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徽宗皇帝のブログ

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日米韓の今後の進展はどうなるか
「日経ビジネス」記事の一部だが、インタビューされているのは元自衛隊の高官らしい。おそらく戦略部門の専門家か何かか。
記事全体を詳しく読んではおらず、書かれた内容を頭から信じるわけではないが、下に書かれた部分はわりと本音で言っているように思えるので、参考までに転載した。

現在は日韓間(のGソミア破棄)問題だけしか念頭に無い人が多いと思うが、Gソミアは日米韓の軍事情報共有のためのもので、操作主体は日韓ではなく米国で、目的は米国がこの地域の軍事情報を一手に握ることにあるのは自明だろう。とすれば、Gソミアの破棄で一番迷惑を蒙っているのは米国であるのも自明だ。
とすれば、「韓国は我々が守ってやっている」(韓国からすれば米国のために南北分裂させられ、恒常的に危険な状態に置かれている、だが。)くせにケシカラン奴らだ、ということになり、香田氏の予測とは逆に米韓の同盟関係を破却する可能性も出てくる。そうなると、本当に朝鮮半島南北統一が実現する可能性も出てくるのではないか。その時には、日本はアジア地域で唯一の米国の下僕になるわけで、トランプが、ついでに在日米軍も全部引き上げる、とすれば面白い話であるが、それはさすがに夢想だろうか。

「米韓同盟の劣化は米国の望むところではない」のなら、韓国は強気に出ることができるわけである。そして、米韓関係が冷え込めば、ロシアと中国に接近すればいいわけだ。日本政府による「韓国のホワイト国除外」が、とんでもないところまで燃え広がったものである。



(以下引用)



米国が疑う、韓国の情報管理


米国が韓国にF-35Bを売却しない、と判断する可能性があるでしょうか。先ほど話題にしたように、米国は強い不満をあらわにしています。



香田:あり得るかもしれません。米国は時期を見て、韓国の情報保全状況を精査すると思います。北朝鮮が発射した「ATACMS(エイタクムス)」が、漏洩した情報を基に開発されたとしたら、その出どころは韓国である公算が最も高いですから。



 日本が韓国に対する輸出管理の厳格化を図ったのも、米国がもたらした基礎情報が元にあったと思われます。米国による精査の“前哨戦”と見ることができるかもしれません。韓国が7月10日に150件を超える不正輸出を公表したのは、米国に察知されたのを知り、先手を打った可能性があります。



米国における対韓感情が悪化し、米韓同盟の劣化につながる可能性を指摘する専門家がいます。



香田:米国が韓国と同盟国の縁を切るというのは考えづらいでしょう。ここでは、米国とトルコの関係が参考になります。ロシアから地対空ミサイル「S400」を導入したトルコに対して米国は怒りをあらわにしました。一時は、米国がトルコをNATOから追い出すのでは、と思えるほどでした。しかし実現には至っていません。ただし、トランプ大統領が7月、「F-35の売却を棚上げする」と発言して対抗措置(制裁)を取っています。



 トランプ大統領は、NATOとも同調してアメとムチ両方を使いトルコのS400導入を阻止しようとしましたが、失敗しました。しかし、既にロシアとの関係緊密化を進めるトルコをこれ以上追い詰めてNATOからの離脱、またはNATOからの除名という事態に陥れば、プーチン大統領の最大の狙いであるNATO分断への道を開くことになります。それゆえ、トランプ大統領もNATOも、時間をかけてでもトルコをNATOに残留させる道を探っているのです。



 もちろん、トルコと韓国で一対一の比較はできません。しかし、米韓同盟の劣化あるいは解消は、プーチン大統領のみならず、中国の習近平主席や北朝鮮の金正恩委員長が狙うところを、こちらのオウンゴールで実現してあげることになります。彼らは弄することなく目的を達成できる。この観点から、米国、そしてトランプ大統領は自らの思いに蓋をしてでも、韓国をつなぎとめようとする公算が高いと考えます。




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