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徽宗皇帝のブログ

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労働者を守れるのは誰か
連合が大企業の御用組合で自民党別動隊だというのは常識中の常識だと思っていたが、こういう記事を読まないとそれに気づかない層もいるのだろう。そういう意味では好記事である。
前に書いたが、野党が協働して全労働者を団結させる新しい全国的規模の労働組合を作るべきである。あるいは、非正規労働者のための労働組合でもいい。

(追記)「阿修羅」コメント欄から転載。この人のハンドルネームは嫌いだが、言っていることは実に的を射ている。赤字部分は徽宗による強調。


32. 命を大切に思う者[5472] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2021年10月14日 19:25:03 : puxTYzjC9g Q2VZLnMueXAwTW8=[58]  報告
東京8区のドタバタよりも、むしろ
枝野が「野党共闘すると言った覚えはない。協力できる部分だけ協力すると言っただけだ」と発言したことの方が大問題です、共闘全体にかかわる問題ですから...

枝野は、連合から罵倒されて慌てて連合の機嫌をとったんだろう。この発言の理由は連合だけ。それ以外一切ない。
なぜ機嫌をとってやる必要があるんだ?

以前、連合のお偉いさんが「立憲には入れない」と明言したんだから、連合からの組織票はない。
それだけでなく、組織票を自民党に入れてる疑いがあるのです。
組織票を自民党に入れてるような奴らの要求を、なぜ呑まないといけないんだ? 連合からの組織票はない。ないんだよ、わからんか? 枝野にはそこをはっきりと理解してほしい 



(以下引用)

連合・芳野会長の発言が“野党共闘ネガキャン”に加担…「自民党の別動隊では」の声

公開日: 更新日:

「共産の閣外協力はあり得ない。(立民の)連合推薦候補にも共産が両党合意を盾に、共産の政策をねじ込もうという動きがある」

「立民には(選挙の)現場に混乱を来さないよう、しっかりとコントロールしてほしい」

 7日、東京都内で開いた会見で、こう発言したのは「連合」(日本労働組合総連合会)の芳野友子会長だった。

 芳野会長は、衆院選後に立憲民主党を中心とする政権が樹立された場合、共産党が「限定的な閣外からの協力をする」――とした「立共党首合意」について難色を示したわけだが、一部の新聞テレビは早速、この発言を大きく報道。<立憲支持母体の連合が共産に難色><野党共闘に亀裂>などと、総選挙前の野党ネガティブキャンペーンに一役買うことになってしまった。

 芳野会長は会見で、コロナ禍で収入減に直面する非正規労働者の組織化に向け、「連合に入りたいと思われる運動をしていかなければならない」とも語っていたが、本気でそう思うのであれば、今のように非正規労働者を大量に生み出す状況を招いた政府・与党の政策転換を訴える立憲、共産の共闘は欠かせないはずだろう。

 野党の結束力を高めたいこの時期になぜ、芳野会長は「敵」を利するような発言をし、さらに野党共闘に「楔」を打つようなマネをするのか。これではネット上で、<「連合」は「野党支持母体」とされているが、実は「与党補完勢力、自民党の別動隊」ではないか>との声が出るのも無理はないだろう。

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「連合」は中小企業の代弁者とは言い難い

 厚労省の「2019年労働組合基礎調査の概況」によると、労組を持つ企業の規模は今や「1000人以上」が65%余りを占め、全労働組合員数のうち、自動車や電機などの大企業を多く抱える「連合」が約7割に上る。なるほど、構成労組の状況を考えれば、もはや「連合」は長時間労働や低賃金に苦しむ中小企業の代弁者とは言い難い。政権与党寄りの「経団連」(日本経済団体連合会)と変わらないわけで、これで果たして野党共闘の力になり得るのか。

 埼玉大名誉教授の鎌倉孝夫氏(経済学)はこう言う。

「(連合が)野党の連携や選挙の力になるとは到底思えませんね。第二次安倍政権以降、大企業、大資本優先で、外需だ、輸出だと騒いだ結果、内需がおろそかになり、雇用の不安定化や中小企業の倒産を増やすことになった。このコロナ禍で、今の日本企業、経済の弱点が分かったはずです。今こそ内需拡大にシフトしていくべきなのに、大企業や大資本の姿勢は相変わらずで、その労組も株高を歓迎しているかのよう。今の政治、経済状況の深刻な問題を連合は認識していないのです」

 確かに、ここ数年の国政選挙を振り返っても、「連合」傘下の組織がフル活動した、という話は聞かない。

「一昔前は選挙のポスター張り要員と言われた連合でしたが、今では組合員からも『組合費ばかり高くて頼りにならない組織』とボヤキの声ばかり漏れている。とてもじゃないが、国政選挙で頑張る組織とは思えません」(与党担当記者)

 立憲民主の枝野代表は芳野会長の発言に対し、「(立共党首合意は)連合としても一定の理解をいただける内容」などと沈静化に努めていたが、この際、思い切って距離を置いたらどうだろうか。


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