私は経済あるいは経済学には興味があるが、実利を得るための投資などにはまったく興味がない(同じギャンブルなら、競馬のほうが見ていて面白い。)ので、利子と債券価値の関係などまったく知らなかった。そこで調べてみると、次のようなことらしい。つまり、問題は「現在保持している債券と、新規発行債券の価値が違う」ことらしい。で、債券のほとんどは固定利子なので、利子の低い時期に買った債券は利上げで価値が下がるわけである。
もっとも、公定歩合を正直に市中歩合に反映させているのかどうかも、私は分からない。まあ、謎の世界である。
(以下引用)
固定利付債と変動利付債
その前に、債券の金利についてもう少し掘り下げてみます。
債券の中でも、利息が支払われる債券のことを「利付債」と呼びます。
利付債は、大きく分けて次の2種類があります。
- 固定利付債
- 変動利付債
固定利付債とは、発行時点で利率が決まっており、その利率が償還日まで変動しない債券のことを言います。
金利が市場などに左右されないので、満期まで保有すれば安定した収入が見込めるものです。
一方、変動利付債とは、一定期間ごとに利率が見直される債券のことを言います。
今後金利が上がりそうなら、変動利付債の方が大きな金利収入が見込めるでしょう。
基本的には、ほとんどの債券が固定利付債なんだワン!
なお以下では、固定利付債の場合で金利との関係性を見ていきます。
債券の価格は市場金利と反対方向に動く
債券価格と金利の関係は先述しましたが、ここでも復習しておきましょう。
金利が上がると債券価格が下落、金利が下がると債券価格は上昇よね!
これは、金利収益が債券の価値に大きく影響するためです。
債券は市場で取引されますが、取引される債券の価値は利回りで決まってきます。
市場の実勢金利が低下した場合、金利の高かった時に発行された債券の価値は上がります。
新しく発行される債券より、発行済みの債券のほうが金利が高ければ魅力的だね!
投資家がこのタイミングで債券を売却した場合、市場よりも金利が高い分債券価格は上がり、額面金額よりも高く売却することが出来ます。
市場金利が低くなれば債券価格が上がるってことだワン!
反対に、実勢金利が上がると新しく発行される債券のほうが金利は高くなります。
そのため低い金利で発行された債券の魅力は低下し、債券価格が下落しますね。
このように、金利変化によってもたらされるリスクのことを「金利リスク」と呼びます。
投資するうえでは、この金利リスクもしっかり把握しておく必要があるのです。
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