「東海アマ」ブログ記事だが、日本での民族差別の実態を自分の目でありありと見てきた人間の貴重な証言であり、実に公平冷静な記述の中に真摯なヒューマニズムの熱情が溢れている文章だ。
日本での民族差別について、一番分かりやすく、事実に基づいた見事な文章だと思う。
ただし、日本の政界はその在日朝鮮人でほぼ占められているという話もあり、財界も含め、新自由主義の推進者の多くは在日朝鮮人ではないか、と私は推測している。つまり、ユダ金やCIAの手先として「被差別民族」が意図的に使われ、その結果日本社会の上層部はむしろ在日朝鮮人がかなりな割合を占めているかと思われる。
下の文章は主に過去の話であり、現在の日本の権力構造では、かなり割り引いて考える必要があるかと思う。
(以下引用)
NIKEの差別告発CM
話題のナイキ広告で噴出…日本を覆う「否認するレイシズム」の正体
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77893
NIKEが製作した、以下のCMが話題を呼んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=G02u6sN_sRc&feature=emb_logo&ab_channel=NIKEJAPAN
主には、在日ハーフへの社会的差別を告発したものと受け取られているが、ネトウヨたちから、一斉に攻撃を受けているのは、2011年、放射線被曝の危険性を告発した私たちが経験した、無知な連中からの一斉攻撃に似たものを感じる。
https://mobile.twitter.com/search?q=NIKE%E3%80%80CM%E3%80%80%E5%B7%AE%E5%88%A5&src=typed_query
思えば、私は名古屋市中村区に育って、小中学校ともに、在日者がクラスの1割以上を占める環境で、在日朝鮮・韓国人に対する差別を直視させられた。
また、私の住んでいた町内が、かつて未解放部落区域に近接していたこともあり、私は「四つ」(四つ足の家畜という意味で、部落民に対する蔑称)と蔑まれることがあった。
このCM動画を見ていて、当時を思い出して煮えくりかえるような感情に襲われることがある。
正直いえば、この程度ならマシなほうで、私の子供時代の差別は、社会全体が関与した恐ろしい人権侵害だった。
何せ、当時(半世紀以上前だが)、「壬申戸籍」というのが出版されて、大手企業の人事はたいてい保有していた。
そこには、全国の未開放部落=江戸時代の「穢多・非人」の定着集落(強制的に定められていた)が連綿と伝わる住居地が網羅され、企業の人事課は、それを見ながら就職応募者の品定めをしていた。
在日朝鮮・韓国人は、真っ先にはねられ、未解放部落住所地の応募者も無条件にはねられた。それが、銀行や一流企業など、大半の就職先だったので、被差別者の就職困難は半端なものではなかった。
孫正義も、そんな激しい差別に自殺を考えるほど苦しんだ人物だった。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/052400004/
まず、こうした被差別者たちの就職先といえば、みんなが嫌がる3K職場(例えばゴミ収集・汲み取り・土建・清掃)や、娯楽産業・水商売・プロスポーツ、芸能界、ヤクザ界くらいしかなかったのだ。
だから、被差別者は、いつでも断崖絶壁のような苛酷な人生を強要されていて、みんな強烈な意志をもって生き抜くしかなかった。
まずは、山口組や稲川界など、日本を代表する暴力団組織の9割は、そうした被差別出身者で占められている。何せ、他に行くところがないのだから、みんな必死で頑張るので、組織内での出世も早い。
6代目篠田健一氏だけは日本人だが、高山副長以下の大半は在日者だ。
稲川会は、辛炳圭会長以下、ほとんど在日者だ。とりわけ北朝鮮系が多く、小泉純一郎、進次郎も関係が疑われている。
私の通った小中学校は、大門という旧赤線地帯が区域に含まれているので、一クラスに数名は、暴力団子弟がいた。そんな子供たちから、同窓会など絶対に生きたくないくらい、私は激しく虐められた。それは生涯のトラウマといってもいい。
思い出せば、当時のいじめっ子は、殺人罪などで無期懲役になっている者が少なくない。
同級生に、パチンコ発明者、正村竹一の娘がいた。パチンコ産業というのも北朝鮮系在日者の独占に近い事業で、現在も、全国のパチンコ関連就業者の大半が北朝鮮系である。彼らは、比較的、正業で、暴力団関係者は少なかった。
プロスポーツ界は、読者の想像の100倍くらい凄まじい、在日者の独壇場である。
プロ野球は、特に凄い。金田正一・張本勲、そして王貞治も中国系在日者の一人だ。
格闘技は、極真創始者、大山倍達はじめ、大木金太郎など、多すぎて書き切れない。 まず、日本のプロスポーツ界から在日者を抜いたなら、スポーツ界そのものが成立しなくなるほどだ。
何よりも、戦後、「日本人の星」といわれた力道山その人が金信洛という北朝鮮系在日者で、河内康範、「月光仮面」のモデルとなったのも大山倍達だった。
芸能界でも、著名な実力者の半数が在日者で占められている。
五木ひろし、都はるみらで、これも在日者がいなくなれば芸能界が崩壊するとまで囁かれている。
それなのに、なぜ、日本人は在日者やハーフを差別し、蔑視したがるのか?
ひとつには、敗戦後、韓国政権は、「戦勝国」として圧力をかけ、在日犯罪者の処罰を放棄させ、「三国人犯罪」と呼ばれた凄まじい犯罪を、戦後保守政権の弱腰で、社会正義が実行されなかったことで、在日者に対する憤懣が激しく高まったことがある。
https://seesaawiki.jp/w/kokonnoiro/d/%C0%EF%B8%E5%A4%CE%C4%AB%C1%AF%BF%CD%A4%CE%C9%D4%CB%A1%B9%D4%B0%D9
また、1952年李承晩が勝手に線引きして、竹島を軍事強奪し、島根県などの漁民を50名以上殺害したが、日本政府は、まともな国家としての対応をしていない。これは当時の岸信介ら関係者が、朝鮮韓国と深い関係があって(戦争中、岸は朝鮮でヘロインを売りさばいた)強い対応ができなかったともいわれる。
こうした事件が、ずいぶんたくさんあって、日本人の半島人に対する心情にやり場のない憤りを与えたことが大きいかもしれない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%83%BB%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E5%B9%B4%E8%A1%A8
いずれにせよ、日本人は、在日朝鮮・韓国人に対して、親近感を持てない、さまざまの事情が醸成され、それは慰安婦問題や徴用工問題に関する韓国側の理不尽な主張から、ますます加速することはあれ、事実上解決不能ではないかと思わせる情勢だ。
ただ、多くの日本人は、朝鮮系在日者だけでなく、黒人とのハーフなどにも冷酷な視線を向けてきた。
大坂なおみが、日本を避けてフロリダで生活している事情も、日本人の偏見や差別意識が背景にあるといわれている。
だが、大坂なおみは、日本人を代表してメジャー大会で優勝した。すると、多くの人がコロリと態度を変えて、大阪を賞賛しはじめたが、もしも三回戦あたりで敗退する程度なら、相変わらず嘲笑的視線を向けていたのではないか?
それは、冒頭の、NIKECMで如実に表現されている。
NBAの八村累も同じだ。もしも八村がメジャーに上がれなかったなら、誰も一顧だにせず、奇異な視線を変えようとしなかっただろう。
日本人は「勝てば官軍」、昨日まで小馬鹿にしていても、名誉を実現すれば、調子よく差別心が消えてしまうのだが、私は本当に消えたのか疑わしい。
力道山=金信洛という北朝鮮人が、日本人を代表するスーパースターとなった。だが、彼の正体が朝鮮人だと分かったとき、あのもの凄い英雄視、熱狂ぶりは、どこに行ったのだろう?
今では、力道山を話題にする人も少ないし、50才以下の人たちは力道山といわれても、親近感を持てないだろう。
だが、1960年前後の力道山の人気は凄まじかった。我が家には中古のテレビがあったのだが、力道山の試合ともなれば近所の人が押しかけてきて、家は大変なことになった。 そのとき、「朝鮮人」というレッテルが貼られていたなら、あれほどの熱狂は起きただろうか?
大山倍達も、極真会創始者、日本人を代表する空手家として熱狂的に賞賛されたのは、1970年代だっただろうか? だが、彼もまた、崔永宜という韓国人だった。
今の極真会の、松井章圭館長も文章圭という在日者だが、大山は死ぬまで韓国籍だった。これは、おそらく日本での在日者に対する差別の視線から意地になったものではないだろうか?
大坂なおみは、世界一の名誉を得たから、それまで白い目を向けていた人も、文句を言わなくなったが、勝てなければ、再び「それみたことか」という罵詈雑言が出てくるに違いない。
私は、在日者の悲哀という意味で、中学校の生徒会長まで務めた野球少年、Oのことが忘れられない。Oは大門の暴力団O組の子だった。
知力も高く、天才的な運動神経で、何をやらせてもトップクラスだった。だが、在日系暴力団組長の子供では、まともな就職先はなく、結局、暴力団に活躍の道を求めるしかなかった。
Oは、山口組系のなかで「二丁拳銃のO」として、名前が通る大物ヤクザとなった。
だが、彼は、あるとき陸橋の上から身を投げて死んだ。
私は、山口組某幹部から事情を聞いた。Oは人妻に恋慕したが、周囲が許さず、行き場を失ったとのことだった。
とても純情な青年だったと、彼は言った。
在日者への差別は、一番の理由としては、福沢諭吉が、朝鮮人に対して匙を投げた文章に良く現れている。
https://www.news-postseven.com/archives/20180416_657811.html?DETAIL
儒教の伝統から、差別と序列を、民族の文化にまで昇華させた韓国の価値観が、韓国人全体に対する強烈な違和感を招いていることが大きいのだが、それ以上に、日本人の異邦人=異民族に対する警戒心と差別心=儒教の呪いから抜け出せていない閉塞的価値観が問題の本質にあると思えるのだ。
この、相手を見下し、人間関係に序列を求める儒教の差別価値観が克服されなければ、日本から差別が消えることはないだろう。
それが何によってもたらされるのか? いつもたらされるのか?
先行きを眺めていても、私には暗い未来しか見えない。
それよりも、差別や序列の大好きなネガティブ人種は、2050年頃までに地球上から消えてゆくというバシャールの予言に期待をかけたい。
日本での民族差別について、一番分かりやすく、事実に基づいた見事な文章だと思う。
ただし、日本の政界はその在日朝鮮人でほぼ占められているという話もあり、財界も含め、新自由主義の推進者の多くは在日朝鮮人ではないか、と私は推測している。つまり、ユダ金やCIAの手先として「被差別民族」が意図的に使われ、その結果日本社会の上層部はむしろ在日朝鮮人がかなりな割合を占めているかと思われる。
下の文章は主に過去の話であり、現在の日本の権力構造では、かなり割り引いて考える必要があるかと思う。
(以下引用)
NIKEの差別告発CM
話題のナイキ広告で噴出…日本を覆う「否認するレイシズム」の正体
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77893
NIKEが製作した、以下のCMが話題を呼んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=G02u6sN_sRc&feature=emb_logo&ab_channel=NIKEJAPAN
主には、在日ハーフへの社会的差別を告発したものと受け取られているが、ネトウヨたちから、一斉に攻撃を受けているのは、2011年、放射線被曝の危険性を告発した私たちが経験した、無知な連中からの一斉攻撃に似たものを感じる。
https://mobile.twitter.com/search?q=NIKE%E3%80%80CM%E3%80%80%E5%B7%AE%E5%88%A5&src=typed_query
思えば、私は名古屋市中村区に育って、小中学校ともに、在日者がクラスの1割以上を占める環境で、在日朝鮮・韓国人に対する差別を直視させられた。
また、私の住んでいた町内が、かつて未解放部落区域に近接していたこともあり、私は「四つ」(四つ足の家畜という意味で、部落民に対する蔑称)と蔑まれることがあった。
このCM動画を見ていて、当時を思い出して煮えくりかえるような感情に襲われることがある。
正直いえば、この程度ならマシなほうで、私の子供時代の差別は、社会全体が関与した恐ろしい人権侵害だった。
何せ、当時(半世紀以上前だが)、「壬申戸籍」というのが出版されて、大手企業の人事はたいてい保有していた。
そこには、全国の未開放部落=江戸時代の「穢多・非人」の定着集落(強制的に定められていた)が連綿と伝わる住居地が網羅され、企業の人事課は、それを見ながら就職応募者の品定めをしていた。
在日朝鮮・韓国人は、真っ先にはねられ、未解放部落住所地の応募者も無条件にはねられた。それが、銀行や一流企業など、大半の就職先だったので、被差別者の就職困難は半端なものではなかった。
孫正義も、そんな激しい差別に自殺を考えるほど苦しんだ人物だった。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/052400004/
まず、こうした被差別者たちの就職先といえば、みんなが嫌がる3K職場(例えばゴミ収集・汲み取り・土建・清掃)や、娯楽産業・水商売・プロスポーツ、芸能界、ヤクザ界くらいしかなかったのだ。
だから、被差別者は、いつでも断崖絶壁のような苛酷な人生を強要されていて、みんな強烈な意志をもって生き抜くしかなかった。
まずは、山口組や稲川界など、日本を代表する暴力団組織の9割は、そうした被差別出身者で占められている。何せ、他に行くところがないのだから、みんな必死で頑張るので、組織内での出世も早い。
6代目篠田健一氏だけは日本人だが、高山副長以下の大半は在日者だ。
稲川会は、辛炳圭会長以下、ほとんど在日者だ。とりわけ北朝鮮系が多く、小泉純一郎、進次郎も関係が疑われている。
私の通った小中学校は、大門という旧赤線地帯が区域に含まれているので、一クラスに数名は、暴力団子弟がいた。そんな子供たちから、同窓会など絶対に生きたくないくらい、私は激しく虐められた。それは生涯のトラウマといってもいい。
思い出せば、当時のいじめっ子は、殺人罪などで無期懲役になっている者が少なくない。
同級生に、パチンコ発明者、正村竹一の娘がいた。パチンコ産業というのも北朝鮮系在日者の独占に近い事業で、現在も、全国のパチンコ関連就業者の大半が北朝鮮系である。彼らは、比較的、正業で、暴力団関係者は少なかった。
プロスポーツ界は、読者の想像の100倍くらい凄まじい、在日者の独壇場である。
プロ野球は、特に凄い。金田正一・張本勲、そして王貞治も中国系在日者の一人だ。
格闘技は、極真創始者、大山倍達はじめ、大木金太郎など、多すぎて書き切れない。 まず、日本のプロスポーツ界から在日者を抜いたなら、スポーツ界そのものが成立しなくなるほどだ。
何よりも、戦後、「日本人の星」といわれた力道山その人が金信洛という北朝鮮系在日者で、河内康範、「月光仮面」のモデルとなったのも大山倍達だった。
芸能界でも、著名な実力者の半数が在日者で占められている。
五木ひろし、都はるみらで、これも在日者がいなくなれば芸能界が崩壊するとまで囁かれている。
それなのに、なぜ、日本人は在日者やハーフを差別し、蔑視したがるのか?
ひとつには、敗戦後、韓国政権は、「戦勝国」として圧力をかけ、在日犯罪者の処罰を放棄させ、「三国人犯罪」と呼ばれた凄まじい犯罪を、戦後保守政権の弱腰で、社会正義が実行されなかったことで、在日者に対する憤懣が激しく高まったことがある。
https://seesaawiki.jp/w/kokonnoiro/d/%C0%EF%B8%E5%A4%CE%C4%AB%C1%AF%BF%CD%A4%CE%C9%D4%CB%A1%B9%D4%B0%D9
また、1952年李承晩が勝手に線引きして、竹島を軍事強奪し、島根県などの漁民を50名以上殺害したが、日本政府は、まともな国家としての対応をしていない。これは当時の岸信介ら関係者が、朝鮮韓国と深い関係があって(戦争中、岸は朝鮮でヘロインを売りさばいた)強い対応ができなかったともいわれる。
こうした事件が、ずいぶんたくさんあって、日本人の半島人に対する心情にやり場のない憤りを与えたことが大きいかもしれない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%83%BB%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E5%B9%B4%E8%A1%A8
いずれにせよ、日本人は、在日朝鮮・韓国人に対して、親近感を持てない、さまざまの事情が醸成され、それは慰安婦問題や徴用工問題に関する韓国側の理不尽な主張から、ますます加速することはあれ、事実上解決不能ではないかと思わせる情勢だ。
ただ、多くの日本人は、朝鮮系在日者だけでなく、黒人とのハーフなどにも冷酷な視線を向けてきた。
大坂なおみが、日本を避けてフロリダで生活している事情も、日本人の偏見や差別意識が背景にあるといわれている。
だが、大坂なおみは、日本人を代表してメジャー大会で優勝した。すると、多くの人がコロリと態度を変えて、大阪を賞賛しはじめたが、もしも三回戦あたりで敗退する程度なら、相変わらず嘲笑的視線を向けていたのではないか?
それは、冒頭の、NIKECMで如実に表現されている。
NBAの八村累も同じだ。もしも八村がメジャーに上がれなかったなら、誰も一顧だにせず、奇異な視線を変えようとしなかっただろう。
日本人は「勝てば官軍」、昨日まで小馬鹿にしていても、名誉を実現すれば、調子よく差別心が消えてしまうのだが、私は本当に消えたのか疑わしい。
力道山=金信洛という北朝鮮人が、日本人を代表するスーパースターとなった。だが、彼の正体が朝鮮人だと分かったとき、あのもの凄い英雄視、熱狂ぶりは、どこに行ったのだろう?
今では、力道山を話題にする人も少ないし、50才以下の人たちは力道山といわれても、親近感を持てないだろう。
だが、1960年前後の力道山の人気は凄まじかった。我が家には中古のテレビがあったのだが、力道山の試合ともなれば近所の人が押しかけてきて、家は大変なことになった。 そのとき、「朝鮮人」というレッテルが貼られていたなら、あれほどの熱狂は起きただろうか?
大山倍達も、極真会創始者、日本人を代表する空手家として熱狂的に賞賛されたのは、1970年代だっただろうか? だが、彼もまた、崔永宜という韓国人だった。
今の極真会の、松井章圭館長も文章圭という在日者だが、大山は死ぬまで韓国籍だった。これは、おそらく日本での在日者に対する差別の視線から意地になったものではないだろうか?
大坂なおみは、世界一の名誉を得たから、それまで白い目を向けていた人も、文句を言わなくなったが、勝てなければ、再び「それみたことか」という罵詈雑言が出てくるに違いない。
私は、在日者の悲哀という意味で、中学校の生徒会長まで務めた野球少年、Oのことが忘れられない。Oは大門の暴力団O組の子だった。
知力も高く、天才的な運動神経で、何をやらせてもトップクラスだった。だが、在日系暴力団組長の子供では、まともな就職先はなく、結局、暴力団に活躍の道を求めるしかなかった。
Oは、山口組系のなかで「二丁拳銃のO」として、名前が通る大物ヤクザとなった。
だが、彼は、あるとき陸橋の上から身を投げて死んだ。
私は、山口組某幹部から事情を聞いた。Oは人妻に恋慕したが、周囲が許さず、行き場を失ったとのことだった。
とても純情な青年だったと、彼は言った。
在日者への差別は、一番の理由としては、福沢諭吉が、朝鮮人に対して匙を投げた文章に良く現れている。
https://www.news-postseven.com/archives/20180416_657811.html?DETAIL
儒教の伝統から、差別と序列を、民族の文化にまで昇華させた韓国の価値観が、韓国人全体に対する強烈な違和感を招いていることが大きいのだが、それ以上に、日本人の異邦人=異民族に対する警戒心と差別心=儒教の呪いから抜け出せていない閉塞的価値観が問題の本質にあると思えるのだ。
この、相手を見下し、人間関係に序列を求める儒教の差別価値観が克服されなければ、日本から差別が消えることはないだろう。
それが何によってもたらされるのか? いつもたらされるのか?
先行きを眺めていても、私には暗い未来しか見えない。
それよりも、差別や序列の大好きなネガティブ人種は、2050年頃までに地球上から消えてゆくというバシャールの予言に期待をかけたい。
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