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徽宗皇帝のブログ

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国際政治と「自国(自国民)の利益」
増田俊男の「時事直言」記事で、馬鹿げて聞こえる部分や理解困難な部分もあるが、アメリカやその他の資本主義国家に関しては「資本の意志」という奇怪な言葉を「DSの意思」と言い換えれば話は明瞭になる。増田氏は実は「直言」しないことが多いが、有益な発言はするのである。
そして私が思うには、DSは必ずしも一枚岩ではない気もする。たとえばジョージ・ソロスによる「ウクライナのネオナチ化」支援は、彼自身の利害から言えば不合理だろう。つまり、投機で金儲けをするのが商売の投資家が、世界の株価暴落の原因を自ら作るのはおかしいわけだが、まあ、株は暴落に賭けることで儲けることも可能ではある。だが、ソロスに限らず、金融におけるグレートリセットは、金融経済から実物経済への変更を中心とする(中央銀行マネーの電子マネー化で全経済の支配権を握る計画ではあるだろうが。)わけで、現在の世界金融支配層にとって必ずしも利益であるとも思えない。まあ、戦争ですべての負債が有耶無耶になるということだろうか。いずれにしても、ウクライナ戦争を含む「グレートリセット」の勝者になるのは、強い実物経済の上に国家が運営されている中国とロシアだろう。
これは、「日本はウクライナ戦争のどちらにも加担しません」と明確にすることで、日本が米国の属国であることから抜け出る最後のチャンスであるかもしれない、と私は思う。その理由として「憲法9条」という立派な理由がある。それに文句を言われる筋合いなどない。そして、日本が「アングロサクソン同盟」から距離を取ったという事実はウクライナ戦争後の「実質的戦勝国連合」の末尾に加わる大義名分となるわけである。それくらい狡猾に立ち回るのが国際政治というもので、国際政治に正義とか道義など存在しない。すべて「自国の利益」で行動するのが正しいのである。プーチンはDSに命じられたのではなく、自国の利益のために動いたにすぎない。習近平が「動かない」のも同様だ。まあ、西側マスコミの煽情的プロパガンダに踊らされないことだ。

*国際政治では「同盟」ほど危険で愚かしいものは無い。国単独の愚行より、他国の愚行に巻き込まれるほうがよほど愚かだ。かつて日本は「三国協商」という軍事同盟で滅亡し、欧州は今「NATO」という軍事同盟で滅亡しようとしている。しかもウクライナはNATO加盟国ですらないわけで、これはNATOが存在すること自体が対ロシア戦争を必然的に招くということである。ウクライナ事変(戦争)はつまり満州事変に相当するのである。一触即発の状況を作れば、ほぼ確実に爆発するわけだ。こんなことはアメリカやイギリスやDSが熟知していることである。



(以下引用)




<時事直言>プーチンのウクライナ侵攻は真珠湾攻撃か!?


プーチンのウクライナ奇襲は誰が仕組んだのか?!
それは遺伝子組換え新型コロナの犯人と同じだ!
地球より重い人の命を制するのが基幹産業である。
一つは医療産業、他は軍事産業である。
いずれも独占資本の傘下にある産業である。
人の命の自由裁量権を持つ者が人の社会、国家を支配することになるのだから独占資本が世界を支配するのは当然である。


医療産業の為のコロナが収束し始めたので、次に軍事産業の為の国際戦争に順番が回ってきた。
タイミングよくプーチンのウクライナ侵攻で今後長らく東西冷戦が実戦化する。
トランプがプーチンを天才と言い、バイデンを愚鈍と呼んだのは、プーチンは、何かの為に、誰かに誘導されていることを知っているが、バイデンは誰に誘導されて対ロ制裁をエスカレートしているのかわかっていないからだ。
「資本の意志」は私の造語であるが、アダムスミスの「見えざる手」と同じく意志を発する者が見えない。
私は、今は亡き舩井幸雄先生から「宇宙遊泳術」と「瞑想法」を学んだ。
宇宙遊泳術で世界の流れを眺め、かつ「資本の意志」を瞑想して、独占資本が誘導されている方向を察することが出来る。
「資本の意志」は人間や他の生命体同様、成長と遺伝子伝達を瞬時たりとも怠ることが出来ない、いわば「宿命的意志」である。
1998年8月7日のケニアとタンザニアの米大使館同時爆破、そして2001年9月11日WTC(ワールドトレードセンター)爆破はある二か国の諜報部が「資本の意志」に誘導されて起こしたのである。
「資本の意志」に誘導され、ルーズベルトは吉田と外務省トップ、さらに東條英機(当時総理)にひそかに反抗する一部の大本営作戦課と共謀して真珠湾攻撃を奇襲にすることに成功した。
その結果海兵隊2,200名の命と引き換えに、国民の対日戦争反対90%を賛成93%に変えることが出来た。
同時に勤勉で知られた日系移民はジャップと罵られ財産没収で収容所に送り込まれることになった。
バイデンは2月19日の記者会見でCIA情報に基づき、ロシア軍は数日のうちにウクライナに軍事侵攻すると自信をもって述べた。
プーチンがその後の2月24日にウクライナ侵攻に踏み切ったのは、2014年3月に親露ヤヌコビッチ政権を暴力クーデターで倒したのと同じCIAとジョージ・ソロス(イスラエル左派)が作った民兵集団がCIAにプーチンが侵攻してくるまで続けると言ってウクライナ東部のロシア系住民に対する無差別殺戮(ジェノサイト)を繰り返したからである。
CIAや軍産複合体を操っている「資本の意志」は、資本が増殖の場を失いつつある今日のアメリカの軍事覇権とドル一極覇権体制を破壊しようとしている。
Scrap and Build(破壊と建設)である。
「資本の意志」が哲学も制度も全く異なる新たな体制を築く必要上、感が鈍く、痴呆症のバイデンをピエロに使い、すでに老朽化した体制を「自滅」に追いこもうとしていることをプーチンは察知し同調している。
バイデンが対ロ制裁を強化すればするほどインフレは加速し、FRBの引締めは強化され、ロシアと中国への経済依存度が高い欧州はアメリカから離反、アメリカは孤立する。
プーチンのウクライナ侵攻でアメリカも欧州も軍事予算増額に追い込まれ、コロナ支援と相まって財政破綻に追い込まれる。
ロシアのラブロフ外相は、ドル一極体制は破壊されなくてはならないと言い、習近平もアメリカの金融支配は自滅すると言っている。
中露は「資本の意志」を察し、アメリカは無意識に自滅の道をひたすら走っている。
日本はどうしたらいいか。
利口者と低能の、初めから勝負が決まっている喧嘩で漁夫の利を得ることだ。


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