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徽宗皇帝のブログ

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共産党の皇室と自衛隊に対する「現実主義」を歓迎する
これでいいのではないか。
私は理想主義と現実主義の両方とも人間には必要だと考えている。
そしてそのどちらにも「良き理想主義」と「悪しき理想主義(教条主義)」、「良き現実主義」と「悪しき現実主義(悪の存在の認容)」があると思っている。
天皇制と自衛隊は、「現実に存在し、その功罪があるもの」であり、その存在を全面的に否定したら、より悪いものが生じてくる可能性がある、と私は思っている。そして、その「悪しき面」は改善可能だと思うし、「良い面」はもっと良い形に変えることが可能だと思っている。自衛隊ならたとえば、「人を殺すための組織」である軍隊の面ではなく、「国土防衛隊」の機能を重視することなどだ。自然災害の多い日本で存在意義があるのは戦車ではなく、トラクターだ、ということである。ある意味、「国家公務員としての土方」だwww  そして、土方は百姓と同様に重要な仕事だ、というのが私の思想である。ソフトバンクや株屋や証券屋の何百倍も重要だ、と思っている。
皇室の機能を利用することで、民主主義(偽民主主義)の欠陥を根本的に改善できる、という思想は前に何度も書いているのでここでは述べない。
だが、2000年近くも続いてきた伝統を、ある時代の人間の恣意で変えていいのか、と私は問いかけたい。それはタリバンがアフガニスタンの仏像を破壊したのと同様の蛮行ではないか。ピラミッドや法隆寺は古いから、壊して新しいビルを建てればいい、という思想に私は与しないのである。


(以下引用)



共産党の小池晃書記局長は3日、フジテレビの番組で、天皇制について「かなり長期にわたって日本の社会に残っていくと考えている。今、これを変えようなんて一切主張していない」と述べた。自衛隊に関しても「今の東アジアの(安全保障)環境の中で、なくせるわけはない」との認識を示した。参院選で民進党などと共闘を進める中、現実的姿勢を明確にする狙いがあるとみられる。

共産党は2004年の綱領改定で天皇制と自衛隊を当面容認する方針を表明。天皇制については「存廃は将来情勢が熟したときに国民の総意によって解決されるべきものだ」としている。 小池氏は「一つの家系が日本の国を象徴し続ける制度が未来永劫(えいごう)続くのかということは、将来の課題として考えてもいいのではないか」とも指摘した。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300122&g=pol

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