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徽宗皇帝のブログ

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再び日本独立記念日について
8月30日が近づいているので、6月28日の記事の一部を再掲載する。昨年8月30日の衆議院選挙は、日本独立の第一歩になるかもしれない、という意味で、8月30日を「日本独立記念日」にしようという趣旨の記事である。記事の筆者は「植草事件真相ブログ」の渡邊良明氏である。(と思うが、インターネット記事はオリジナルと引用の区別が難しいので、間違っている可能性もある。まあ、インターネット記事には著作権は無い、としておこう。誰の発言だろうが、内容がよければそれでいいのである。)
日本人の中には、「日本がアメリカの属国で何が悪いの」と言う馬鹿がいるようだが、それは白人によって「奴隷でいるほうが奴隷にとって幸せなのだ」という教えを植え付けられた黒人奴隷の「奴隷根性」と同じものである。日本の金がアメリカに吸い上げられ続けていることが、日本の貧困化の最大原因なのであるが、それでもアメリカの奴隷でいたいという馬鹿はただの馬鹿ではなく「非国民」と言うべきだろう。「売国奴」小泉竹中によって日本がガタガタに破壊されたことも彼らの目には見えないのである。まあ、「非国民」だの「売国奴」だの、戦時中的なレッテル言葉をつい使ってしまったが、べつに私は愛国者の看板を掲げる気はない。ただ日本国民全体の利益が他国によって浸食されているという状況に対し、国民の一人として正当な抗議の声をあげているというつもりである。



(以下引用)


 今回は、少し視点を変えて、「独立記念日」について一考したい。
 アメリカの独立記念日は、周知のごとく、来月の4日である。1776年の同日、トーマス・ジェファーソンが起草した『アメリカ独立宣言』が、大陸会議で採択された。
 米国民は、祖国の独立記念日を、それはそれは豪華絢爛たる花火で祝う。東京隅田川での花火大会も見事だろうが、アメリカの独立記念日のそれは、まことに鬼気迫る迫力だ。まるで、“戦争でも始まったのか”という思いにさえなる。実に迫力満点の祝日だ。
 また、フランスの「革命記念日」は、7月14日である。1789年の同日、バスチーユ牢獄襲撃・政治犯の解放で、フランス革命の火蓋が切られた。この日は、日本でよく言われる「パリ(巴里)祭」の日でもある。
 それでは、現代日本には、「独立記念日」に当たる日は無いのだろうか? ご高齢の方々は、2月11日の「建国記念日(かつての「紀元節」)」がそれだ、と仰るかも知れない。
 つまり、紀元前660年、記紀における神武天皇が即位したとされる日で、この日が、旧暦の1月1日に当たる(Wikipedia 参照)。
 しかし、正直なところ、現代の日本人(特に、若い方々)にとっては、2月11日の「建国記念の日」に、それほど親しみが持てるとは思えない。では、「その日」は、全く無いのだろうか?
 私は、「その日」こそ、昨年の8月30日、つまり、民主党(社民党や国民新党を含めた)が、自公政権を圧倒して、政権交代(未だ、権力交代ではないが)の端緒を開いた日だと思う。
 それこそ、律令制の時代以来、連綿と続いた官僚政治から、国民主体の政治の緒(いとぐち)が開かれたと思うのだ。
 植草先生始め、多くの方々が語られる通り、その歴史的意義は、限りなく大きいと感じる。その意味で、来月に迫った参議院選挙を前にして、われわれは、今一度、昨年8月30日の衆議院選挙の果たした”歴史的意義”を、じっくりと再考すべきではないだろうか。
 事実、昨年を、「日本独立元年」と位置づける識者も多い。リチャード・コシミズ氏は、その代表格であろう。氏の言に従えば、今年が、「独立2年目」ということになる。確かに、この年数の高まりに合わせて、われわれは、アメリカ帝国からの独立(=自立・自尊)の度合いを高めていくべきである。
 その思想・運動の原点に、「日本、未だ独立せず」との認識を国民共有の思いとしたい。これは、今回の普天間基地移設問題を見れば明らかだ。
 無論、この意識や運動の普遍化は、決して容易ではない。だが、「千里の道も一歩から」である。また、植草先生も記されたように、「有志者事竟成也(志が有れば、事はいつか成就する)」のだ。
 どれほど時間がかかろうとも、「日本独立」への方向性は、決して間違っていないと思う。その大きな”一里塚”としての「昨年の8月30日」は、その価値を、どれほど強調しても、し過ぎるということはないと思うのだ。
 実際、リチャード・コシミズ氏の後援会として、有志たちにより結成された「独立党」の党是は、「アメリカ合衆国及びその背後で糸を引く国際金融資本勢力からの日本独立」というものである(Wikipedia 参照)。
 この気宇広大なる党是を、私は、決して破天荒なものだとは思わない。また、同党是を、笑いもしない。
 むしろ、この党是は、明治維新以来、わが国が国際金融資本勢力から受け続けてきた搾取と隷属の実態を実に的確に突いていると思う。事実、植草先生が指摘される日本の「悪徳ペンタゴン」を背後で操る巨大組織こそ、それがロスチャイルドであれ、ロックフェラーであれ、この「国際金融資本勢力」なのだと感じる。
 それゆえ、「真の日本独立」のための戦いは、私たち一代で果たせるものではないかも知れない。だが、志を強く持って、われわれが一致団結すれば、必ずや「日本独立」への道が開かれると思う。少なくとも、その先鞭をつけておくべきだと思うのだ。

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