徽宗皇帝のブログ

「田中宇の国際ニュース解説」記事の冒頭で、続きは会員限定だが、この冒頭部分だけで十分だろう。
まあ、国際政治について表マスコミだけでなくネット記事などを広く読んできた人間には、常識的な見方にすぎないだろうが、９１１以降の世界政治とは「杜撰な陰謀が露骨に世界を支配してきた」のであり、表マスコミの報道しか知らない人は物事を論理的に考えること自体が不可能になり、起こった出来事へのマスコミの解説だけを信じる「盲信者」になるしかないのである。しかし、ネットにいつも触れている若者が政治的判断力が付くかというと、それも期待できない。彼らは「現在の快楽を高める」ことにしか興味は無いからだ。それが若者の国政選挙への低投票率の根本原因だ。ネットの政治記事など読まないし、特に政権批判記事は怖くて読まない。「読むだけで同調者扱いされるのではないか」と思うわけである。

（以下引用）

◆タリバンの復権
　【2021年8月18日】911以来のテロ戦争体制は、諜報界イスラエル軍産の米国側がISアルカイダを涵養支援してテロをやらせ、タリバンやサダムやイランやアサドにテロリストの濡れ衣を着せて敵視・侵攻し恒久戦争体制を作るものだった。その真犯人の米国が撤退していくのだから、今後のアフガニスタンや中東はテロや戦争が減って安定する。もし今後のアフガンや中東でテロが増えたりISカイダの活動が活発化したら、それはタリバンやイランのせいではなく、米イスラエル軍産・諜報界が、中露覇権への妨害や多極化遅延策として最後っ屁的なテロ支援活動をやるからだ。