「泉の波立ち」から転載。
同ブログは、私とは意見が対立することも多いが、いろいろ参考になる考えが多いので、よく訪問するブログの一つだ。
下記記事に書かれた事実は私と同様に知らなかった人が多いかと思うので、無断だが引用、拡散させてもらう。これは国民全体が広く知るべき事実だ。
結論部分に書かれた「自分の利益のために多くの人を犠牲にし、それが罷り通る世の中」であることが、リーマンショックから福島原発まで現代社会のすべての災厄の根底にある病根である。
日本で毎年3万から4万の人間が自殺しようが、東日本の被災者が財産も仕事も失って寒さに震えていようが、政治責任者は平気の平左なのである。いや、そいう人間が死ねば死ぬほど国家予算が助かる、と思っている。世界的に見ても、事は同じである。意図的に戦争を誘発してでも金儲けをしたい、という人間が世界政治を操っているのだ。資本家、官僚、政治家のほとんどがそういうハイエナである。
かと言って、一足飛びにこの資本主義の世界を社会主義世界に変えても「全員が平等に貧乏になる」社会はいやだ、とほとんどの人は思っているだろう。
ならば、どうすればいいのか。
そこのところを経済学者である人々に簡明に語ってもらいたい、と私は思う。
もちろん、私は社会主義で「全員が貧乏になる」とは思っていない。多くの人のイメージがそうだろう、と思っただけだ。それに、「社会主義=全体主義=牢獄国家」である、というイメージも、旧ソ連や旧中国(現在もか?)のイメージであり、キューバなどがそれと違うことは明らかである。さらに言えば、現在のアメリカや日本などの方が、現在のロシアなどよりよっぽど牢獄国家だと私は思っている。
(以下引用)
2012年11月01日
◆ 浜岡原発が海水流入で腐蝕
浜岡原発の原子炉が海水流入で腐蝕してしまったという。再稼働の見通しは立たない。(先は不明)
──
朝日新聞の記事に詳しい。一部抜粋しよう。
《 海水流入トラブルで制御装置にさび 浜岡原発5号機 》
中部電力浜岡原発5号機(静岡県)で昨年5月、停止作業中の原子炉に大量の海水が流れ込むトラブルが起きた。その後の調査で、燃料の核分裂を制御する装置など原子炉の重要機器で、あちらこちらにさびが見つかった。再稼働させるには、相当な点検や補修が必要になると思われ、難航が予想される。
細管43本が壊れ、約400トンの海水が機器や装置に流れ込んだ。原発の心臓部とも言える、核分裂反応を抑える制御棒を抜き差しする駆動機構やポンプが腐食。 復水器の細管も腐食で変形していた。 中部電力は、海水につかった機器のうち、一部しか点検しない方針。これに対して、専門家会合では「重要機器の全数点検や交換の検討が必要」など意見が相次いだ。
9月には、原子炉内にあった燃料集合体全872体を取り出し、使用済み燃料プールに移した。しかし、再び使えるかは不明だ。
5号機は運転開始が2005年で浜岡原発では最も新しい原子炉。中部電力は再稼働すべく炉内や核燃料の点検を進めている。
( → 朝日新聞・朝刊 2012-11-01の記事(有料版) )
次のようにまとめられる。
・ 原子炉の心臓部に大量の海水が流入した。
・ 心臓部のあちこちが錆びて腐蝕してしまった。
・ 点検したのは一部だけで、使えるかどうかは不明。
・ 中電としては、一部を除いて、点検しない方針。
・ なのに、中電は、再稼働の方針で点検を進めている。
・ 理由は、運転開始が2005年で、最も新しい原子炉だから。
これを読むと矛盾に気づく。次の二点だ。
・ 中電としては、一部を除いて、点検しない方針。
・ なのに、中電は、再稼働の方針で点検を進めている。
一方では「点検しない方針」であり、一方では「点検を進めている」である。これは矛盾だ。どういうことか?
たぶん、こうだろう。
「再稼働を否定するような点検はしない。再稼働を肯定するような点検はする」
つまり、こうだ。
「装置が腐食した部分は点検しない。装置が健全である部分のみ点検する」
その結果は、次のようになる。
「腐食した部分はすべて身点検の使いで隠蔽され、健全である部分だけが点検されて明示される。結果的に、『点検した部分はすべて健全でした』という報告がなされる」
これをまとめれば、こうなる。
「腐蝕したという真実が歪められて、健全であるという虚偽の報告が出される」
つまり、
「腐蝕した原子炉について、調査報告が捏造される」
ということだ。
──
恐ろしいことだ。浜岡は腐蝕した原発であるにもかかわらず、その真実が隠蔽されて、強引に再稼働の方向に進められつつあるのだ。
このままだと、首都圏はとんでもない被害に遭うかもしれない。
では、どのような被害に遭うか? これについては、先日、政府の報道が出た。
→ 新防災指針を策定=避難準備、原発30キロ圏に
→ 原発避難480万人に 規制委指針「30キロ圏」決定
浜岡の場合、東名高速道や、東海道新幹線や、リニア新幹線も、「30キロ圏」に含まれるので、対策が大変になりそうだ。
→ 高速道、新幹線 “大動脈”分断も
このためのコストを負担するとなると、東名高速道や、東海道新幹線や、リニア新幹線のほか、静岡各地の対策も必要となる。また、30キロ圏を超えれば、神奈川や東京も、さまざまな対策が必要となる。さらには、いくら対策したところで、神奈川や東京が壊滅的な自体になりかねない。(人間が居住禁止になったりする。)
当てずっぽうふうに概算すると、こんな感じかな。
・ 30キロ圏の交通路にシェルターをかける …… 100兆円
・ 影響を受ける地帯の経済的損失 ……………… 1000兆円
ま、「日本壊滅」である。
仮に、北朝鮮や中国などが、「日本を壊滅させよう」と思ったら、日本をいちいち攻撃する必要はない。単に浜岡を稼働させるだけでいい。そうすれば、腐蝕した原子炉が勝手に暴走して、日本は自動的に崩壊する。日本は勝手に自殺する。 (^^);
これによってあらゆる人々が損すると思えるが、たった一つ、例外がある。それは、中電だ。
・ シェルターなどの予備的な建設費は、国家が事前に負担する。
・ 事故による被害は国民が、事後に負担する。
・ 事故が起こるまでは、原発再稼働で利益を出せる。
つまり、こうだ。
「 100兆円の事前費用と、1000兆円の事後費用は、国家と国民に押しつける。そして、事故が起こるまでは、1兆円ぐらいの利益を自分が頂戴する。事故が起こったあとは、中電を倒産させる(国有化してもらう)。」
その本質は、こうだ。
「損失はすべて他人に。利益はすべて自分に」
これはリーマンショックのときの米国の証券会社と同じ原理だ。詐欺師の原理。この原理によって、「他人に損をさせて、自分だけが儲ける」という悪の行為が実現する。悪魔的。そして、こういう悪魔にたぶらかされるせいで、日本は破滅への道を進みつつある。
※
「1兆円の利益を得るために、1100兆円の損失を出す」
というのは、あまりにも馬鹿げたことに見える。しかしながら、
「利益は自分のもので、損失は他人のもの」
とするならば、その馬鹿げたことには、帳尻が合うのだ。
──
結論。
日本は悪魔のような連中に導かれて、破滅への道を進みつつある。「原発は腐蝕しつつある」という事実が判明しても、腐蝕した部分は隠蔽されて、証拠は捏造されて、「安全です」という虚偽の報告が出される。そのあげく、危険な原発が再稼働される。そして、やがて時期が来たときに、危険な原発が暴走する。
そのことは、本項できちんと予告されていたのだが、例によって予告は無視されるので、日本は壊滅する。日本終了。
--------------------------------------------------------------------------------
[ 付記 ]
「浜岡を再稼働するべきだ」
と主張しているのは、中電だけじゃない。下記の人々がいる。
(1) 池田信夫
特に浜岡に限った主張をしているというよりは、原発全般について「再稼働せよ」と主張して、そのうちの一部に浜岡を含めている。
→ 問題は「脱原発」ではなく再稼働だ
間接的には、「原発停止で 3700億円の損失を出したが、それをやめよ」と言って、浜岡の再稼働を主張している。
→ 浜岡原発の「バカの壁」
(2) 石井孝明
池田信夫が主宰する言論プラットフォーム「アゴラ」では、一部の論客が特に浜岡を再稼働させよと主張してる。もちろん池田信夫の路線に乗ってのことだ。
→ 浜岡原発-中部電力の安全対策工事を訪ねる
(3) 大前研一
大前研一も浜岡原発の再稼働に賛成している。というより、「浜岡の停止」に反対している。(同じことだが。)
→ 停止命令で受けた甚大な損害の賠償を求めよ
──
以上のいずれも、「中電の利益を減らすな」という主張だ。そこには「中電の利益」という発想ばかりがあり、「国民の利益」という発想は微塵もない。
「売国奴」という言葉がぴったり。
( ※ 外国に国を売るのではなく、中電に国を売る。中電に小さな得をさせて、国民全体に大損をさせる。)
なお、私がこの二人を評価すれば、こうだ。
「福島原発事故が起こる以前に、原発の危険性を指摘していなかった以上、話の信頼性がまったくない」
原発事故の前に、危険性を指摘しておかなかった。そうしたら、原発事故が起こった。とすれば、彼らが今どれほど原発の安全性を強調しても、ふたたび同じようにして大事故が発生するかもしれないのだ。そのときになってもまた、「おれは知ったこっちゃない」と知らんぷりをするのだろうが。無責任すぎ。信用度ゼロ。
私は? もちろん、2011-03-11 以前に、原発の危険性を何度か指摘しておいた。下記。
→ 原発とエコ
→ 災害とエラー回避
→ 前提の崩壊
※ つまり、「原発が地震で危険にさらされる」ということを、
私は 2009 年までに何度か指摘していた。
※ 私の予言は、けっこうよく当たる。とすると、ひょっとして、
「浜岡原発のせいで日本壊滅」という警告も…… (^^);
posted by 管理人 at 19:49 | Comment(1) | 放射線・原発
同ブログは、私とは意見が対立することも多いが、いろいろ参考になる考えが多いので、よく訪問するブログの一つだ。
下記記事に書かれた事実は私と同様に知らなかった人が多いかと思うので、無断だが引用、拡散させてもらう。これは国民全体が広く知るべき事実だ。
結論部分に書かれた「自分の利益のために多くの人を犠牲にし、それが罷り通る世の中」であることが、リーマンショックから福島原発まで現代社会のすべての災厄の根底にある病根である。
日本で毎年3万から4万の人間が自殺しようが、東日本の被災者が財産も仕事も失って寒さに震えていようが、政治責任者は平気の平左なのである。いや、そいう人間が死ねば死ぬほど国家予算が助かる、と思っている。世界的に見ても、事は同じである。意図的に戦争を誘発してでも金儲けをしたい、という人間が世界政治を操っているのだ。資本家、官僚、政治家のほとんどがそういうハイエナである。
かと言って、一足飛びにこの資本主義の世界を社会主義世界に変えても「全員が平等に貧乏になる」社会はいやだ、とほとんどの人は思っているだろう。
ならば、どうすればいいのか。
そこのところを経済学者である人々に簡明に語ってもらいたい、と私は思う。
もちろん、私は社会主義で「全員が貧乏になる」とは思っていない。多くの人のイメージがそうだろう、と思っただけだ。それに、「社会主義=全体主義=牢獄国家」である、というイメージも、旧ソ連や旧中国(現在もか?)のイメージであり、キューバなどがそれと違うことは明らかである。さらに言えば、現在のアメリカや日本などの方が、現在のロシアなどよりよっぽど牢獄国家だと私は思っている。
(以下引用)
2012年11月01日
◆ 浜岡原発が海水流入で腐蝕
浜岡原発の原子炉が海水流入で腐蝕してしまったという。再稼働の見通しは立たない。(先は不明)
──
朝日新聞の記事に詳しい。一部抜粋しよう。
《 海水流入トラブルで制御装置にさび 浜岡原発5号機 》
中部電力浜岡原発5号機(静岡県)で昨年5月、停止作業中の原子炉に大量の海水が流れ込むトラブルが起きた。その後の調査で、燃料の核分裂を制御する装置など原子炉の重要機器で、あちらこちらにさびが見つかった。再稼働させるには、相当な点検や補修が必要になると思われ、難航が予想される。
細管43本が壊れ、約400トンの海水が機器や装置に流れ込んだ。原発の心臓部とも言える、核分裂反応を抑える制御棒を抜き差しする駆動機構やポンプが腐食。 復水器の細管も腐食で変形していた。 中部電力は、海水につかった機器のうち、一部しか点検しない方針。これに対して、専門家会合では「重要機器の全数点検や交換の検討が必要」など意見が相次いだ。
9月には、原子炉内にあった燃料集合体全872体を取り出し、使用済み燃料プールに移した。しかし、再び使えるかは不明だ。
5号機は運転開始が2005年で浜岡原発では最も新しい原子炉。中部電力は再稼働すべく炉内や核燃料の点検を進めている。
( → 朝日新聞・朝刊 2012-11-01の記事(有料版) )
次のようにまとめられる。
・ 原子炉の心臓部に大量の海水が流入した。
・ 心臓部のあちこちが錆びて腐蝕してしまった。
・ 点検したのは一部だけで、使えるかどうかは不明。
・ 中電としては、一部を除いて、点検しない方針。
・ なのに、中電は、再稼働の方針で点検を進めている。
・ 理由は、運転開始が2005年で、最も新しい原子炉だから。
これを読むと矛盾に気づく。次の二点だ。
・ 中電としては、一部を除いて、点検しない方針。
・ なのに、中電は、再稼働の方針で点検を進めている。
一方では「点検しない方針」であり、一方では「点検を進めている」である。これは矛盾だ。どういうことか?
たぶん、こうだろう。
「再稼働を否定するような点検はしない。再稼働を肯定するような点検はする」
つまり、こうだ。
「装置が腐食した部分は点検しない。装置が健全である部分のみ点検する」
その結果は、次のようになる。
「腐食した部分はすべて身点検の使いで隠蔽され、健全である部分だけが点検されて明示される。結果的に、『点検した部分はすべて健全でした』という報告がなされる」
これをまとめれば、こうなる。
「腐蝕したという真実が歪められて、健全であるという虚偽の報告が出される」
つまり、
「腐蝕した原子炉について、調査報告が捏造される」
ということだ。
──
恐ろしいことだ。浜岡は腐蝕した原発であるにもかかわらず、その真実が隠蔽されて、強引に再稼働の方向に進められつつあるのだ。
このままだと、首都圏はとんでもない被害に遭うかもしれない。
では、どのような被害に遭うか? これについては、先日、政府の報道が出た。
→ 新防災指針を策定=避難準備、原発30キロ圏に
→ 原発避難480万人に 規制委指針「30キロ圏」決定
浜岡の場合、東名高速道や、東海道新幹線や、リニア新幹線も、「30キロ圏」に含まれるので、対策が大変になりそうだ。
→ 高速道、新幹線 “大動脈”分断も
このためのコストを負担するとなると、東名高速道や、東海道新幹線や、リニア新幹線のほか、静岡各地の対策も必要となる。また、30キロ圏を超えれば、神奈川や東京も、さまざまな対策が必要となる。さらには、いくら対策したところで、神奈川や東京が壊滅的な自体になりかねない。(人間が居住禁止になったりする。)
当てずっぽうふうに概算すると、こんな感じかな。
・ 30キロ圏の交通路にシェルターをかける …… 100兆円
・ 影響を受ける地帯の経済的損失 ……………… 1000兆円
ま、「日本壊滅」である。
仮に、北朝鮮や中国などが、「日本を壊滅させよう」と思ったら、日本をいちいち攻撃する必要はない。単に浜岡を稼働させるだけでいい。そうすれば、腐蝕した原子炉が勝手に暴走して、日本は自動的に崩壊する。日本は勝手に自殺する。 (^^);
これによってあらゆる人々が損すると思えるが、たった一つ、例外がある。それは、中電だ。
・ シェルターなどの予備的な建設費は、国家が事前に負担する。
・ 事故による被害は国民が、事後に負担する。
・ 事故が起こるまでは、原発再稼働で利益を出せる。
つまり、こうだ。
「 100兆円の事前費用と、1000兆円の事後費用は、国家と国民に押しつける。そして、事故が起こるまでは、1兆円ぐらいの利益を自分が頂戴する。事故が起こったあとは、中電を倒産させる(国有化してもらう)。」
その本質は、こうだ。
「損失はすべて他人に。利益はすべて自分に」
これはリーマンショックのときの米国の証券会社と同じ原理だ。詐欺師の原理。この原理によって、「他人に損をさせて、自分だけが儲ける」という悪の行為が実現する。悪魔的。そして、こういう悪魔にたぶらかされるせいで、日本は破滅への道を進みつつある。
※
「1兆円の利益を得るために、1100兆円の損失を出す」
というのは、あまりにも馬鹿げたことに見える。しかしながら、
「利益は自分のもので、損失は他人のもの」
とするならば、その馬鹿げたことには、帳尻が合うのだ。
──
結論。
日本は悪魔のような連中に導かれて、破滅への道を進みつつある。「原発は腐蝕しつつある」という事実が判明しても、腐蝕した部分は隠蔽されて、証拠は捏造されて、「安全です」という虚偽の報告が出される。そのあげく、危険な原発が再稼働される。そして、やがて時期が来たときに、危険な原発が暴走する。
そのことは、本項できちんと予告されていたのだが、例によって予告は無視されるので、日本は壊滅する。日本終了。
--------------------------------------------------------------------------------
[ 付記 ]
「浜岡を再稼働するべきだ」
と主張しているのは、中電だけじゃない。下記の人々がいる。
(1) 池田信夫
特に浜岡に限った主張をしているというよりは、原発全般について「再稼働せよ」と主張して、そのうちの一部に浜岡を含めている。
→ 問題は「脱原発」ではなく再稼働だ
間接的には、「原発停止で 3700億円の損失を出したが、それをやめよ」と言って、浜岡の再稼働を主張している。
→ 浜岡原発の「バカの壁」
(2) 石井孝明
池田信夫が主宰する言論プラットフォーム「アゴラ」では、一部の論客が特に浜岡を再稼働させよと主張してる。もちろん池田信夫の路線に乗ってのことだ。
→ 浜岡原発-中部電力の安全対策工事を訪ねる
(3) 大前研一
大前研一も浜岡原発の再稼働に賛成している。というより、「浜岡の停止」に反対している。(同じことだが。)
→ 停止命令で受けた甚大な損害の賠償を求めよ
──
以上のいずれも、「中電の利益を減らすな」という主張だ。そこには「中電の利益」という発想ばかりがあり、「国民の利益」という発想は微塵もない。
「売国奴」という言葉がぴったり。
( ※ 外国に国を売るのではなく、中電に国を売る。中電に小さな得をさせて、国民全体に大損をさせる。)
なお、私がこの二人を評価すれば、こうだ。
「福島原発事故が起こる以前に、原発の危険性を指摘していなかった以上、話の信頼性がまったくない」
原発事故の前に、危険性を指摘しておかなかった。そうしたら、原発事故が起こった。とすれば、彼らが今どれほど原発の安全性を強調しても、ふたたび同じようにして大事故が発生するかもしれないのだ。そのときになってもまた、「おれは知ったこっちゃない」と知らんぷりをするのだろうが。無責任すぎ。信用度ゼロ。
私は? もちろん、2011-03-11 以前に、原発の危険性を何度か指摘しておいた。下記。
→ 原発とエコ
→ 災害とエラー回避
→ 前提の崩壊
※ つまり、「原発が地震で危険にさらされる」ということを、
私は 2009 年までに何度か指摘していた。
※ 私の予言は、けっこうよく当たる。とすると、ひょっとして、
「浜岡原発のせいで日本壊滅」という警告も…… (^^);
posted by 管理人 at 19:49 | Comment(1) | 放射線・原発
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