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徽宗皇帝のブログ

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国際問題と扇動家たち
前にも書いたことだが、「天安門事件」の指導者の若者たちが、当局が首謀者たちを逮捕する直前にアメリカに素早く逃げた事件以来、私は世界中の「民主化運動」というものを疑いの目で見るようになった。つまり、あらゆる「民主化運動」の背後には米国または英国がいる、ということである。ここで言う「民主化運動」とは、アングロサクソンの利益に結びつけるための人民扇動工作のことだ。
中国でのチベット独立運動も、新疆統治問題も、ミャンマーの「民主化運動」もすべてアングロサクソンの世界経営のための策謀にすぎない、と私は見ている。ダライ・ラマもスー・チー女史も、アングロサクソンによって演技指導をされている俳優にすぎない、ということだ。もちろん、それらの国で民主化が進むことは望ましいことだろうが、少なくとも、それはその当事国の内政問題なのであり、「国際社会」がそれに対して批判する権利などない。他国の問題を云々するよりも、まず自分の国の中の人権抑圧問題に対して声を上げるべきだろう。特に、アメリカのように愛国者法などで自国民を抑圧している非民主的国家が、他国の非民主性を批判できると思うのは、ちゃんちゃらおかしいというものである。
国際問題、特に、国と国との仲たがいをさせるような事件には、必ずアングロサクソンの手が背後にある、と見てよい。もう、耳にタコだろうが、例の「分割して統治せよ」だ。国と国を仲たがいさせることで、自分が漁夫の利を得る、というのは国際外交の基本戦略だろうに、あいも変わらずマスコミが騒ぎ、それに乗せられて一部の国民が騒ぐ。いや、その騒いでいる国民自体が「工作員」である可能性も高い。つまり、「工作員」が騒ぎに火をつけ、「工作員」がその騒ぎを大きくするわけだ。そうして、二つの国が仲たがいすれば、それによって利益を得る国があるわけである。
もちろん、私は現在、台湾や中国で起こっている反日的騒動のことを言っているのである。あんなのは、背後にCIAがいるに決まっている、などと言うと、またしても「陰謀論者」のレッテルを貼られそうだが、この世の政治的事件とは、ほとんどが陰謀であることを知らない人間があまりに多すぎるのではないだろうか。
もちろん、中国政府などが日本批判のコメントを出すのは当たり前の話であり、自国の利益を主張し合うのが国際政治なのだから、それに対して「だから中国はけしからん」などという反応をするのではなく、こちらの主張を冷静に言えばいいだけのことである。

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