荒川央 (あらかわ ひろし)さんのサイトより
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/ne01e73fd71db
今迄陰謀論として言われてきたことを調べていかないとなぞは解けないでしょうね!
突然今回始まったわけではありませんからね。
<転載開始>

今回は、私が現在持っているたくさんの疑問についてお話ししたいと思います。コロナワクチン、コロナパンデミックについては、実際分からない事だらけなのです。また、ワクチン推進派にとって不利な情報の多くは検閲され、削除され続けますので、公平な情報へのアクセス自体が難しいという側面もあります。


以下に書く私の認識事項に「事実誤認」がありましたら、是非ご指摘いただけると助かります。実際私一人では調べる能力も時間的にも限度があり、認識や情報が不足した状態で、今後の記事にまとめる事は極力避けたいと思うのです。皆様からの集合知としての助力を頂く事ができましたら、情報収集の上でも大変ありがたく存じます。また、下記の事項とは直接関係無かったとしても、一般的に参考になりそうな情報でもありがたいです。それらも踏まえ、もう少し考えがまとまったら、それぞれの疑問について順に記事にしていこうと思っています。



1) なぜワクチンに使われる遺伝子の毒性を無くさなかったのか?


ワクチンの作製方法はいくつもありますが、基本的にはワクチンは健康な人を対象とするものですので、毒性をなくす、あるいは極力0に近くする事が原則です。遺伝子ワクチンはもともと遺伝子操作で作られていますので、スパイクタンパクの毒性をなくす事自体は簡単です。例えばACE2結合部位にアミノ酸置換を入れたり、欠失を入れたり、といった方法を用いる事もできるでしょう。そもそも抗体が認識するのはタンパクのほんの一部です。抗原の抗体結合部位は一般的にはアミノ酸5~8個くらいです。全長のスパイクタンパク遺伝子を使う必要もなく、タンパクの半分や一部分でもワクチンとして十分機能するはずです。毒性のある遺伝子を毒性を意図的に無くさないまま使っているのだとすれば、私はそのデザインに何らかの悪意を疑います。


2) コロナワクチンの「全長遺伝子配列」は公開されているのか?


ファイザー、モデルナのRNAワクチンのデザインは何が同じで何が違うのか。アストラゼネカのDNAワクチンのスパイクタンパクも全長を使っているのか。プロモータや転写制御配列はどうなっているのか。分子生物学は私の専門分野なので、遺伝子配列を眺めるのは割と好きなのです。全長遺伝子配列が分かれば、そこから読み取れる情報もあるかもしれません。


3) コロナワクチンに使われる遺伝子がゲノムに挿入された場合のセーフティガードは無いのか?


確率がどれくらいなのかはっきりとは分かりませんが、RNAが逆転写されてゲノムに挿入される事もあり得ます。また、DNAワクチンの場合はより頻繁にゲノムへの挿入が起こり得ます。そうなると、コロナワクチンを接種した人は一生体内でスパイクタンパクを作り続ける事にもなるかもしれません。


細胞生物学の手法には「ゲノムに挿入した遺伝子を切り出す技術」があります。その時に使われる遺伝子組換え配列もよく知られています。例えばloxP配列などです。そうした配列をワクチンに組み込んでおけば、いざとなった場合もゲノムからDNA断片を切り出す事が可能になります。そういった配列を組み込む事自体はそれほど難しい技術ではありません。では、コロナワクチンにはそうしたセーフティーガードを仕込んでいないのか?仕込んでいないとすれば、それは何故なのか?私が把握している限り、このワクチンはそのセーフティーガードを省いたデザインに見えるのです。


もしどなたかご存知でしたら情報をお願い致します。またコロナワクチンの全長遺伝子配列が分かれば、私自身で解析して検証もできます。


4) そもそも新型コロナウィルスは存在するのか?


これはこのコロナパンデミックの大前提ともなり得るでしょう。私も確信が持てず、この命題については今までのところブログ内では意図的に触れてきませんでした。なぜ日本を含む世界中の各自治体や政府、研究機関に「新型コロナウィルスの存在」の根拠を問うても、誰もその明確な答えを示せないのでしょうか。これは「無い事の証明」ではなく「ある事の証明」ですから、実際に存在するのであれば、根拠となる論文なり該当のwebサイトを紹介したりすれば良いわけで、さほど難しい事ではないはずです。国立感染研、CDCなどの研究施設も「単離」した株を持っていないのでしょうか?



5) 新型コロナウィルスは「単離」されているのか?


この話題に関連する話では、しばしば用語が混乱しているように見受けられます。「分離」と「単離」の違いです。「分離」とは混合物をある成分を含む部分と含まない部分とに分ける事です。これに対して「単離」は一つの成分のみを取り出す事です。「分離」は単に「separate」の訳語として使われる事も多いですし、「分離」と言う言葉には曖昧さが伴います。英語の「isolate」の訳語は「分離」よりも「単離」の方が適切かと思います。これは決して分離という言葉を使われている方を批判しているわけではありません。実際に専門家達の中でも曖昧に使われている部分でもあると思っています。


最近紹介した米国アカデミー紀要の論文で使っていたSARS-CoV-2はBEI Resourcesのものです。SARS-CoV-2を「単離」したとする論文もあるようです。しかしながら、論文中ではその純度などがはっきりしません。単離したウィルスの生物学的、化学的、物理的、光学的、病理学的性質を解析したという研究も今のところ見つかりません。


新型コロナウィルスを「単離」した根拠となる論文はあるのでしょうか?私にもこれが分からないのです。もしあるとすれば、自治体や各国政府は新型コロナウィルスの存在証明を要求された時にその論文を引用すれば良いだけです。


仮にまだ新型コロナウィルスが「単離」されていないと仮定します。その理由は「単離」が極端に難しいのかもしれません。新型コロナウィルスが存在しないのかもしれませんし、「単離」されると都合が悪い事があるのかもしれません。



6) 遺伝子配列は新型コロナウィルス存在の証拠となるのか?


実は私自身でも新型コロナウィルスの全長遺伝子配列を調べた事もありますし、データベースからディープシークエンスの生データをダウンロードして解析した事もあります。結果、「それっぽい配列」自体は確かにあるのです。ただし、これだけではウィルスが存在するという十分な根拠にはなりません。純度99%のウィルスでも1%のウィルスでも同様の結果に見せかける事が可能だからです。


ディープシークエンスのデータは、一旦DNAを細切れの短い断片にバラバラにして遺伝子を解析し、それをコンピュータの統計解析で繋ぎ合わせたものです。この際に参照配列との比較で遺伝子解析をすると、純度の低い配列でも検出は容易にできるのです。そうすると、ウィルスAの遺伝子配列を調べているつもりが、実はウィルスA'、A''、A'''の3種類由来の配列を繋ぎ合わせてしまっていて、Aというウィルスは存在しない架空のものだった、という可能性も出てくるのです。


繰り返しになりますが、ウィルスの病原性を明らかにするにはウィルスを「分離」しただけでは不足です。単一のウィルスのみをほぼ純度100%で精製、つまり「単離」する必要があります。そもそもコロナは現在世界中でこれほど「大流行」しているのです。コロナウィルスの感染実験に適した細胞株もありますし、ウィルス学や感染症の専門家にとってそれが不可能なほど難しいとは到底思えません。単一のウィルスに精製しなければ、生物学的、物理的、化学的、病理的性質が調べられません。実は遺伝子配列を調べている細胞上清分画には10種類のウィルスが混じっていて、配列はそのうちウィルスAとBとCの混ぜ物で、顕微鏡写真はウィルスDのもので、感染性や毒性はウィルスEとFによるものだった、という可能性すらあるわけです。


実は、存在するかしないかの境界線は曖昧です。現在の技術レベルではウィルスゲノムでもバクテリアのゲノムでも、設備があれば「合成」する事が可能だからです。化学合成と生物合成を組み合わせる事で、自然には存在しないウィルスやバクテリアでも合成する事自体はできてしまうのです。今現在の時点で無かったとしても、1ヶ月もあれば作る事ができるかもしれません。そういった理由からも「存在する」はず、「存在しない」はず、どちらも現時点で断言するのは私にはためらわれるのです。



7) 新型コロナウィルスが存在すると仮定して、それは自然に発生したものか?または人工的に作られたものか?


自然に発生したものと仮定すると、なぜコウモリの生息場所の辺境ではなく大都会の中心、しかも安全管理レベル4のウィルス研究所の付近で発生したのか?


なぜ新型コロナウィルスは、エイズウィルスが持つようなフリン切断部位を持つのか?普通のコロナウィルスにはフリン切断部位は存在しないのです。


このように現在流行中のコロナウィルスと言われているウィルスには不自然な点がたくさん見られるのです。



8) PCR検査法の実態がよく分からない


コロナウィルスとインフルエンザウィルスをPCRで区別できない話を聞く事もあります。確かに「コロナパンデミック」の期間中「インフルエンザ感染者は激減」していましたし、PCRの検査結果自体を私は大きく疑っています。ただ、コロナウィルスの死骸のかけらや類似のコロナウィルスがPCR陽性となる事はあっても、PCRの原理上、さすがにインフルエンザウィルスの遺伝子とコロナウィルスを混同する事までは考えにくいのです。本当にそのレベルの混同が可能になるのか。


いったいコロナパンデミックにおけるPCR検査とは何なのか。単にCt値だけの問題なのか?世界中の膨大な数の感染者において、デルタ株などの亜種を本当にPCRで区別しているのか。実際に使われているキットや現場でのその運用法なども腑に落ちない事だらけなのです。


9)コロナワクチンのロット差はどれくらいあるのか?


地域や国または接種会場ごとによって報告される副反応に違いがあるように見受けられるのです。考えられる要因としては、コロナワクチンに使われる成分やその量にそれぞれ何らかの違いがある、いわゆる「ロット差」があるのかもしれないと思っています。では実際にロット差があるとすれば、それはワクチンの製造過程などで偶発的に起きているものなのか、あるいは「治験」のための意図的なものか。


10) コロナワクチンには公表されているもの以外は入っていないのか?


私も酸化グラフェン等の噂自体には興味を持っています。ただ、現時点ではまだはっきりした事がわからないので話しづらい、というのが正直なところです。それでも「コロナワクチンの話とは切り離して」、グラフェンとは何か、グラフェンは脂質ナノ粒子とはどのように相性が良いのか、グラフェンの毒性はどういうものか、といった話なら「科学的に」問題無いでしょう。