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徽宗皇帝のブログ

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宗教と政治の結託は日常生活の中にある
「阿修羅」所載の「本澤二郎の日本の風景」記事の一部である。
まあ、微妙な話ではある。つまり、「宗教」と「伝統的お祭り」の分離は不可能だろうから、そこに何らかの「公金」(自治会費も公金である。)の支出が為されるのは憲法違反ではあるだろうが、では伝統的なお祭りが消滅していいかどうか、という問題が残る。やはりこれは公金の支出は許さない、という方針を政治は堅持すべきだろう。つまり、有志による献金だけで維持できないお祭りは自然消滅に任せるべきだ、というのが妥当なのではないか。いずれにしても、伊藤要氏の訴訟は勇気ある行動だと思う。日本人はみな、あまりに「おかしな話」に対して事なかれ主義すぎる。
では、公明党に対して、政党助成金が出ているのはどうなのだろうかwww これも大問題なのではないか。自民党と統一教会や神道連盟、あるいは神社本庁との関係はどうか。

(以下引用)


以下に産経新聞の記事をそっくり掲載する。


2022年8月24日記(政治評論家)


 平安神宮(京都市左京区)の祭りで京都三大祭の一つ「時代祭」の行列費用の一部を自治会費から支払うのは憲法が定める「信教の自由」に反するとして、京都市の会社役員、伊藤要さん(69)が22日、加入する自治会に対して支出停止を求める訴えを京都地裁に起こした。


 自治会は京都市の「植柳(しょくりゅう)自治連合会」。時代祭は毎年10月に開催され、平安時代から明治維新までの歴史上の人物にふんした行列が市内を練り歩く。


 訴状によると、植柳自治連合会は今年の祭りで「徳川城使上洛列」を担当。自治会内の有志が積み立てた時代祭準備積立金では足りない費用の一部を、自治会費を積み立てた資金などで補う方針としている。これに対し伊藤さん側は「時代祭という特定の宗教行事のために支出することは信教の自由を侵害し、憲法に違反する」と主張している。


 京都市内で会見した伊藤さんは「キリスト教などほかの宗教を信仰している人もいる。勝手に自治会の積立金を使うのはおかしい」と述べた。


 植柳自治連合会は「時代祭行列は京都市の伝統行事で、宗教行事ではないと理解している。費用支出も自治会の正当な手続きで決まっている」とした上で、「訴状がまだ届いていないため、確認して対応を検討したい」とのコメントを出した。(産経新聞)

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