力、太陽光、バイオマスによる発電量が初めて石炭火力を上回った。独英のシンクタンクの調査で明らかになった。EU域内では地球温暖化の原因となる温室効果ガスを多く排出する石炭火力の段階的廃止を打ち出す国が広がっており、再生可能エネルギーへのシフトが着実に進んでいる。
シンクタンクのアゴラ・エナギーベンデ(独)とサンドバッグ(英)が加盟国の17年のデータを独自にまとめて1月末に報告書を発表。それによると、発電量の構成比では、風力11.2%▽太陽光3.7%▽バイオマス6%--で、これら三つの合計で石炭の20.6%を上回った。水力(9.1%)を加えた再エネの合計は30%に達する。一方、原子力は25.6%だった。
顕著な伸びを示したのは風力だ。洋上風力を含めた投資の拡大や発電に良好な気象条件が重なり、発電量は前年比で2割近く増えた。国別では英独がけん引し、過去3年間の再エネ発電量の増加分の半分以上は両国でまかなっている。また報告書では、10年以降のペースで再エネの導入が進めば50年にはEU全体で総発電量に占める割合が50%に達することも可能だとした。
脱石炭は世界的に進んでおり、欧州でも東欧以外で鮮明となっている。17年には新たにオランダ、イタリア、ポルトガルが30年より前に石炭火力を廃止する政策目標を発表。英仏も25年より前の脱石炭の達成を掲げている。例外的なのはドイツで、東京電力福島第1原発事故を受けて脱原発を選択した影響で電力消費の約4割を石炭火力に頼り、廃止時期を明示できていない。
一方、電力の8割を石炭でまかなうポーランドを中心に東欧は石炭への依存度が引き続き高く、再エネの普及も遅れている。
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