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徽宗皇帝のブログ

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金のかからない方法? 却下です
原発擁護派の言い分はたいてい決まっていて、「原発が無いと必要な電力が確保できない」「お前たちは自分も電力の恩恵に与っているくせに原発に反対するのは卑怯だ」の2点である。
これは安保問題とまったく同じで「米軍基地が無いと日本の安全が確保できない」「お前たちは米軍基地の恩恵を受けているくせに米軍基地や安保に反対するのは卑怯だ」という論法で攻撃するのである。
どちらも論理破綻していることは、今や自明であると思われるのだが、それでもまだそういう発言や考えをする人間は多い。そして、そういう発言をする人間に共通する特徴は、当の本人たちは原発や米軍基地の存在によるメリットは受けていても、デメリットを受けることのない土地に暮らしていることだ。あるいは、そういう土地に暮らしていても、大きなメリットを受ける人間か、その親類縁者であることだ。つまり原発利権、米軍基地利権関係者である。あるいは、親兄弟がガチガチの右翼思想である人間だ。
まあ、そういう人間は、原発という存在を許容することが全人類に対する犯罪行為であることも、軍隊という存在を維持するために世界中で戦争が「作り出されてきた」ことも理解はできないのだろう。

下記記事は「ネットゲリラ」からの転載である。原発など無くても、いくらでも自然エネルギーは作れるし、原発などよりはるかに安価でもある。自然エネルギーの不安定性などが言われるが、「潮流発電」や「地熱発電」なら安定性は高いし、今では蓄電技術もある。電力会社の陰謀によって自然エネルギー開発が邪魔されてきただけの話である。
下記記事にあるように、原発を廃棄した跡地を自然エネルギー発電所にするのはいい考えである。
ところが、そういう「節約」は金儲けにつながらないから、政府はむしろ金のかかる方法や計画を好むのである。
地震や津波の被害者を収容するのに旅館やホテルを借りるほうが被災者にも旅館やホテルにも有益だのに、仮設住宅建設需要のほうが「金がかかる」から、そちらを選ぶわけだ。大金が動けばそれで儲ける人々がいるということである。その間に数百人の被災者が劣悪な避難生活のために死んでも彼らにはまったく気にならないのだろう。


(以下引用)

浜岡原発の敷地内には、たぶん三機だと思うんだが、巨大な風力発電の風車があって、いつもクルクル回ってます。もともとあのあたりは「遠州の空っ風」と呼ばれるほど風の強い土地で、人があまり住んでないところなので、原発がなくなったら風力発電と太陽光発電の基地にするといい。東海地方は日本でも有数の、日照時間の長い地域なので、太陽光発電にも向いてますね。実際、清水港には中電がソーラー発電の巨大プラントを建設中だし、原発作るのには一基で何千億とかかかるんだろうから、それを思えば、風車や太陽光パネルの値段なんざ知れたもんだ。とりあえず原発があったところというのは、既に送電設備は完備されているし、働く人もいるし、住んでる人は少ないし、次世代発電の基地としてはうってつけです。

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