「スプートニク」から転載。
ネットニュースをまめにチェックしているわけではないが、「ヤフーニュース」や「ライブドアニュース」などではこのニュースは見なかった。少なくとも、「重大ニュース」的な欄では見なかった。明らかに、隠蔽意図だろう。要するに、重要ニュースがあっても、それを片隅で、誰もほとんど気づかないような形でしか報道しなければ、その事実に誰も気づかないままなのだ。
これがネットニュースの実態だろう。
もちろん、このニュースが大手新聞電子版などに出ていた可能性もあるが、もともと信用もしていない全国紙の電子版を全部見るほどこちらは暇じゃない。いや、暇だがそこまで熱意も気力も無い。これもおそらく「片隅で報道」か、まるで報道しないかのどちらかだろう。
日本のマスコミやネットニュースが、「福島県警、汚染水漏れで東京電力社長らを書類送検」という明らかに重大な記事を報道せず、ロシアのネットニュースでやっとそれを知るしかない、というところに今の日本の「情報遮断」状態が現れている。
おそらく、日本国民は自分たちがこうした「情報の盲目状態」「つんぼ桟敷」にあることをほとんど知らないだろう。
(以下引用)
日本短縮 URL
15420
福島県警は、地元住民の要求を考慮し、東京電力と社長ら幹部32人を、汚染水を外洋に流出するのを許したとして、公害犯罪処罰法違反容疑で書類送検した。
福島の住民らは、2013年の8月に、2011年3月の原発事故以来最大量の高濃度汚染水が、冷却水を貯めていたタンクから漏れるという不祥事が生じた後、警察に訴え出ていた。漏れでた汚染水は、300トンを超えた。
原子力規制委員会は、漏れのレベルを国際原子力事象評価尺度(INES)に基づく評価で「レベル3(重大な異常事象)」とした。委員会は、今回そして他の場合にも、漏れた汚染水の一部が海に流れ込んだ可能性があったことを認めている。
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