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徽宗皇帝のブログ

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「1984年」状態のアメリカ
「日本を守るのに右も左もない」というブログから転載。最初は植草教授のブログで見た記事である。現在のアメリカが暗黒社会になっているという報告だ。大手マスコミは政府の広報機関となり、インターネットで政府に都合の悪い記事を書くと、次の日にはそのブログが閉鎖されるという状況らしい。この状況が続くと、フランス革命、ロシア革命、中国革命に続く大きな革命はアメリカで起こるのではないだろうか。そうなると、アメリカはイギリスからの独立革命に続いて、2度目の革命を経験することになるわけだ。今度は政府対市民の戦いである。しかし、こうした暗黒社会で暮らす市民の生活は、地獄だろう。もっとも、日本の状況も近いうちにそうなるだろうと思われるから、呑気な感想を言っている場合ではないが。



(以下引用)



この「愛国者法」によってアメリカでは、普通の市民がある日突然、テロリストに認定され、一度ブラックリストに載ったら、それ以降は飛行機の搭乗を拒否される。今アメリカでは、「飛行機に乗れない」市民がどんどん増えているらしい。次に、仕事に就けなくなる。ブラックリストが出回り、働けない。


何故自分の名前がリストに載ったのか、その理由は決して教えてもらえない。そして、一度リストに載ってしまったが最後、一般市民にはそこから削除してもらうすべはない。そして『テロとの戦い』に関する案件については、裁判をする権利も、司法審査の権利も適用されない。


そして、今も、このリストは膨れ上がっているということだ。


アメリカ国家は国民を敵として攻撃し始めたと言ってもよい。
社会は人々の共認によって成り立っている以上、大衆を敵視することは社会共認に抵抗することと同義である。そして、大衆共認は誰にも覆せない。これは歴史的事実である。つまり、アメリカ国家が国民を敵して攻撃し始めたこと、それ自体が既に敗北の道だ。
それは、最早大衆を騙せなくなったから、大衆を敵として攻撃するということだ。
つまり、アメリカ国家は終焉の道を歩んでいるとも言えるだろう。それはアメリカ国家に止まらず、近代国家の仕組みの終焉を意味しているのではないだろうか。

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