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徽宗皇帝のブログ

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変わる、変わるよ、世界は変わる
「副島隆彦の学問道場」から転載。冒頭の、道場会員へ向けた言葉は省略。日銀の黒田への評価は私とは正反対だが、まあ、人それぞれだ。SCO(上海協力機構)が東側のNATOとなるかどうかは、今後の成り行きを見守るしかないだろう。現在、ロシアが孤軍奮闘している西側との戦いをトルコや中国がバックアップするかどうかである。今の成り行きで行くなら、未来はアジアのものであるのは確実だと思う。その時、日本は西側の一員としてアジアの孤児になる。
安倍が殺されたのは、「西側からの脱退は許さないぞ」という、自民党への脅迫だったのかもしれない。安倍は国内政治では最悪の糞政治家だったが、中ロとは親和的だったとも見えるからである。

(以下引用)容量のため、写真も省略するかもしれない。


[3467]世界史が動いた。SCO に、トルコとイランが加わった。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2022-09-23 09:52:45

副島隆彦です。今日は、2022年9月23日(金)です。



昨日、政府(財務省)と日銀が、円安(阻止)介入をした。午後5時ぐらいだったようだ。それで、1ドル=145円台だったのが、140円92銭まで、円高に、5円、動いた。今朝は、142円ぐらいで動いている。 

(転載貼り付け始め)

 
〇 「 政府・日銀、24年ぶり円買い介入 円一時140円台に上昇 」
2022年9月22日 17:16    日経新聞 
 1ドル=140円台の円相場を示すモニター(22日午後5時44分、東京・東新橋の外為どっとコム)=共同
政府・日銀は22日、1998年6月以来、約24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入に踏み切った。日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和を維持することを決め、利上げを進める米国との金融政策の違いから円安・ドル高に拍車がかかっていた。輸入物価の高騰で家計の負担増につながる円安を阻止する姿勢を示した。
  これで、NYの、ガラの悪い外国人投機筋(とうきすじ)ども からの、円売り、日本国債売りの、攻撃を、第一段階で、打ち破った。筆頭だった、カイル・バスは、すでに、大損して投機家として、沈没した。・・・・

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 日本政府は、全く動揺していない。 「今の金融緩和を、このまま、続ける。金利を上げない」の政策で、一致団結している。
来年の終わりごろに、アメリカの景気と、金融市場が大崩れするだろうから、それに、いつでも対応出来るように、金融緩和の手段 (刀だ)を、手元に置いて置く考えだ。日本は、無暗(むやみ)と、アメリカの政策に引き摺(ず)られ、追随する必要はない。

 来年の3月20日に、黒田東彦(はるひこ)日銀総裁が、10年前の、2013年4月に就任して以来の、公約だった「2%のインフレ目標値」を(原油高のため)達成した、ということで、5年と5年の任期を終了するときに、花道を飾らせるだろう。黒田東彦は、
我慢に、我慢の人であり、偉かった。 

黒田は、アメリカとヨーロッパに言うことを聞かないで、日本独自の政策をずっと模索した。黒田が敷いた、中国、ロシア、そして、開発途上国とも強調して、仲良くやって行く(ADB。アジア開発銀行 の思想。黒田はここの総裁だった。ここが、BRICS=
ブリックス銀行に、国際金融の手法を教えた  )を貫いた。 これからの、世界は、いよいよ、「 15 対  85」の世界だ。これは、遠藤誉(えんどうほまれ)女史が、いち早く、日本では言い出した世界の指導理念だ。 

これまでの、西側(ザ・ウエスト)の G7(先進国7カ国)の体制 に、対抗して、大きく、「エマージング(新興国)G8(ジー・エイト)」の態勢が、出来つつある。
後(あと)の方に載せる記事の 、中央アジア5カ国の中の、古い中心国の、ウズベキスタンの、サマルカンドで、開かれた、上海協力機構(SCO、エス・シー・オウ)の首脳会議(=総会)に結集した、 15カ国の団結が、これからの 世界を主導(しゅどう)する。

今回、インドと、イランが、このSCO に 参加した。このことの意義は大きい。
「 G7 (西側同盟)  対  エマージングG8 (非西側) 」の、大きな対立構造が、これで、完成した。

G7の側の、西洋白人同盟(35カ国ぐらい)の、人口と国土面積の合計は、地球全体の、15%である。 それに対して、貧乏“資源”大国の 非白人の、世界中の同盟が、9月17日に、サマルカンドで出来あがった。

サマルカンドは、ここを首都にして、英雄チムールが、たった1だけの帝国だったが、中東アラブ世界までの支配した大帝国を築いた。 オスマントルコ帝国の都のコンスタンチノープル(今のイスタンブール)も一時、陥落した。
それから、サマルカンドは、西暦330年代に、アレキサンダーが、攻略しに行ったところだ。 世界史上の、重要な都市だ。

副島隆彦です。 9月17日に、 このアゼルバイジャンの サマルカンドで、 SCO(上海協力機構。ユーラシア大陸の 中ロ 中心の 軍事=安全保障=同盟  NATOと 対決する) 総会(首脳会議) で。 いい写真が、3枚あった。採集できてよかった。
トルコがこれに加盟したことの、地政学的な意味は、大きい。

 オスマントルコ帝国 800年( 1200年代から、中東アラブ世界までも支配下)の歴史的な重みが加わる。 これで、NATOがトルコを除名、追放出来なかったら、お笑い劇場だ。 NATO の最大の軍事力は、トルコ(国家名称を改名してチュルキアに?) だ。トルコ軍は70万人ぐらいいて、ヨーロッパ最大のはずだ。 

エルドアンが、プーチンと腕をしっかり組んで歩いている。それから、イランの最高指導者とも。その前に、習近平とプーチン、エルドアンの3人が笑みを浮かべながら、並んだ、写真が、冒頭に有る。 ここで、遂に世界が、動いた。


以下に、その記念碑となる、重要な記事を載せる。ただし、この記事は、原文(げんぶん)が、ロシア語であり、それを、自動翻訳機に掛けたものだ。だから、読みにくい。その行間から、大きな真実を、各自、読み取ってください。

(転載貼り付け始め)

〇 「 今世紀最大の地政学的激変:トルコが上海協力機構(SCO)に加盟 - ついに西側とNATOに! 」   ウォーニュース247 (warnews247.gr)

https://warnews247.gr/ektakto-i-megalyteri-geopolitiki-anatropi-tou-aiona-i-tourkia-entassetai-ston-organismo-synergasias-tis-sagkais-sco-telos-to-nato/

( 副島隆彦から。ここに、重要な3枚の写真を、該当箇所に、1枚ずつ、貼ってください)

「 エルドアン自身もそう言った - 合意後のプーチンとのアガセ 」
19/09/2022   
 地政学的なメガトン爆弾は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が、トルコが上海協力機構(SCO)に加わることを望んでいると明言したというトルコ・マスコミの報道だ。
WarNews247がすでに指摘しているように、この組織は「アジアのNATO」に進化するだろう。
この情報は今日、トルコのテレビ局NTVや他のトルコのメディアによって公開された。
エルドアンは、彼のパートナーであり、政府のパートナーであるN・バチェリが、開発の"野ウサギ"として行動していることを確認することで、トルコの進路と運命を封印するためにやってくる。私たちは彼自身が数ヶ月前に言ったことを思い出します:
「スウェーデンとフィンランドをNATOに持ち込んで、彼らが望むように使わせよう。
ロシアに対する新たな戦線を開かせよう。
トルコ、トルコ世界、57のイスラム諸国が参加する新しい安全保障機関を創設することは可能です。



おそらくそれが最善のことです。
例えば、安全保障機関は『アジア・中東安全保障機構』と呼ばれ、世界におけるNATOの存在感のバランスをとるだろう」
24時間前、イギリス・マスコミは、エルドアンの進路変更を確認し、今やトルコ大統領自身が、WarNews247が二年間書いてきたことを告白するようになった:トルコはNATOを離脱している...

また読む:バチェリはエルドアンの計画を「釘付けにした」:NATOからの脱退と「アジア・中東安全保障機関」への加盟(ビデオ)
エルドアン:トルコはSCOに加わります!
この情報は、トルコのテレビ局NTVや他のメディアによって今日公開され、米国に出発する前にウズベキスタンでのSCOサミットに出席した後、ジャーナリストへの声明を引用した。

«このステップにより、これらの国々との関係はまったく異なる立場になるだろう」とエルドアンは飛行機で記者団に語った。
トルコが正式にグループに加わりたいかどうか尋ねられたとき、大統領は肯定的に答えた。
「もちろん、それが目標です」と彼は言った。




トルコは現在SCO交渉国であり、中国、ロシア、インド、パキスタン、イラン、キルギスタン、タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタンが加盟している。
アフガニスタン、モンゴル、ベラルーシ、イランの4つのオブザーバー国もブロックの正式メンバーになりたいと考えており、他の2カ国はすでに参加の過程にあります。
トルコは、アルメニア、アゼルバイジャン、カンボジア、ネパール、スリランカとともに、

現在、グループの特別な「対話パートナー」として認められています。
SCOはまた、早ければ2021年9月にエジプト、カタール、サウジアラビアにこの地位を付与するプロセスを開始しました。
エルドアンはすでにプーチンに同意している。
全ては、エルドアンが既にV・プーチンに同意し、決定がなされたことを示している。ウズベキスタンで開催された上海協力機構サミットの画像は偶然ではありません。
エルドアンとプーチンは"抱擁"を捕らえられ、目に見えてリラックスした気分と笑顔で前進していた。

実際、レジェップ・タイイップ・エルドアンは、ウラジーミル・プーチンを捕まえた - より熱狂的 - 一方、彼のロシアのカウンターパートはより中立的だ。
同時に、同じ気分で2人を描いた写真もあり、これも議論の的となっています。
ビデオの再生

以前、プーチンとエルドアンは、ロシア・ガスの処分だけでなく、他の多くの問題についても合意し、ロシア大統領は、エルドアンは、ゼレンスキーとの会談を絶えず提案しているが、ウクライナ大統領が説明したように、"彼は和平交渉に参加する準備ができていない"と述べた。

また読む:近年の最も重要なサミットが始まった:プーチン、ハメネイ&エルドアンは、トルコの未来を決定する - 西またはBRICS+...

最後に、「フレーム」は、プーチン、エルドアン、ルカシェンカや他の指導者たちがテーブルを囲んで座っていたという解説の対象でもあった。前菜とリラックスしたチャット
しかし、トルコ・メディアによれば、トルコ大統領はウクライナでの戦争に立場をとった。彼は、戦争は外交ルートを通じて終わらなければならないと述べた。実際、彼は人権問題に特に敏感であるように見え、同時にトルコはその地理的位置のために、アジアとヨーロッパの架け橋であると指摘した。


P.T.エルドアンは、それをすべて言った...
また読む: イギリスの入場:トルコは上海の「中露'NATO'」に入ることを検討!- 目的は、中東で米国を封じ込めることです!

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 

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