「崖っぷち社長」のツィートまとめから転載。
本当は全部引用したいくらい叡智に満ちた言葉ばかりなのだが、長くなりすぎるので、今回の選挙の争点を箇条書きにまとめた部分だけを引用する。これらの問題について無知な政治家も必読だ。
もちろん、我々庶民も必読であり、「原発、増税、TPP」の一つでも賛成している政治家には絶対投票するな、という簡単なリトマス試験紙が今回の選挙にはあるのだ。馬鹿なB層と議論をする時には、下記の社長の3大争点まとめを頭に入れておけばいい。
最後の一段落は本旨には不要だが、政治論議での用語の混乱を防ぐために必要かと思う。
左翼とは急進的改革主義のことであり、左翼という言葉(レッテル)は、「現体制から利益を得ている人間が、自分たちの批判者に向ける罵倒の言葉である」と私は考えている。したがって、日本を守るために「反原発、反増税、反TPP」を主張する人間(つまり、「現状を改悪するな」という、いわば非改革派)が左翼扱いされるという逆立ちした状態に今はなっているのである。
私はフェビアン協会的な漸進的社会主義者であり、本来なら左翼の一種に分類される人間だが、政治の改悪に反対する、という点では右翼だということになる。
要するに、こうした左翼・右翼の用語は今の政治状況には不適切だ、ということだ。相手を罵倒するのに便利なので、私もよく使ってしまうのだが。
(以下引用)
もう一回、原発、増税、TPPの重要3政策に関することをまとめておくかな。この3政策のうちひとつでも実行された場合、そもそも国としての意味がなくなるので、ほかにいくらいい政策を並べてもムダってことになる。
11-19 09:58
原発(1):311以降、日本の国土の一部が無価値になるようなことが起こっている。これが日本国内に54基あるわけだ。国防上も、国内に爆弾抱えてるようなものだし、自衛隊による管理もされてない。使用済み核燃料は、弱って使い物にならなくなったものではなく、むしろより危険になっている。
11-19 10:02
原発(2):すでに使用済み核燃料の保管、処理に行き詰まっていて、事実上、現有する原発に保管するよりなく、そもそも継続は不可能。コストも安くないどころかむしろ高い。熱効率も火力の半分以下であり、燃料の輸入も必要。そして、事故が起こったときの危険度もコストもほかとは比べられない。
11-19 10:06
原発(3):311以降、すでに食料品のみならず、日本の輸出産業に大打撃が出ている。もちろん、国内における食料自給の問題も出てくる。安全を確認して動かすということがそもそも欺瞞で、停止して廃止する計画を立てて動かなければならない時期に来ているといえる。
11-19 10:08
増税(1):消費税を5%上げるということは、GDPに占める日本国内の消費からさらに5%を持っていくということ。それだけで、GDP比約3%のデフレ化が進行する。当然のように、民間の信用(融資)が減少するので、何倍ものレバレッジでデフレが加速するということになる。
11-19 10:15
増税(2):当然、消費税も含めた税収も下がり、その上、金融機関からの融資先も民間から公的財源に流れるため、国家事業のレベルが同じとしても、さらに国債残高が膨れ上がることになる。いまやるべきことは、民間にカネをまわすことであり、財政出動しかない。
11-19 10:21
増税(3):そもそも、日本は自国通貨建ての国債を90%以上国内消化しているだけであり、裏づけとなる国内外の資産の方が大きく、財政問題など存在はしない。カネが必要なところに行き渡らない「偏向財政」と、その結果、内需が冷えていることが問題。日本は8割が内需の国で輸出産業はおまけ。
11-19 10:25
TPP(1):最初に書いておくが農業問題ではない。関税のことも言われるが、基本は「例外なき規制の撤廃」。締結国どうしで、なんでも自由に好きなように商売ができるようにしなければならない、という話。その障害になる公的医療保険などが破壊されたり、公共事業が外資に開放されたりする。
11-19 10:30
TPP(2):最大の問題になるのはISD条項であり、「国家の規制に基づく経済的損失」に対して、当該国家を提訴できる仕組み。すでにNAFTAなどで、農業や排水等の規制に関して提訴を受けたカナダやメキシコが敗訴し、多額の賠償金をふっかけられた上に、規制の撤廃をさせられた例もある。
11-19 10:32
TPP(3):要するに、このISD条項により、国家の独自規制や政策が不可能になる(=主権の喪失)ということ。原発についても欧州にて同じようなことが起こっているため、脱原発とTPP批准は当然に矛盾する結果になる。
11-19 10:34
TPP(4):TPPは交渉段階であり、これから条件を決められるという話を自民党の安倍なんかが主張し、前のめりになっているが、昨年、その自民党の佐藤ゆかりが明確に否定している。すでに交渉の余地もない。 http://t.co/oL1G8AE8
11-19 10:39
TPP(5):このTPPに前のめりなのは、日本の経済団体もそうだが、そのトップとTPPのメリットを並べると以下のようになる。経団連・米倉(住友化学):モンサント種子の開放商工会議所・岡村(東芝):原発推進経済同友会・長谷川(武田薬品):薬品認可骨抜き、自由診療による薬価高騰
11-19 10:44
原発、増税、TPPに関する話、もちろんこれだけではないのだが、反対する理由を説明するには十分すぎるくらいだろう。前に書いたことの繰り返しになるが、このひとつでも推進(曖昧なごまかしも含む)であれば、ほかにいくらまともなことを主張していようと、選択できるわけがないのだ。
11-19 10:49
前にも書いたことがあるんだが、おいら、右翼左翼ってのは人民統治のために作られた概念で、あまり使いたくはないが、よほどそのへんの右翼と言われてる人よりも右翼だと思う。国家の三大要素である、国土、国民、主権を守ることが最重要と考えるから、どうしても原発、増税、TPPには反対だからな。
11-19 11:08
本当は全部引用したいくらい叡智に満ちた言葉ばかりなのだが、長くなりすぎるので、今回の選挙の争点を箇条書きにまとめた部分だけを引用する。これらの問題について無知な政治家も必読だ。
もちろん、我々庶民も必読であり、「原発、増税、TPP」の一つでも賛成している政治家には絶対投票するな、という簡単なリトマス試験紙が今回の選挙にはあるのだ。馬鹿なB層と議論をする時には、下記の社長の3大争点まとめを頭に入れておけばいい。
最後の一段落は本旨には不要だが、政治論議での用語の混乱を防ぐために必要かと思う。
左翼とは急進的改革主義のことであり、左翼という言葉(レッテル)は、「現体制から利益を得ている人間が、自分たちの批判者に向ける罵倒の言葉である」と私は考えている。したがって、日本を守るために「反原発、反増税、反TPP」を主張する人間(つまり、「現状を改悪するな」という、いわば非改革派)が左翼扱いされるという逆立ちした状態に今はなっているのである。
私はフェビアン協会的な漸進的社会主義者であり、本来なら左翼の一種に分類される人間だが、政治の改悪に反対する、という点では右翼だということになる。
要するに、こうした左翼・右翼の用語は今の政治状況には不適切だ、ということだ。相手を罵倒するのに便利なので、私もよく使ってしまうのだが。
(以下引用)
もう一回、原発、増税、TPPの重要3政策に関することをまとめておくかな。この3政策のうちひとつでも実行された場合、そもそも国としての意味がなくなるので、ほかにいくらいい政策を並べてもムダってことになる。
11-19 09:58
原発(1):311以降、日本の国土の一部が無価値になるようなことが起こっている。これが日本国内に54基あるわけだ。国防上も、国内に爆弾抱えてるようなものだし、自衛隊による管理もされてない。使用済み核燃料は、弱って使い物にならなくなったものではなく、むしろより危険になっている。
11-19 10:02
原発(2):すでに使用済み核燃料の保管、処理に行き詰まっていて、事実上、現有する原発に保管するよりなく、そもそも継続は不可能。コストも安くないどころかむしろ高い。熱効率も火力の半分以下であり、燃料の輸入も必要。そして、事故が起こったときの危険度もコストもほかとは比べられない。
11-19 10:06
原発(3):311以降、すでに食料品のみならず、日本の輸出産業に大打撃が出ている。もちろん、国内における食料自給の問題も出てくる。安全を確認して動かすということがそもそも欺瞞で、停止して廃止する計画を立てて動かなければならない時期に来ているといえる。
11-19 10:08
増税(1):消費税を5%上げるということは、GDPに占める日本国内の消費からさらに5%を持っていくということ。それだけで、GDP比約3%のデフレ化が進行する。当然のように、民間の信用(融資)が減少するので、何倍ものレバレッジでデフレが加速するということになる。
11-19 10:15
増税(2):当然、消費税も含めた税収も下がり、その上、金融機関からの融資先も民間から公的財源に流れるため、国家事業のレベルが同じとしても、さらに国債残高が膨れ上がることになる。いまやるべきことは、民間にカネをまわすことであり、財政出動しかない。
11-19 10:21
増税(3):そもそも、日本は自国通貨建ての国債を90%以上国内消化しているだけであり、裏づけとなる国内外の資産の方が大きく、財政問題など存在はしない。カネが必要なところに行き渡らない「偏向財政」と、その結果、内需が冷えていることが問題。日本は8割が内需の国で輸出産業はおまけ。
11-19 10:25
TPP(1):最初に書いておくが農業問題ではない。関税のことも言われるが、基本は「例外なき規制の撤廃」。締結国どうしで、なんでも自由に好きなように商売ができるようにしなければならない、という話。その障害になる公的医療保険などが破壊されたり、公共事業が外資に開放されたりする。
11-19 10:30
TPP(2):最大の問題になるのはISD条項であり、「国家の規制に基づく経済的損失」に対して、当該国家を提訴できる仕組み。すでにNAFTAなどで、農業や排水等の規制に関して提訴を受けたカナダやメキシコが敗訴し、多額の賠償金をふっかけられた上に、規制の撤廃をさせられた例もある。
11-19 10:32
TPP(3):要するに、このISD条項により、国家の独自規制や政策が不可能になる(=主権の喪失)ということ。原発についても欧州にて同じようなことが起こっているため、脱原発とTPP批准は当然に矛盾する結果になる。
11-19 10:34
TPP(4):TPPは交渉段階であり、これから条件を決められるという話を自民党の安倍なんかが主張し、前のめりになっているが、昨年、その自民党の佐藤ゆかりが明確に否定している。すでに交渉の余地もない。 http://t.co/oL1G8AE8
11-19 10:39
TPP(5):このTPPに前のめりなのは、日本の経済団体もそうだが、そのトップとTPPのメリットを並べると以下のようになる。経団連・米倉(住友化学):モンサント種子の開放商工会議所・岡村(東芝):原発推進経済同友会・長谷川(武田薬品):薬品認可骨抜き、自由診療による薬価高騰
11-19 10:44
原発、増税、TPPに関する話、もちろんこれだけではないのだが、反対する理由を説明するには十分すぎるくらいだろう。前に書いたことの繰り返しになるが、このひとつでも推進(曖昧なごまかしも含む)であれば、ほかにいくらまともなことを主張していようと、選択できるわけがないのだ。
11-19 10:49
前にも書いたことがあるんだが、おいら、右翼左翼ってのは人民統治のために作られた概念で、あまり使いたくはないが、よほどそのへんの右翼と言われてる人よりも右翼だと思う。国家の三大要素である、国土、国民、主権を守ることが最重要と考えるから、どうしても原発、増税、TPPには反対だからな。
11-19 11:08
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