「阿修羅」より転載。
前から書いているが、私はボランティアというものを好まない。労働には対価があるべきであり、只で他人を働かせて平然としているその神経が私には不愉快だ。
また、対価を払わないから、その仕事がしばしば無責任にもなるし、途中で放棄することも起こる。ボランティアをする人間の善意は私も評価するが、ボランティア(善意の無償労働)を行政が最初から計算のうちに入れるなどというのは、あきれた話である。ボランティアというのは、途中で全員が消えても仕方がないものと思うべきだろう。
まして、ボランティアにうるさい注文をつけたり、「ボランティアは間に合っています」などとアナウンスをしておきながら、ボランティアがいなくなると慌てだすのでは、喜劇、いや茶番劇もいいところだ。
コメント02にあるように、政府がまともな賃金を払って、災害救助と復興の作業員を雇えばいいのである。今の日本で、一番有意義な仕事がそれなのだから、まともな賃金さえもらえれば、やりたい人は多いだろう。現に、コメント02に同意する意見が続いている。もっとも、その政府の払う賃金は国民の税金の負担増になってくるのは避けられないだろうが。
(以下引用)
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ボランティア激減の被災地が悲鳴 (東スポWEB-東京スポーツ新聞社)
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/326.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 5 月 14 日 23:14:33: FjY83HydhgNT2
http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=13647
悪夢の大地震発生から2か月、被災地のボランティアは余っているかと思いきや? ゴールデンウイーク前「被災地にボランティアが殺到する」として、受け入れを制限する被災地自治体が多かったが、GW終盤からボランティアが激減。関係者からは「週末だけでも来てほしい」と悲鳴に近い声が上がっている。
震災で大きな被害が出た岩手、宮城、福島各県の災害ボランティアセンターによると、3県では4月29日からの大型連休中、延べ約7万8000人が活動した。ピーク時には1日当たり1万1000人に上ったが、最終日の8日には半分以下の約5000人に急減。
8日以降に減った原因として考えられるのは、休みを利用して駆け付けた社会人や学生が一斉に引き揚げたことが考えられるが、GW中の5日からボランティアは減少傾向にあったという。その理由は、事前に「GW中のボランティアは間に合っています」とメディアで伝えられたことも大きい。しかし、実際は仮設住宅への引っ越し支援など力仕事を中心とした新たな需要が増しており、ボランティアは足りないのだ。
また、震災から約2か月が経過し、個人負担の問題も無視できない。
ボランティア経験者は「被災地に行く前に知人から『迷惑になるからやめろ』と散々言われた。迷惑にならないために食料も宿泊場所も用意してから行きました」と話す。ボランティアはすべて手弁当で準備する必要がある。よほどの覚悟がない限り、個人も団体も継続的な活動をするのは困難だ。
このような状況下で出てきたのが政府が労働者を雇い、被災地で復旧活動をしてもらうという案だ。永田町関係者は「満足な数のボランティアがいることが前提の復興政策に無理が出てきた。政府で労働者を雇い、有志のボランティアがフォローするという形にできないか」と、ボランティア頼みでは行き詰ると指摘する。
一方で、「無償の人と有償の人が混在するのはよくない。個人に給料を出すのではなく、ボランティア団体に資金を出して使ってもらうのがいいのではないか」(自民党関係者)との意見もある。
問題になるのは辻元清美ボランティア担当(51)だ。「GW後に人手が足らなくなることも予測できる。辻元氏には『これまで何をしていたんですか』と聞きたい」(同)。
GW中、辻元氏は被災地を駆け回っていた。ツイッターでは「休み明けの体制作りをボランティアセンターのみなさまと話し合う」とあるが、どんなアイデアが出てくるのか…。
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コメント
01. 2011年5月14日 23:31:34: qqCNcK3o9g
結局、辻本は、何の為に、大臣をやっているのだ!
他人の揚げ足を取るのは得意なんだろうけど、自分で物事を熟していくという事が難しいと悟ったか!サッサと大臣など返上しろ。居るだけ無駄だ。
02. 2011年5月14日 23:45:33: LmUh3QRgh2
>「無償の人と有償の人が混在するのはよくない。個人に給料を出すのではなく、ボランティア団体に資金を出して使ってもらうのがいいのではないか」(自民党関係者)との意見もある。
はとんでもない話。金がどこに行くか判ったものではない。
労働者への直接支給が原則である。これこそが本当の公共事業であろう。失業者救済にもなる。
これまでの公共事業か胡散臭かったのは、わざわざ無駄なことに大金を使い、中抜きで儲けるやつがいて末端には僅かしか回ってこないということ。
宿と飯と往復旅費さえ用意してくれれば給与は安くとも行く人は多いだろう。私もぜひ参加したいと思う。
いくらボランティアといえども余程よゆうがなければ現状の全て自分持ちでは行ける人も限られてくる。
ボランティア頼みはこのくらいにして、国の復興事業としてやるべきである。
03. 2011年5月15日 00:30:03: 8RoyrPShHo
02の言う通り。
04. 2011年5月15日 01:19:18: zg1HQqJF1o
02氏に賛成。
外国の例でも、怪しげなNGOに食い物にされた例があると聞く。直接の被災者でなくても災害の影響で仕事を失った人、休業状態になった人もいる。その人たちの救済にも役立つ。私も参加したいかも。
前から書いているが、私はボランティアというものを好まない。労働には対価があるべきであり、只で他人を働かせて平然としているその神経が私には不愉快だ。
また、対価を払わないから、その仕事がしばしば無責任にもなるし、途中で放棄することも起こる。ボランティアをする人間の善意は私も評価するが、ボランティア(善意の無償労働)を行政が最初から計算のうちに入れるなどというのは、あきれた話である。ボランティアというのは、途中で全員が消えても仕方がないものと思うべきだろう。
まして、ボランティアにうるさい注文をつけたり、「ボランティアは間に合っています」などとアナウンスをしておきながら、ボランティアがいなくなると慌てだすのでは、喜劇、いや茶番劇もいいところだ。
コメント02にあるように、政府がまともな賃金を払って、災害救助と復興の作業員を雇えばいいのである。今の日本で、一番有意義な仕事がそれなのだから、まともな賃金さえもらえれば、やりたい人は多いだろう。現に、コメント02に同意する意見が続いている。もっとも、その政府の払う賃金は国民の税金の負担増になってくるのは避けられないだろうが。
(以下引用)
★阿修羅♪ > 自然災害17 > 326.html
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ボランティア激減の被災地が悲鳴 (東スポWEB-東京スポーツ新聞社)
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/326.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 5 月 14 日 23:14:33: FjY83HydhgNT2
http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=13647
悪夢の大地震発生から2か月、被災地のボランティアは余っているかと思いきや? ゴールデンウイーク前「被災地にボランティアが殺到する」として、受け入れを制限する被災地自治体が多かったが、GW終盤からボランティアが激減。関係者からは「週末だけでも来てほしい」と悲鳴に近い声が上がっている。
震災で大きな被害が出た岩手、宮城、福島各県の災害ボランティアセンターによると、3県では4月29日からの大型連休中、延べ約7万8000人が活動した。ピーク時には1日当たり1万1000人に上ったが、最終日の8日には半分以下の約5000人に急減。
8日以降に減った原因として考えられるのは、休みを利用して駆け付けた社会人や学生が一斉に引き揚げたことが考えられるが、GW中の5日からボランティアは減少傾向にあったという。その理由は、事前に「GW中のボランティアは間に合っています」とメディアで伝えられたことも大きい。しかし、実際は仮設住宅への引っ越し支援など力仕事を中心とした新たな需要が増しており、ボランティアは足りないのだ。
また、震災から約2か月が経過し、個人負担の問題も無視できない。
ボランティア経験者は「被災地に行く前に知人から『迷惑になるからやめろ』と散々言われた。迷惑にならないために食料も宿泊場所も用意してから行きました」と話す。ボランティアはすべて手弁当で準備する必要がある。よほどの覚悟がない限り、個人も団体も継続的な活動をするのは困難だ。
このような状況下で出てきたのが政府が労働者を雇い、被災地で復旧活動をしてもらうという案だ。永田町関係者は「満足な数のボランティアがいることが前提の復興政策に無理が出てきた。政府で労働者を雇い、有志のボランティアがフォローするという形にできないか」と、ボランティア頼みでは行き詰ると指摘する。
一方で、「無償の人と有償の人が混在するのはよくない。個人に給料を出すのではなく、ボランティア団体に資金を出して使ってもらうのがいいのではないか」(自民党関係者)との意見もある。
問題になるのは辻元清美ボランティア担当(51)だ。「GW後に人手が足らなくなることも予測できる。辻元氏には『これまで何をしていたんですか』と聞きたい」(同)。
GW中、辻元氏は被災地を駆け回っていた。ツイッターでは「休み明けの体制作りをボランティアセンターのみなさまと話し合う」とあるが、どんなアイデアが出てくるのか…。
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01. 2011年5月14日 23:31:34: qqCNcK3o9g
結局、辻本は、何の為に、大臣をやっているのだ!
他人の揚げ足を取るのは得意なんだろうけど、自分で物事を熟していくという事が難しいと悟ったか!サッサと大臣など返上しろ。居るだけ無駄だ。
02. 2011年5月14日 23:45:33: LmUh3QRgh2
>「無償の人と有償の人が混在するのはよくない。個人に給料を出すのではなく、ボランティア団体に資金を出して使ってもらうのがいいのではないか」(自民党関係者)との意見もある。
はとんでもない話。金がどこに行くか判ったものではない。
労働者への直接支給が原則である。これこそが本当の公共事業であろう。失業者救済にもなる。
これまでの公共事業か胡散臭かったのは、わざわざ無駄なことに大金を使い、中抜きで儲けるやつがいて末端には僅かしか回ってこないということ。
宿と飯と往復旅費さえ用意してくれれば給与は安くとも行く人は多いだろう。私もぜひ参加したいと思う。
いくらボランティアといえども余程よゆうがなければ現状の全て自分持ちでは行ける人も限られてくる。
ボランティア頼みはこのくらいにして、国の復興事業としてやるべきである。
03. 2011年5月15日 00:30:03: 8RoyrPShHo
02の言う通り。
04. 2011年5月15日 01:19:18: zg1HQqJF1o
02氏に賛成。
外国の例でも、怪しげなNGOに食い物にされた例があると聞く。直接の被災者でなくても災害の影響で仕事を失った人、休業状態になった人もいる。その人たちの救済にも役立つ。私も参加したいかも。
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