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徽宗皇帝のブログ

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戦争になった時点でもはや倫理も正気も終わり
まあ、戦争が起こる前なら反戦運動も反戦的言論もできるのだが、始まってしまえば無理である。戦争中に反戦運動・反戦言論などしたら即座に逮捕で、裁判抜きで留置場で殺される。法治国家と言っても、戦争中は法律など存在しないようなものだ。戦争遂行が国家(政府)の唯一の目的になるので、それに反対する人間は当然「非国民」ということになる。政府だけでなく一般国民もその後押しをして、「非国民」を探し出して何らかのリンチにかけ、虐待する。
戦争を煽れば煽るほど社会で優遇されるので、誰もがキチガイのように好戦的な言辞を叫び出す。
それが戦争というものだ。
私はべつにディズニーの肩を持つ気はないが、戦争中の好戦的言動のために一般人を後になって批判したりするのは、当を得ていないと思う。もちろん、「戦争で儲けた人間」を批判するのはいい。一番批判されるべきなのは戦争前から戦争を煽り、戦争で儲けた経済人だろう。もっとも、戦争には反対であっても、戦争で被害者になるよりは戦争を利用してでも生き延びる、という「風と共に去りぬ」のレット・バトラーは私は好きである。
ディズニーの時代は、或る意味「帝国主義」の時代であり、「白人優越主義」の時代でもあったと思う。そうした時代背景や時代風潮を考えずに昔の人を批判してもあまり公平だとは思えない。
なお、私は昔のディズニー映画(「ダンボ」や「ピノキオ」などの頃の)は好きだが、最近のはそのキャラ絵が大嫌いなのでほとんど見ていない。


(以下引用)


ディズニーが「東京大空襲」をけしかけていた! 戦後は原発の旗振り役に…日本に災厄もたらすディズニーの黒い顔

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ディズニーが日本にもたらしたものは、“夢の国”なんかじゃない(画像は『東京ディズニーリゾートベストガイド 2016-2017』(講談社)より)

 最近はUSJに追い上げられつつあるとはいえ、相変わらず人気の東京ディズニーリゾート。今年のハロウィンもディズニーランドやディズニーシーはディズニーキャラクターになりきった“フル仮装”の入園者らが多数詰めかけ、盛り上がりを見せた。


 そんな日本でも大人気のディズニーだが、実はかつて、日本人の大量殺戮を煽る映画をつくっていたのをご存知だろうか。


 その作品とは第二次大戦中の1943年にアメリカで公開された『空軍力による勝利(原題:Victory Through Air Power)』。日本ではソフト化されておらず、知る人ぞ知るこの作品を、映画評論家の町山智浩氏が新著『最も危険なアメリカ映画』(集英社インターナショナル)で紹介し話題となっている。


 映画は序盤、「飛行機」が発明されてから、それがどのように軍事利用されていったのかの歴史的経緯を描く。当初、飛行機は偵察用ぐらいにしか使われておらず、敵軍の飛行機がすれ違ったとしてもパイロット同士が挨拶するぐらい穏やかなものだった。しかし、マシンガンが搭載されるなど、だんだんと軍事目的として使用されるように変化していく。そんな様子が、いまの目で見ても高いクオリティのアニメで表現されるのだった。


 そして、第二幕に入ると、この映画の原作本『空軍力による勝利』の著者アレクサンダー・P・デ・セヴァルスキー氏が登場。彼は、日本は南太平洋の島々に基地をもっているが、いくらそれらを叩いてもそのたびに自国の兵隊に死傷者が出るばかりでいっこうに本体は叩けないと現在の戦況の問題点を説明する。そして、航空機で日本の本土を攻撃するべきだと、戦略爆撃の必要性を強く主張するのだ。


 そして映画のラストは、アニメーションで日本の都市に大量の爆弾が投下され街が燃え盛る様子が生々しく描かれた後、星条旗がたなびくカットで幕を下ろす。


 米空軍による日本本土への戦略爆撃、空襲が本格化するのは、この映画公開の翌年、1944年からである。この日本本土空襲は200以上の都市で行われ、軍事施設だけでなく、多くの一般市民が被災。東京大空襲では11万人、合計では30万人以上が死亡したといわれている。


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