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徽宗皇帝のブログ

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人間屠殺所へのインドからの貧乏人輸出
藤永茂博士の「私の闇の奥」ブログから、インドの作家アルンダティ・ロイ(読み方不明なので、適当にカタカナ書きする)の記事の一部を載せておく。
イスラエル・パレスチナ戦争(ガザ・ジェノサイド)に対する、インド政府の姿勢が分かる、貴重な文章だと思う。私は前々から、インドは英連邦の隠れた一部であると思っていたし、そう書いたこともある。

(以下引用)この前の部分(アメリカ政府についての記述)も面白いが省略する。





そして我々インドの国はどうしているか?
我が国の首相がベンヤミン・ネタニヤフの親しい友人であることはよく知られており、彼の同情がどこにあるかに疑問の余地はない。インドはもはやパレスチナの友人ではない。爆撃が始まると、何千人ものモディ支持者が、民主党支持者として、ソーシャルメディア上にイスラエル国旗を掲げた。彼らはイスラエルとイスラエル国防軍に代わって最も卑劣な偽情報の拡散に協力した。インド政府は現在、より中立的な立場へと後退したが、我々の外交政策の見事な所は、我々が同時にどんな側に立つことをやってのける事であり、ジェノサイドに賛成したり、反対したりすることもやってのけるということだ。しかし、インド政府は、次のことを明確に示している、つまり、いかなる親パレスチナ抗議活動参加者に対しても断固として抑圧行動に出ることを明確にしている。
そして今、イスラエルの大量虐殺を支援するために、米国はそれが豊富な余剰を持っているもの、つまり、武器や資金を輸出する一方で、インドは我が国が豊富に余剰を持っているもの、つまり、イスラエル国内で労働許可を与えられなくなるパレスチナ人労働者に代わるものとして、失業中のインド貧困層を輸出している。それはどのような人々か。(その中にはイスラム教徒は居ないと私は推測する。)戦争地帯で生命の危険を曝すことをも厭わない人々。インド人に対するイスラエル人の剥き出しの人種差別も我慢しようと思うほど追い詰められている人々。こうした事は、その気があれば、SNSで見る事が出来る。米国の金とインドの貧困が組み合わさってイスラエルの大量虐殺戦争機構の潤滑油になっているのだ。何という恐ろしい、思考を絶した、恥辱であることか。

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