徽宗皇帝のブログ

「大摩邇」からの転載だが、批判的意味での転載である。
私は「さてはてメモ帳」自体の存在意義は高く評価しているが、ここに引用したような類の記事を自分のサイトに無批判に（それとも意図的になら、もっと悪いが）載せるのは、社会への悪影響のほうが大きいだろう。つまり、世間を混乱させ、何が何だか分からなくさせる効果があるからだ。使われている用語の意味不明さ、曖昧さ、本来の意味とは異なる意味での用法である。

カバリスト
ピンサーシオニズム
共産主義
悪魔祓い（記事では「払い」だが、同義だろう）
フリーメーソン


などの毒々しいレッテル言葉の羅列で、その意味を理解して読む人は少ないだろう。しかし、これらが同列に扱われることで、共産主義とシオニズム、悪魔主義などが同じもの、あるいは仲間だという印象を世間に与えることになる。
この種の記事は、実は「資本主義」と「新自由主義」を推進し、擁護する意図の記事でしかない、と私は見ている。つまり、DSの御望み通りの記事である。

さらには


意味不明の宗教用語（スピリチュアル用語）

も同種の混乱を招く効果がある。
ちなみに、「ガダラの豚」は、キリストの命令で悪霊が人間から追い払われ、豚に憑りついたため、豚の群れが水に飛び込んで水死したという新約聖書の挿話である。悪霊が憑りついているのは、むしろ一般人民ではなく世界的大資本家、ユダ金だろう。

なお、共産主義と社会主義はまったく別次元のものだが、それを同一視させることで、社会主義への嫌悪感や憎悪を高めるという手法がマルクス以来の大衆操作法である。つまり、マルクスとは大資本家、ユダ金の手下であるわけだ。
知能の低い私が考えても、共産主義など現実化が絶対に不可能な御伽噺であり、それは現実には「一部の特権階級（支配階級）の存在」を大前提としたものにしかならないのである。つまり、「（仮に共産主義が存在するなら）誰が管理するのか」ということだ。そういう奇形な政治形態に「産を共にする」という「完全平等の理念」を意味する名称を与えることが愚劣の極みであることは言うまでもないだろう。
つまり、「共産主義」という言葉には、資本家が自己防衛のために世論をコントロールする役割しかないのである。彼らに支配されている資産ゼロの貧困階級が「共産主義」を怖れるという笑い話www　
まあ、彼ら（一般人民）が怖れているのは単にファッシズム社会だろう。官僚（軍人）支配のファッシズム政治は第二次大戦中の日本の日常だったが、そこでは「共産主義」こそが最大の弾圧の対象だったのであるwww



（以下引用）