副島隆彦の「学問道場」の重たい掲示板(だったと思う)の記事の前半である。なかなか面白い情報(特に「参政党」関係)があり、半分は頷き、半分は首を傾げたくなる副島の「意見」もあって、全体的にはかなり有益な記事だろう。
私もチョムスキーという人物は少し怪し気に思っていたが、副島の意見は参考になる。まあ、人相としては善人に見えるが、学界では善人が背後の存在に「利用される」ことは多い。それに、学問世界の人間が政治世界(リベラル陣営)の旗振り役や御意見番になるというのはおかしな話である。学者とは言っても、言語学というのは学問かどうか怪しいとも言えるし、しかも「新理論」を標榜するのも怪しいところだ。言語というのは「理論」の世界ではなく、既に存在するものを分析して考察するものだろう。
chat GPTやAIについて「機械は思考することはできない」と言い切っているのも果断である。確かに、人工知能と呼ばれる存在は、膨大なデータを処理することで何かを作り出しているが、それは一見「思考の結果」に見えるだけのことで、要するに「1+1=2」を繰り返した結果でしかない。ただ、現代では「一見、人間の思考の結果」に見える存在が社会に溢れ出しているというのが厄介なところだ。
昔、大江健三郎の息子、大江光が、知能指数は低かったが音楽好きで、モーツァルトにそっくりな曲を作ったのだが、それに似ている気がする。まあ、機械的にベートーヴェンやチャイコフスキーの特徴を持った音楽や、ゴッホやセザンヌに似た絵がどんどん生み出されるのがこれからの世界だろうが、そうなると、創造とは何か、人間の知的努力とは何か、というのが哲学的な問題になりそうだ。それは「人間の価値」とは何か、という問題でもある。
芸術はともかく、少なくとも、法律や医学の世界ではまもなく機械による処理が人間の作業を質的に上回るだろう。政治すらも機械による判断のほうが明らかに人間の判断よりマシだと思われる。機械は「ルール」に厳密に従うから、憲法違反の判断は不可能だからだ。ただ、現在は「言葉の厳密な解釈」自体が不可能だから、機械による判断も不確かなだけだ。(人間よりははるかにマシだろうが)
(以下引用)
私もチョムスキーという人物は少し怪し気に思っていたが、副島の意見は参考になる。まあ、人相としては善人に見えるが、学界では善人が背後の存在に「利用される」ことは多い。それに、学問世界の人間が政治世界(リベラル陣営)の旗振り役や御意見番になるというのはおかしな話である。学者とは言っても、言語学というのは学問かどうか怪しいとも言えるし、しかも「新理論」を標榜するのも怪しいところだ。言語というのは「理論」の世界ではなく、既に存在するものを分析して考察するものだろう。
chat GPTやAIについて「機械は思考することはできない」と言い切っているのも果断である。確かに、人工知能と呼ばれる存在は、膨大なデータを処理することで何かを作り出しているが、それは一見「思考の結果」に見えるだけのことで、要するに「1+1=2」を繰り返した結果でしかない。ただ、現代では「一見、人間の思考の結果」に見える存在が社会に溢れ出しているというのが厄介なところだ。
昔、大江健三郎の息子、大江光が、知能指数は低かったが音楽好きで、モーツァルトにそっくりな曲を作ったのだが、それに似ている気がする。まあ、機械的にベートーヴェンやチャイコフスキーの特徴を持った音楽や、ゴッホやセザンヌに似た絵がどんどん生み出されるのがこれからの世界だろうが、そうなると、創造とは何か、人間の知的努力とは何か、というのが哲学的な問題になりそうだ。それは「人間の価値」とは何か、という問題でもある。
芸術はともかく、少なくとも、法律や医学の世界ではまもなく機械による処理が人間の作業を質的に上回るだろう。政治すらも機械による判断のほうが明らかに人間の判断よりマシだと思われる。機械は「ルール」に厳密に従うから、憲法違反の判断は不可能だからだ。ただ、現在は「言葉の厳密な解釈」自体が不可能だから、機械による判断も不確かなだけだ。(人間よりははるかにマシだろうが)
(以下引用)
[3539]参政党の謀略反ワクチン扇動 と 核戦争のシミュレーション画像 | 投稿者:副島隆彦 | 投稿日:2023-04-17 19:58:40 | ||
副島隆彦です。 今日は、2023年4月17日(月)です。 以下に載せるのは、南雲香織(なぐもかおり)という 女性、ということになっているが、どうも、怪しい。おかしい。以下の ツウイターの文には、私も一瞬、騙された。 南雲香織 @nagunagumomo 2023年4月11日のツイート 副島隆彦です。私でも、この勇ましい文を読んだときは、ほう、こんな元気な女性が現れたのか、と思った。だが、どうもこの文は、男が書く文であって、とても、30代の女が書ける文ではない。政治活動家歴が長い男しか、こんな煽情的な 扇動文(アジテイションの文)は書けない。 私は、このあと、この「女」( 実在しないようだ) の ツウイターの文を、読んでいったら、反(はん)ワクチンで、勇ましく、ずっと、ワクチン反対の、激しい言論をずっと書いている。 その中に、参政党を支持している、反ワクチン活動家の吉野なんとかというレーザーで外科手術もする歯科医師 や、内海聡(うつみさとし?)というおかしな反ワクの医師 のことを支持している、とあって、あらら、どうもこの女は、おかしい、と私は気づいた。 参政党(さんせいとう) の代表の神谷崇幣(かみやそうへい)というのは、おかしいを通り越して、こいつは、幸福実現党から、一気に、改名して、集団で、党名を変えて、全国で、170万人ぐらいの選挙票(各県で、きっちりと 5千票ずつ。かける46県で170万 )をもっている政党 の党首 だ。 凶悪な男だ。 こいつらは、統一教会(とういつきょうかい。Moonies ムーニー)の別動隊だ。私たちは気を付けなければいけない。 私が、弟子たちに聞いたら、この南雲(なぐも)という帰国子女を名乗る 女は、 AI(エイアイ)の技術で、合成で作られた女で、実在しないという。 参政党は、こういう 高度の政治謀略( maneuver マニューヴァー )のテクニックを持っている、恐ろしい政治団体だ。これで、コロナウイルスの ワクチン接種に、激しく怒って、反対している 反ワクチン運動の支持者( 略称。反ワク。世界中では、英語で、antivaxxers アンチヴァクサーと言う)たちを、上手に、コロッと 騙(だま)して、だまくらかして、自分たちの政党の方に、搦(から)め取ってゆく。 ほんとうに、こいつらは、こういう高度の、大衆扇動の、策略技術を持っている。皆さん、用心して、気を付けてください。 今、急に騒がれてるようになった、chat GPT (チャット・ジー・ピー・ティー)という、AI(エイ・アイ、人工知能)を使った、言語処理技術で、自動的に、さらさらと、どんどんテキストを、自分の望むように、製造してくれる、マシーンが出来たのだそうだ。 chat GPT (チャット・ジー・ピー・ティー)は、 Chat Generative Pre-trained Transformer チャット・プレトレインド・トランスフォーマー)と言う。 「生成(せいせい)できる 事前の学習済み 変換機」 のことだそうだ。 私が、40年前に勉強した、アメリカの英文法理論 の 学派 に、 生成変形文法(せいせい・へんけい・ぶんぽう)学派 というのが有った。ノウム・チョムスキー(こいつを、私は、ずっと疑っている。反権力運動の英米での教祖扱い の人物 )が、その創業者で、この「これまでにないものを創る、と言う意味の 生成(ジェネレイテイブ)し、変形(トランスフォメイション)する文法(グラマー)という」学派だった。 そうか。あのチョムスキー学派の、いんちき野郎たちが、40年間か けて、こんなものを作っていたのか。 私は、このchatGPT というのは、インチキの、食わせ者の理論だ、と、断言する。 公務員や、2流のコンサル屋が、適当に、あちこちから、文章を泥棒して来て、それを繋(つな)ぎ合わせて、まるで、自分が書いたような、立派そうなテキストを、作るのには、役に立つだろう。 真に、クリエイティヴ (とは、神しか出来ない、という意味。西洋では、クリエイションcreation は、神だけがする。人間がする、モノづくりの、技(わざ)は、すべて「作る」だ )な文章を書く者たちは、こんな、怪しい機械は使わない。 それ以前に、私、副島隆彦は、「人間は、 AI( 人工知能 ) を、作れない。完成するには、あと500年かかる 」と言って、絶望した、1980年代まで、AI研究の第一人者だった、マービン・ミンスキーMIT教授(すでに死去)の考えを、すでに30年前の自分の本に書いた。 そして、3年前に、「AIは、作れない。AI技術者、学者たちは、失望して去って行った」論を、割と詳しく、自分の論文として書いて雑誌に発表している。そのうち、こちらに公開しよう。 人間(ごとき)が、人間と同じように、思考( intellect インテレクト、知能)する 機械を作ることは出来ない、と、私は、はっきりと断言する。ここに至る、この40年のAI学者たちの、大きな流れも、私は描いた。 参政党のワルの、 人ダマしのタヌキ たちは、すぐに、このchatGPT の ようなコンピュータ・ソフトを使って、この 南雲香織(なぐもかおり)という幻影(げんえい)を製造したのだろう。日本の反ワクチン運動を、扇動して、ダマして、自分たちの方に持ってくる為(ため)である。 私たちは、慎重になって、用心、注意、警戒して、政治言論の中に、入り込んでくる、おかしな勢力からの 洗脳の攻撃に乗らないようにしなければいけない。 |
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