参院本会議で今日未明にも「戦争法案」通過が確実なようだが、前に書いたように、自公議員数が参院の過半数を超えた選挙結果の時点でこのこと自体は決定していたわけだから、今さら騒ぐことは何もない。要するに、「不正選挙」を阻止する手段が無い限り、民主主義も国民主権も存在しえない、ということである。
ということで、私には「不正選挙」を阻止する案など無いので、この件に関しては、今は何も書くべきことも無い。
下の記事は、まったく別の話題である。
今の日本で好調な業種などほとんど無い（オリンピック関連や災害関連の建設業界くらいか）だと思うが、銀行は、それではどこに融資して利益を上げ、行員に高額の給与を支払っているのだろうか。それが不思議である。まさか日本国債を買って、それだけで高収益になるはずはない。それなら、日本国民自体も争って日本国債を買うだろう。その日本国債は先日格下げされたばかりである。（もっとも、この格付け会社そのものがかなりいい加減な、はっきり言えば詐欺的な会社だと私は思っている。「パンピーと貧乏人ども」という名前の会社ww)
「東京の不動産市況は活況である」という反面、都心部の賃貸住宅の空き室率の高さは、何なのだろうか。つまり、投資家の妄想と金余りによる住宅バブルではないか。新築賃貸住宅は大量に作られるが、借りる人がいる保証は無い、ということではないだろうか。
世界的に「投資先が無い」「金だけは一部の富裕層の手に腐るほどあるので、投資先に困っている」というのが現状だろう。前までは中国への投資が盛んだったが、それもブームは過ぎたようだ。で、日本への投資、オリンピック目当ての不動産業や建築業への投資が活発で、銀行もそれに加担している、ということだろうか。
言うまでもなく、私は「東京オリンピックは中止になるのでは」という説に半分ほど傾いている。強行実施して、真夏の最中に熱中病（や放射能被害）の選手や観客続出、そして突貫工事の新国立競技場の大崩落、とかいった喜劇も想像できるが、まあ、それ以前に「新たなオリンピック不正疑惑」で、直前に中止になるのではないか。たとえば、FIFAを、アメリカが不正摘発したような、「何の権利があってアメリカ政府が口出しできるのだ」というような横槍で、オリンピック中止になったりする、という図も想像できる。
何はともあれ、孔徳秋水氏はいつも激語が多いので、私は彼の言うほど「不動産はただのゴミになった」とはけっして思わない（人が生きていくのに肝心の住居がゴミになるはずはない。これは投資面での話にすぎないだろう。私は孔徳秋水氏が株などやるために、かえって目が曇ることもあるのでは、と思っている。）のだが、銀行員の給与増加の件はどうも腑に落ちないものがあるので、ここに書いた次第である。
まあ、日銀の刷り散らかした金が、まず銀行に流れ、銀行側は自分の利益を確保した上で、国債購入に半分ほど使い、残りは失敗しようがどうなろうがどうでもいいような投資を（建築や不動産をメインに）している、といったところだろう。
（以下引用）
固定資産税相続税増税で、不動産はただの”ゴミ”になった…
[9/18 02:16] ＞本来ならば、不動産が急騰してもおかしくない条件が揃っているにもかかわらず、かつてのような不動産バブルは起きていない。いまアベノミクスによって起きている都心部の不動産上昇は、2007年前後のミニバブルよりもさらに規模が小さい「ミニミニバブル」と呼べる程度のものでしかない。
[9/18 02:14] ＞都内まで通勤可能なマンションが、たったの100万円台前半で買える時代になってしまったのである。http://biz-journal.jp/2015/01/post_8513.html
[9/18 02:12] ロンドンでもＮＹでも、そして東京でも…カネ余りによる不動産バブル（土地の値段も上がらないのに…）…(-。－；)中国だけじゃあありません…
[9/18 02:10] ＞五輪は、わずか5年後である。5年はあっという間だ。あの東日本大震災から4年。来年の3月で丸5年だ。今、東京で不動産を買っている内外の投資家たちは、いったい何年先を考えているのだろう。
[9/18 02:09] ＞ 衝撃的な数字がある。「千代田区で約36％、中央区で約28％」。これは東京都の都心における賃貸住宅の空室率である。…こんな状況下、投資目的で買っているという”個人投資家”は大丈夫か？…
[9/18 02:08] 待ってりゃ、土地も家屋も安く買えるってこと…お～い、アベノミクスで土地価格を上げるんじゃなかったのか～？…上がるのは税金だけか？
[9/18 02:03] ＞不動産業者たちの合言葉は「東京五輪までは上がり続けますよ」。そう言われれば、誰もが「ああ、そうかな」と思ってしまいそうな響きがある http://biz-journal.jp/2015/08/post_11300.html
[9/18 02:01] 日本でも”バブル”の芽 >東京都心の不動産市場は活況である。新築マンションはもちろん、個人投資家が狙う「収益物件」と呼ばれる数億円の1棟マンションやアパートも活発に取引されている。価格も上がっており、その分、利回りは落ちている。
[9/18 01:48] >業態別の平均年間給与は、大手行が747万7000円（前年比0.5％増）、地方銀行が632万5000円（0.3％増）、第二地銀は560万7000円（1.0％増）と、いずれも前年を上回った。 ただ、大手行と地銀とは前年より広がり、115万2000円の差。第二地銀とは187万円の差
[9/18 01:46] >2015年3月期の国内銀行101行の平均年間給与は、616万円だった――東京商工リサーチがまとめた調査で、15年は前年の612万円より4万円（0.6％）増えて3年連続で前年を上回った
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