荻生田氏への批判としてはいい発言だと思うが、「大学に行けず記者になれなかっただろう」という部分が少し引っかかる。大学に行けないと記者になれないことを当然視しているのではないか、という疑問を持つわけだ。つまり、学歴差別社会は当然、という視点がここにあるように見える。
学歴差別社会を逆方向から示すのが、大学無償化という法案である。つまり、努力次第で、(事実上は親の地位や財産次第で)誰でも大学に行けるが、大学に行かないとまともな社会的な地位は得られなくて当然、という、学歴差別思想がそこにあると思う。高卒と大卒にそれほどの社会人としての優秀性の差があるのか。
山本太郎の秘書が小学校中退で、すべてネットで独学し、太郎氏のマネージメントをこなしている、と聞いたが、はたして大学入試というのは優秀な人間と無能な人間を正しく選別しているのか。それなら、ほとんどが東大卒の官僚たちが支配するこの日本はなぜ地獄的な社会になっているのか。
学歴差別社会を逆方向から示すのが、大学無償化という法案である。つまり、努力次第で、(事実上は親の地位や財産次第で)誰でも大学に行けるが、大学に行かないとまともな社会的な地位は得られなくて当然、という、学歴差別思想がそこにあると思う。高卒と大卒にそれほどの社会人としての優秀性の差があるのか。
山本太郎の秘書が小学校中退で、すべてネットで独学し、太郎氏のマネージメントをこなしている、と聞いたが、はたして大学入試というのは優秀な人間と無能な人間を正しく選別しているのか。それなら、ほとんどが東大卒の官僚たちが支配するこの日本はなぜ地獄的な社会になっているのか。
近藤ようこさんがリツイート
私は香川県の県営住宅から県立高校に奨学金で通ったが、安倍政権のような弱い者イジメ政策が当時展開されていたら大学に行けず記者になれなかったと思う。自分が受けた恩恵を社会に還元する思いで政治報道に携わってきたが、身の丈に合った受験を迫る文科相の出現を許した責任を報道人として痛感する。
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