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徽宗皇帝のブログ

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北方領土問題の本質は米ソ(露)対立
「阿修羅」のウクライナ問題スレッドのコメントのひとつだが、非常に明晰な思考であり、現代史の知識(裏情報も含め)にも詳しい人のようだ。
私には未知の情報もあり、勉強になる。
北方領土問題については、安倍総理がプーチンと交渉した時に、「領土を返還しても米軍基地は置かないか?」と言ったプーチンに、安倍は返答できず、それで交渉は半永久的に終わりになったと聞いている。ロシアにしたら当たり前の話である。そして、それはウクライナへの非合法なNATOの軍事的関与についても同じことだ。ロシアは喉元に突きつけられたナイフを払いのけただけである。

(以下引用)


5. 2022年3月11日 23:32:00 : ql0e9KevKY bUVqWFUwaXNWaGs=[344]  報告
マスコミは、世界ガー、世界ガー、と全世界がロシアを非難してウクライナ寄りで、全世界がロシア制裁に加わったかのような言い方をしていますが、ロシア制裁に参加した国の方が少ない事実。

国益を考えたら、ネオナチ政権のウクライナより、資源大国ロシアと良好な関係を築いた方が日本にとって遥かにプラスが多い。


今回の件は、初めから全力でウクライナ寄り過ぎで、公平性、公正性を著しく欠いている。
ロシアは北方領土を返さないし、ロシア怖い、ロシア嘘つきと思っている日本人が多い。


1956年の日ソ共同宣言には、「歯舞、色丹の2島については日本へ引き渡す」と書かれていた。しかし、米国が日本へ、「引渡しはまかりならぬ」と強いプレッシャーをかけた為、2島は引き渡されなかった。
つまり、米国が邪魔しなければとうの昔に、北方領土問題は解決していたのだ。


日本では、メディアによる"ウクライナ=被害者・可哀想"、宣伝が行き渡っているせいか、ウクライナ政府が2014 年のクーデターによるネオナチ政権であることや、ウクライナ政府によるロシア系住民虐殺・迫害やオデッサの悲劇を話しても信じない人が多い。


官邸はtwitterで、"ウクライナと共にあります"なんて書いて、複数のウクライナ支援策を書いていたが、国益を考えて中立を保つことは出来なかったのか?


都庁、東京スカイツリー(これは偶然らしいが)、二条城がウクライナ国旗色にライトアップしたそうだ。zozoはウクライナ支援のチャリティーTシャツを売っている。


ウクライナ大使は、ウクライナカラーへのライトアップを東京タワーが断ったことを、わざわざツイート。
クレームがあったのか、東京タワー側は釈明をしている。


また、当初ロシア事業を継続すると公表したユニクロを強く批判するツイートをしている。その後、SNSなどでユニクロへの批判が殺到。一転、ユニクロは、ロシア店舗を休業することになった。ちなみに、ユニクロはウクライナに11億円寄付しているが、ウクライナ大使やウクライナ大使館は、そのお礼さえ言っていない。


更に、図に乗った在日ウクライナ大使館は、日本の自治体・大学に対して、ロシアとの関係断絶を要求している。


要求がエスカレートしていることから、その内、サハリン1とサハリン2の権益を放棄しろ!と言ってくるのではないか。
(ウクライナの裏から、米国が圧を掛けて来たら放棄しそうで危惧している)


ハートランドを制する者は、ユーラシアを制し、ユーラシアを制する者は世界を制するという言葉があるそうだ。



[在日ウクライナ大使館が、日本の自治体・大学にロシアとの関係断絶を要求3月11日(pars Today] https://parstoday.com/ja/news/japan-i94520 10日在日ウクライナ大使館は、それぞれロシアの各都市と姉妹都市関係を結ぶ日本の都道府県や市町村、及びロシアの教育機関と提携関係を結ぶ日本の大学に関係断絶を要請しました


[「日本はウクライナと共にある」 首相官邸HP 異例”8カ国語で発信 ウクライナ語も]
https://news.yahoo.co.jp/articles/5071d17ee8fa3f5efc6c888621bfb76007186763
[官邸]
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/ukraine2022/index.html


[北方領土問題~日ソ共同宣言での2島返還をアメリカが阻止した理由]
https://news.1242.com/article/163845
1956年の日ソ共同宣言によって日本と当時のソ連が国交を樹立し、日本が国連に加盟して国際社会へ復帰したことになったのですが、この日ソ共同宣言で「歯舞、色丹の2島については日本へ引き渡す」、つまり、主権をそっくり渡すかどうかは別として、日本に引き渡すと書いているわけですね。


両国が批准しましたから、当然のことながら実施して良いはずなのですが、結局引き渡されませんでしたよね。  


なぜかと言うと、当時ダレス国務長官という冷戦の代表的な戦士が水面下に割って入って、日本政府に対してかなりの圧力をかけて、「引き渡しはまかりならない」。
どうしてなのかと思う方がいるかもしれませんが、歯舞群島と色丹島が日本に引き渡されると、当時の日ソ関係がぐんと良くなりますよね。
その結果として西側同盟の極東の要石であった日本が、モスクワに寄ることを阻む、つまり国境に領土問題を残しておくということが、モスクワと東京が接近することを防ぐための布石だったということです。



[実はアメリカが軍事支援したソ連の北方4島占領]
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2018121100006.html
アメリカは1941年12月の日米開戦直後から、ソ連に対し、対日参戦を再三申し入れていた。米軍機が日本を爆撃できるようにシベリアでの基地提供も求めていた。アメリカはヤルタ会談当時、原子力爆弾を秘密裏に開発していたが、完成のメドはなかなか立たない。日本との本土決戦でアメリカ人犠牲者をできるだけ少なくするためにも、ソ連を対日戦争に引きずり込む必要があったのである。


 スターリンは1943年10月のモスクワで開かれた米英ソ3国外相会談の晩餐会の席で初めて、ドイツに勝利したのちの対日参戦する意思を表明する。そして、ヤルタ会談で対日参戦の条件として千島列島と南樺太の領有権や満州での権益が認められると、ドイツの降伏から2、3カ月後に、連合国にくみして対日参戦することで合意した。


実はこのヤルタ会談では、他にも重要な密約があった。アメリカはソ連の対日参戦を決意させるために、ソ連に特別の軍事支援をすることも約束し、実行に移していたのだ。


 具体的には、1945年8月14日に日本が連合国のポツダム宣言を受諾した後、ソ連軍は8月28日から9月5日にわたって北方4島を軍事占領したが、そのソ連の上陸占領作戦に、アメリカからの貸与艦船11隻が投入され、ソ連を軍事支援していた。「プロジェクト・フラ」と呼ばれる米ソの極秘作戦である。

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