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徽宗皇帝のブログ

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年金は株で損はしていない?
「馬鹿国民帝国日本の滅亡」から転載。
孔徳秋水氏は御自身も株をやっているようで、「株はバクチだ」なんて言う奴は馬鹿だ、とか言っているのだが、私は馬鹿だから「株はバクチだ」としか考えていない。
だが、下の記事は「年金が株の値下がりで大変だ」と慌てている人(私もその一人だが)には朗報だろう。年金自体の株の運用はなかなか堅実なようだ。つまり、株価2万円台維持のために「買いっぱなし」というわけではなく、ちゃんと状況を眺めて売ったり買ったりして運用しており、しかも今のところは儲かっているらしい。要するに、高株価維持のために使われているのは「年金マネー」ではなく「日銀マネー」であるようなのだ。(それも、「上がっている株はごく一部で株価指数採用銘柄以外は上がってはいない…「上げる」と決めた株だけ日経平均だのJ何とかだのといってまとまらせて、自社株買いで上げている…」ということではないか。もっとも、「自社株買いで」というのはよく分からない。日銀マネーなら、「自社株買いで」にはならないのではないか。)ならば、年金に関しては、今のところは大丈夫だ、ということになるが、それがこの先も同じだとは思えない。しょせん、バクチの世界であるから、そのうち負けることもあるだろう。国民の金を、国民の同意も得ずに鉄火場に注ぎ込んではいけない。



(以下引用)


年金はまだ儲かっている 
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テーマ:

チャイナショックで世界同時株安…




「年金大損~!」な~んて騒いでいる方をみかけますが…どうなのでしょう?…





本格的な株ブログをやって儲けるつもりもないので”手抜き”でいきますが…




『投資主体別売買動向』というのを見て分析してみてください…





年金が今年に買い越したのは1月と2月です。




16500円を底値にして18000円に向けて上昇していたときです。





3月4月5月は売り越しです…18000円以上では買うより売っていました。




…って~ことはいまでも十分な含み益があると思われます…






7月は第一週に2000億円ほど買い越しましたが、次の週で半分以上を売り、以後は小商い。




7月はトータルで1000億程度の買い越し。





8月は第一週に940億円売って、次の週に1100億円買ったので、買い越しは16億円程度です。





ネットで、ブログが騒いでいるほど年金は買ってはいないのです。




それに当初より、「個人より上手じゃない?」って私は言ってきています…





この「投資主体別売買動向」、一定以上のまとまった商いの集計なので、すべてを網羅しているわけではありません。




すべてが載っているのであれば、値段のついたひとつの株を売り手から買い手に渡しているだけなので、買い越し額と売り越し額の総計は同じ、プラマイゼロにならなくてはいけません。




そうなってはいないので、傾向がわかるという程度の資料です。





それから、いつも個人が「売り越し」になっていますが、ずっと売り越し続けるためには勝ち続けていなければならず、1割しか個人は勝ち組になっていないというのですから、この資料はおかしい。




もっとも負け組は塩漬けを作った時点で”終了”ですから、早々に退場で数値にはでてきません。




おそらくは1割の勝ち続けている勝ち組と、それに加えIPOの売買を含めているらしいので、それで”売り越し”ばかりになるそうです。





すると、個人は金額では大きいものの株価のトレンドを作るものではない…




年金も投資信託も外人に比べると一桁小さいって月が少なくありません。





外国人というのは北米勢と欧州勢があって、シカゴマネーとオイルマネーがそれぞれ代表格です。




要は、アメリカと欧州の資本家階級の財産をメリルリンチだのモルガンスタンレーだのという企業が黒執事のごとくに運用している…みたいなイメージでいいんじゃないでしょうか…ww




中産階級の資金も半端なく入っているとは思いますが、支配階級の皆さんからすれば「ついで」ってとこでしょう…




もちろん、上手な人はソロスやバフェットのように自分で売買しています…





「陰謀論」が好きな人向けに言えば…




北米と言えばロックフェラー…




欧州はロスチャイルドですから…





要するにロックフェラーとロスチャイルドのマネーってことです…




あまり「正確」な表現ではありませんが…wwある種の本質、側面は突いているのでは?…





…ということで、外国人の売買状況をついでにみてみますと…




外国人は2013年に15兆買ってきました。この年は生保が1兆円、年金は4兆円売っています。




外国人は半分ほど買い越して、しばらく様子見をしていましたが11月12月に一気に買い切ってきました。




これで16300円を5月の16000円から3度目の16000円台をつけたのでした。





そしてこれが2014年では買い越し額は1兆円に届かず、年金が2.8兆円買い越したのでした。





この2014年は外国人がさっそく売ってきまして2013年とは対照的に4月5月が”底”になりました。




ここから2014年買い越し総額2・8兆円の「年金の買い」が始まったのでした。





2014年は、10月にアメリカのQEが終了してドル高が始まるとともに大幅下落!




ここで「黒田バズーカ」登場で11月12月で、1.5兆買ってきました…





それが今年になってさっそく1月に893億円売ってきました。2014年の再来かと思われました。




2014年の買い越し額トータルが852億ですから、1年分を売ってきたのです…





選挙も終わったし…ということで…原油安ショック、スイスフランショックもありました…




しかし、この1月2月で年金が800億買っていますから、外人の売った分、すべて引き受けた格好です。





ECB欧州中央銀行も芳しくないドイツ経済に活を入れるため、量的緩和を始めました。




日本より規模の大きい量的緩和です。





ここから日本株は大きな上昇トレンドに入っていったわけです。





しかし…その後も外人の買い越しは多くありません。




4月に2兆円、5月に1兆円買ってきただけで、あとは少額か売り越しだったのですね…





直近も7月が第1週第2週が売り越し。8月も第2週が売り越しです。





そこで、2015年の総計を見てみますと…




外人の買い越しはたった2.2兆。年金は400億円。個人の売り越しが4.1兆円となっています…





こうやって眺めていますと、どうして20000円つけたのかがわかりません。





だれが買ってるの???





ひとつには…上がっている株はごく一部で株価指数採用銘柄以外は上がってはいない…




「上げる」と決めた株だけ日経平均だのJ何とかだのといってまとまらせて、自社株買いで上げている…





企業も投資先がないので、買収や自社株買いくらいしかやることがないのですよ…





それとあと日銀が5.5兆円株だか国債だかを買ったという…




5.5兆




外人の2.2兆円と合わせると説明がつきそうではないですか?





日銀がいついくら株を買っているのか…どこかに資料があるんだと思いますが、ちょっとわかりにくいようです…





もういっぱい資料を集めちゃうんで、資料が散逸して記憶があやふやなものばかりなんですが…





年金がばかばか株を買って株バブル2万円というのは、やはり事実と違うのではないかと思います


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