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徽宗皇帝のブログ

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世界的心理作戦としての「イスラエル・パレスチナ」戦争


「耕助のブログ」から転載。
同種の記事はネットに溢れているし、全部を読んでいる暇も無いが、下の記事は実に読みやすく、文章と論理が明晰である。「サイオプ」とはおそらく「サイキック・オペレーション」の略だろう。もちろん、その主体はDSとその配下の欧米政府で、対象は世界全体である。
「ガザに盲(めし)いて」というタイトルの小説(未読)があったが、我々は現在のガザの悲劇の前に盲目化することが無いようにしたいものだ。


(以下引用)

No. 1941 イスラエル攻撃


SOVEREIGN BRAH


@sovereignbrah


ここ数日、イスラエルの状況を注視してきた。以下は、私が知っていること、そして私の率直で正直な考えである:

  1. イスラエルは、ハマスから大規模攻撃があるというエジプト当局からの情報を無視することを選んだ。
  2. 複数の元国防総省兵士とイスラエル諜報部員がネット上で名乗り出て、イスラエルがこの攻撃を事前に知らなかった、あるいは防げなかった可能性は0%だと述べた。
  3. 私たちは、ハンググライダーに乗った野暮なテロリストたちが、地球上で最も厳重に防衛され、監視されている国のひとつに飛び込むのを見ただけである。
  4. テロ攻撃から48時間も経たないうちに、アメリカとイランの戦争やパレスチナ人の大量虐殺を支持する声が大きくなるのを目にしている。

米国人の牧師や、以前は冷静だった世界の有力者たちが、完全に正気を失い、大量虐殺を呼びかけるのを目の当たりにしている。驚くことではないが、見ていて狂気的である。過去3年間の出来事から学んだことがあるとすれば、人々は感情的になると、批判的思考は完全に無視されることがあるということだ。人々は非常に暗示にかかりやすくなり、結果を考えずに極めて危険な結論を急ぐようになる。イスラエルのこの状況でまさにそれを見ているのだと思う。私は真珠湾攻撃と9.11を思い出す。いずれのシナリオでも米国政府は攻撃に先立って情報を得ていたが攻撃を防ぐことを選ばなかった。なぜか?


米国政府は地政学的な目標を達成するためなら米国市民の命を犠牲にすることも厭わなかったのだ。真珠湾攻撃は第二次世界大戦に参戦する正当性を与えた。9.11は、中東を侵略し、米国の軍産複合体と監視体制を大幅に拡大する正当性を与えた。これらは米国民が目撃した、残忍かつ極めてトラウマ的な出来事だった。感情的なトラウマが人々を感情的な熱狂に駆り立てたのだ。これらの攻撃に対し、米国はたった一つのことを求めた:敵の血だ。私は今、同じ心理作戦(サイオプ)が展開されているのを見ている。


人々は熱狂的な流血への渇望に駆られている。血に飢えるあまり、人々はいくつかの重大な事実を見落としている:


1.何一つ辻褄が合わないという事実


2.罪のない一般市民が大量虐殺の危機にさらされている、そして


3.中東での暴力の激化とイランとの戦争は、どちらも「地球上の他の地域が第三次世界大戦に巻き込まれる」危険をはらんでいることだ。


この週末にイスラエルで起きたことは、明らかに心が痛むようなひどい出来事だ。しかし私はイスラエルのいわゆる “諜報の失敗 “を信用していないし、イランとの戦争を呼びかけるワシントンの蛇たちも信用できないし、罪のない市民を露骨に大量虐殺しようと呼びかける感情的に熱狂するインフルエンサーの誰ひとりとして、私はもはや信用することはできない。これは歴史の決定的瞬間だった。真珠湾攻撃、9.11、新型コロナ、ウクライナ戦争の開戦、等々と似ている。そして多くの人々が翻弄された。難しい。


人々は完全に仮面を外し、混乱と高揚した感情の瞬間に冷静な判断力を行使できないことをさらけ出した。そして今、私たちは第三次世界大戦の瀬戸際にいる。これは注目に値する。これから10年間、混乱が続く可能性は高いだろう。


さらなる心理作戦が行われるだろう。もっと冷静になるべき時が来るだろうが、人々はその代わりに感情的になってしまうだろう。


冷静さを保ち、誰に影響されるか、慎重になること。政府や諜報機関は、このようなことが起きると、莫大なリソースを投じてソーシャルメディア上で心理作戦を絶え間なく展開することを認識すること。


混乱がピークに達するときは、 歴史が示すように、ほとんど常に隠された意図が実行されている。そしてその隠された意図は、常に望ましい結果を容易にするために私たちの基本的な感情に付け入るように設計されている。


今夜、世界の平和を祈ろう。


Thanks.


2023年10月10日


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