「マスコミに載らない海外記事」サイトにはいつもお世話になっているが、管理人氏のコメントまで引用することは少なかった。そのコメントもいいのだが、「主役」の翻訳記事の紹介だけでも手いっぱい、という感じだったからだ。もちろん、私のブログなどを読むよりも「マスコミに載らない海外記事」を直接読むほうがずっと役に立つ。私のブログは、「さわりの紹介」程度だ。
米国の次期大統領候補はオバマもロムニーもTPPを「中国封じ込め戦略」として位置付けている、という記事に付加された管理人コメントが下記記事である。TPP問題をも含めて、現在の日本の状況をいくらかは戯画化しつつも、悲憤慷慨している文章だ。現在の日本を概観するのに恰好の内容なので紹介する。
蛇足を少し。
オーウェルの『1984(1984年)』は、実は私は通読したことがない。大学の教養学部時代に、英語の課題図書となっていたのだが、最初の「ニュー・スピーク」という「二重言語」の話のあたりでもはや意味不明であった。当時、翻訳が出ていたかどうかは知らないが、その後買った翻訳本も、読みづらくて、最初のあたりで投げだしている。私がよく「1984的状況」と言うのは、映画などで知っている内容からの理解によるものだ。ジョン・ハート主演の映画も、観るのに努力は要したが、まあ、2時間程度の我慢であり、文章を読むのとは違って自分の頭で考えなくてもいい。受容者側がそういうようになっている事自体が「1984的」ではあるのだが。
『動物農場』はごく短い寓話的小説であり、こちらは読み通したし、アニメになったものも見た。これはあらゆる人が読むべき「政治テキスト」だろう。政治と権力がどういうものか、ありありと教えてくれる。
さて、下記記事の中で、最近ミャンマーがやたらともてはやされている事に対して管理人氏が疑念を表明しているが、私もだいぶ前に同じことを言っている。
ミャンマーの突然の民主化と同国への投資ブームは、いわば政治における「電通的操作」である、というのが私の推測である。発電所などの社会的インフラがまったく整備されていない貧国に、人件費が安いというだけで我も我もと投資する、というのは、日本の企業の場合は要するに「みんな同じようにしたのだから失敗しても誰も責任など取らなくていい」という思惑によるものだろう。これが日本の「大企業病」だ。その一方で、国内では毎年のように大量の首切りが行われているのだが。
さて、話が長くなったので、ここまでとする。
(以下引用)
大本営広報機関、TPPの実態については完全報道管制体制のまま、ひたすら盲信を強いる推進論だけを書く。「大統領選の論戦は素晴らしい」などというとんでもないたわごとは言うが、大統領選の中で、彼らがTPPに触れる発言など決して紹介しない。
大本営広報機関世界では宗主国は永遠に親切なオトモダチだ。
老害茶番イベント、豪腕氏の新党発足記念集会報道潰しも兼ねた。
おりしも、ジャパン・ハンドラー幹部も宗主国経済新聞やドジョウ大学に招かれ、中国との戦法指南に来日中。
宗主国の中心ヘリテージ財団で、宗主国の敵国への一種の戦争布告を叫ぶ無謀な茶番を演じる土地爺にピッタリの皆様による掩護射撃の中での発表だった。
大阪異神氏と大手新聞の茶番、「人権委員会設置法案」の序曲だったという「神州の泉」ブログ記事を拝読して納得。手のこんだ悪辣な策略ばかり。そういう方向には大本営広報機関全力を尽くす。
3日後、29日(月)に、恐怖の『人権委員会設置法案』が出される
『低線量放射能被曝』を購入して、支払する際、カウンターに「元土地爺全集刊行」というビラがあるのが目に入った。産経刊。こういう本が売れる文明国。
9/25講談社刊の副知事本が棚の目立つ所にあった。実に手回しのよろしいことだ。出版社も書店も。
駅のキオスクには、タブロイド新聞の、後継は「あの女史」という見出し。あるいは、尖閣紛争を煽る見出し。
一男さってまた一難。
30年ほど遅れはあれど、オーウェル『1984年』世界に入ってしまったようだ。
自民党・公明党政権から民主党政権に変わっても、オーウェルの『動物農場』の世界にしかならないという「妄想」を何度も繰り返してきたことをお読みの方はお気づきだろう。
数日前、知人に『動物農場』を差し上げたところ、彼の言うのに「支配層は、こういうことを、予告しているのですね」と。彼の意見が真実かどうか別として、オーウェルの『動物農場』にしかならないという発想、妄想であったら、どれほど嬉しかろう。
土地爺による奮闘努力のかいあって、中国に工場を作った企業が、急遽ミャンマー(ビルマ)に移動するための視察を始めたと大本営テレビが報じている。あの国もなんともうまいタイミングに宗主国と仲良くなったものだ。
そう。ジョージ・オーウェルは『ビルマの日々』という本も書いている。
次回の選挙で、民主党から、自民・公明・民主の連立なり、タチヤガレ「大惨極」も含めた連立なりに変わっても、オーウェル『動物農場』世界が一層ひどくなるだけ。
首の皮一枚で、何とか国家のような形をとっていた日本、完全属国に成りかわる。オルダス・ハクスレー『素晴らしき新世界』の始まり。
そして、ブラッドベリー『華氏451』の。
大々的に宣伝中の宗主国ネット書店電子本しか買えない時代がくるのだろうか?
米国の次期大統領候補はオバマもロムニーもTPPを「中国封じ込め戦略」として位置付けている、という記事に付加された管理人コメントが下記記事である。TPP問題をも含めて、現在の日本の状況をいくらかは戯画化しつつも、悲憤慷慨している文章だ。現在の日本を概観するのに恰好の内容なので紹介する。
蛇足を少し。
オーウェルの『1984(1984年)』は、実は私は通読したことがない。大学の教養学部時代に、英語の課題図書となっていたのだが、最初の「ニュー・スピーク」という「二重言語」の話のあたりでもはや意味不明であった。当時、翻訳が出ていたかどうかは知らないが、その後買った翻訳本も、読みづらくて、最初のあたりで投げだしている。私がよく「1984的状況」と言うのは、映画などで知っている内容からの理解によるものだ。ジョン・ハート主演の映画も、観るのに努力は要したが、まあ、2時間程度の我慢であり、文章を読むのとは違って自分の頭で考えなくてもいい。受容者側がそういうようになっている事自体が「1984的」ではあるのだが。
『動物農場』はごく短い寓話的小説であり、こちらは読み通したし、アニメになったものも見た。これはあらゆる人が読むべき「政治テキスト」だろう。政治と権力がどういうものか、ありありと教えてくれる。
さて、下記記事の中で、最近ミャンマーがやたらともてはやされている事に対して管理人氏が疑念を表明しているが、私もだいぶ前に同じことを言っている。
ミャンマーの突然の民主化と同国への投資ブームは、いわば政治における「電通的操作」である、というのが私の推測である。発電所などの社会的インフラがまったく整備されていない貧国に、人件費が安いというだけで我も我もと投資する、というのは、日本の企業の場合は要するに「みんな同じようにしたのだから失敗しても誰も責任など取らなくていい」という思惑によるものだろう。これが日本の「大企業病」だ。その一方で、国内では毎年のように大量の首切りが行われているのだが。
さて、話が長くなったので、ここまでとする。
(以下引用)
大本営広報機関、TPPの実態については完全報道管制体制のまま、ひたすら盲信を強いる推進論だけを書く。「大統領選の論戦は素晴らしい」などというとんでもないたわごとは言うが、大統領選の中で、彼らがTPPに触れる発言など決して紹介しない。
大本営広報機関世界では宗主国は永遠に親切なオトモダチだ。
老害茶番イベント、豪腕氏の新党発足記念集会報道潰しも兼ねた。
おりしも、ジャパン・ハンドラー幹部も宗主国経済新聞やドジョウ大学に招かれ、中国との戦法指南に来日中。
宗主国の中心ヘリテージ財団で、宗主国の敵国への一種の戦争布告を叫ぶ無謀な茶番を演じる土地爺にピッタリの皆様による掩護射撃の中での発表だった。
大阪異神氏と大手新聞の茶番、「人権委員会設置法案」の序曲だったという「神州の泉」ブログ記事を拝読して納得。手のこんだ悪辣な策略ばかり。そういう方向には大本営広報機関全力を尽くす。
3日後、29日(月)に、恐怖の『人権委員会設置法案』が出される
『低線量放射能被曝』を購入して、支払する際、カウンターに「元土地爺全集刊行」というビラがあるのが目に入った。産経刊。こういう本が売れる文明国。
9/25講談社刊の副知事本が棚の目立つ所にあった。実に手回しのよろしいことだ。出版社も書店も。
駅のキオスクには、タブロイド新聞の、後継は「あの女史」という見出し。あるいは、尖閣紛争を煽る見出し。
一男さってまた一難。
30年ほど遅れはあれど、オーウェル『1984年』世界に入ってしまったようだ。
自民党・公明党政権から民主党政権に変わっても、オーウェルの『動物農場』の世界にしかならないという「妄想」を何度も繰り返してきたことをお読みの方はお気づきだろう。
数日前、知人に『動物農場』を差し上げたところ、彼の言うのに「支配層は、こういうことを、予告しているのですね」と。彼の意見が真実かどうか別として、オーウェルの『動物農場』にしかならないという発想、妄想であったら、どれほど嬉しかろう。
土地爺による奮闘努力のかいあって、中国に工場を作った企業が、急遽ミャンマー(ビルマ)に移動するための視察を始めたと大本営テレビが報じている。あの国もなんともうまいタイミングに宗主国と仲良くなったものだ。
そう。ジョージ・オーウェルは『ビルマの日々』という本も書いている。
次回の選挙で、民主党から、自民・公明・民主の連立なり、タチヤガレ「大惨極」も含めた連立なりに変わっても、オーウェル『動物農場』世界が一層ひどくなるだけ。
首の皮一枚で、何とか国家のような形をとっていた日本、完全属国に成りかわる。オルダス・ハクスレー『素晴らしき新世界』の始まり。
そして、ブラッドベリー『華氏451』の。
大々的に宣伝中の宗主国ネット書店電子本しか買えない時代がくるのだろうか?
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