ライブドアニュースから転載。元記事は「日刊ゲンダイ」らしい。
前に書いたように、地方選は国政と直接の関係は無いが、その結果で国民の意志の方向性を示し、国政に影響を与えることはできる。安倍首相が滋賀県知事選の成り行きを心配しているならば、滋賀県知事選や沖縄県知事選では不正選挙はしない方向でいた、ということだろう。前回の衆院選、参院選では不正選挙の証拠がぼろぼろ出ていたから、それを続けるのはあまりに危ない、という判断か。しかし、追い込まれると、やはりその手で行くのではないか。
とりあえず、滋賀県知事選だけに話を絞る。国政とは切り離して考えても、自民党推薦の小鑓候補の人間性は最低であるようだから、この男を当選させないほうが滋賀県民の利益ではあるだろう。福島の佐藤現知事と同類の、人間のクズであるようだ。(引用2参照)
(引用1)
安倍首相が怒声…知事選に苛立つ
Record China
ざっくり言うと
- 3日、安倍首相が高村副総裁を呼び、怒鳴りあげたという
- 滋賀県知事選で自民推薦の候補が予想外の接戦を強いられ、焦っている
- 集団的自衛権の行使容認が、地方選挙にも悪影響を与えているもよう
“改憲法案”批判恐れ先送りも…安倍首相「自滅」へのプロセス
安倍首相は集団的自衛権の行使容認を踏まえた安保関連法案の見直しについて、一括審議する意向を表明。これにより法案審議が始まるのは来年通常国会にズレ込み、4月の統一地方選後になるのではないか、とみられている。解釈改憲への国民の批判が冷めるまで安保審議を封印するハラだが、そうやすやすといくものか。安保審議を先送りすればするほど、自らのクビを絞めることになる。
「どうなっているんだ!」――。
3日、安倍首相は高村副総裁を官邸に呼び、そう怒鳴りあげたという。いらだちの理由は滋賀県知事選。自民推薦の小鑓隆史候補が予想外の接戦に追い込まれて焦っているのだ。
「告示前は元民主党衆院議員の三日月大造候補を10ポイントほどリードしていましたが、先週末の情勢調査ではついに立場が逆転。あるメディアの調査だと、三日月陣営に10ポイント以上も引き離されてしまった。集団的自衛権への反発票が、雪崩を打って三日月陣営に流れているのです」(自民党関係者)
安倍首相自身が歴史的暴挙をゴリ押しした結果、“勝てる選挙”を落としそうになっているのに、先輩格の高村副総裁に責任転嫁とは筋違いもはなはだしい。それだけ世論の反発に精神が追い込まれている証拠だろう。安保審議の先送りは錯乱首相の悪あがきとみるべきだ。
■悪材料が目白押し
11月の沖縄県知事選で集団的自衛権が争点化するのを避け、年末に控える消費税率10%引き上げとのダブルパンチも回避。集団的自衛権は一時棚上げし、あわよくば拉致再調査で得点稼ぎを狙う。安倍首相の心境はそんなところだろうが、そうは問屋が卸さない。
「仮に拉致問題で成果をあげても、その“神通力”がはたして来年の統一地方選まで持つのか。むしろ年内には消費税アップに加え、原発再稼働など首相にとって“悪材料”が目白押し。支持率の下落傾向を考えれば、統一地方選は厳しい選挙になりそうです。恐らく来年のGW明けに本格化する安保審議だって、16~18本の法改正が必要になる。菅官房長官は<1年かけて、しっかり議論する>と言いましたが、本来なら審議に2~3年はかかる数ですよ。短期間で審議を終えようとすれば必ず法案同士の整合性にほころびが出るし、それでも強行採決で押し切れば、ますます世論は離れていくだけです」(元法大教授・五十嵐仁氏=政治学)
自民党内が安倍首相に黙って従っているのは高支持率があればこそ。来年の今ごろまでに支持を失えば、2年後の参院選や衆院任期切れが迫り、9月の総裁選前には「自衛権に固執する首相では選挙に勝てない」という意見が噴出しかねない。
「安保審議の先送りで、三重県松阪市の山中市長が提訴する『集団的自衛権の違憲訴訟』への最高裁判断と重なる可能性も出てきました。1票の格差の違憲訴訟は提訴から約1年で最高裁判決が下されていますからね。現在、最高裁判事には亡くなった小松一郎・前法制局長官の前任者だった山本庸幸氏が名を連ねています。昨年8月の判事就任会見で<集団的自衛権行使は、従来の憲法解釈では容認は難しい>と断言した人物です。違憲判決が飛び出せば、審議そのものが吹き飛びかねません」(五十嵐仁氏)
安倍首相がのたうちまわって“破れかぶれ解散”に打って出るなら、大歓迎だ。暴走政権に鉄槌を下し、民主主義を正常化させるチャンスである。
(引用2)「阿修羅」より転載。
滋賀県知事選、自民側候補元官僚のオフレコ記者メモとされる文書流出、その画像。溜息が出続ける酷い内容。
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/265.html投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 08 日 11:08:25: igsppGRN/E9PQ 滋賀県知事選、自民側候補元官僚のオフレコ記者メモとされる文書流出、その画像。溜息が出続ける酷い内容。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/803d99a12bf94255201e40c054e237be
2014-07-08 08:50:33 木下黄太のブログ
【滋賀県知事選挙でまたしても異様事態】
1か月も前から記者メモと称している内容が流通していた。同じ内容は、僕の手元にも一週間前に入っていた(上の画像の通り)が、もっと前から、知らないブログにテキストデータで記載されていたのも、きょう知った。全文もリンク先にはある。
「滋賀県知事選挙・自民候補は自重を - なくらいずむ」
http://machigaidarake.blog.jp/archives/9133750.html
この中には原発に関しての基本的見解を記者相手にしゃべっている内容がある。
これが本当に記者メモなら、なぜこの記者はこの内容を報じないのか、まず見識を疑う。
滋賀県知事選の重要争点のはずだ。
この見解を記者にしゃべっているのに、候補自身が滋賀県民の前で言わずにいるであるのが事実ならば、かなり不誠実な話。というか、基本政策が偽りということになる。これはおかしい。
そして、事実なら、内容があまりに酷い話。。。滋賀のみならず、三重県や岐阜県の知事の酷い発言も記載されている。これも事実なら県民を馬鹿にした酷い話だ。
溜息が出続ける。
真偽は断定はできないが、記載の仕方は、通常の記者メモの形ととても似ている。
サシ取材か、オフレコの懇親会かははっきりはしない。
実際、他陣営に、この文書が渡されていることは間違いないようだ。
記者メモを、外にブツで渡している記者がいるなら、本質的にあかんなとも思う。
すでに内容全体が公になっていることが判明し、現物も手元にあるため、今回は書くことにした。
しかし、滋賀県知事選挙は現職の嘉田知事が、県民を裏切って不出馬に舵を切ったことから、僕の中では本当に関心度の低い選挙になっていたし、正直、どの候補、いやどちらの候補が勝っても、本質は五十歩百歩と思っていた。
そもそも、よりマシなほうを選ぶ選挙でなく、より酷くないほうはどちらかという消極的選挙。
しかし、女性市議会議員への陣営県議パワハラ発言騒動(これは事実)に続いて、この流通文書が事実なら、自民党選対は、いや官邸は何をしているのかとも思う。基本の選挙管理ができていないことになる。
今回は、レベルがあまりにも低すぎる。日本のリアルは、どんどん底が抜けている。
それでも滋賀県民は13日に投票に行くしかない。他に何の方法もない。
まあ、誰を選んでも希望はありませんから、本当に空しくなりますが。
誰が、より酷くないのかという消極的選択しか方法がない選挙であることだけは、間違いありません。
◇
滋賀県知事選挙・自民候補は自重を
http://machigaidarake.blog.jp/archives/9133750.html
2014年06月11日 なくらいずむ
ある知人からこんなものがまわってきた。この場には複数の記者がいたらしい
この候補者は危機的な感性だ。政治に携わるものは軽々しく語ってはならない。
無為に人を悪しざまに言ってはならない
支援者のほうが傷つく内容。関係者は自重を促してほしい。戒めをこめて
小鑓氏 激熱本音トーク???
彼の言葉から浮かび上がった小鑓氏の真の人物像とは!!!
小鑓隆史メモ 3月15日頃 大津市内にて
・出馬を決意したのは、原発に反対する嘉田知事が「滋賀の恥だ」と思ったから。中央から見ていて、中央では原発のことを反対する嘉田知事を誰もよく思っていないよ。自分はエネルギー政策をずっとやっていたから、それに未来の党で卒原発なんて言ってね、よくまぁここまで滋賀をめちゃくちゃにして、今もいけしゃあしゃあと知事をやってられるな、と。あの顔つき自体も気にくわないし、原発のことよく知ってるなら良いけど、あんまり知らないのに文句ばっかり言ってるでしょ。こりゃ何とかしないといけないな、と思っていた。滋賀のためによくない。
・知事選の話自体は昨年の12月くらいから西村康稔・内閣府副大臣から「滋賀県知事選があるぞ」って聞いていて、人選しているのは知っていたんだけど、自分に話しがあったのは2月の5日だったかな。大岡、二之湯、武村と面会して、「知事選に出てほしい、3日で決断してくれ」って。できるわけないじゃん。最初は、妻も反対、兄貴(てつじさんというらしい)も反対。だけど、兄貴の会社の社長さんが応援してくれるってなって兄貴も応援してくれた。自分の腹は決まっていたしね。今でも長女はちょっと反対しているよ。転校するのが嫌で、「別に滋賀いかなくていいじゃん」と。「知事選頑張るよ」ってメールを送ると、「頑張らなくていい」ってそんな感じ。上野さんとか菅・官房長官にも面会したんだけど、今回は珍しくまともな候補を選んだなぁといわれた。
・俺は、知事選以外は興味ないからさ。参院議員とか、衆院議員とか言ってくれるんだけど、国会議員になってもねぇ。首長は面白いよね。だから、今後の身分保障の話は、参院選までとか、そこまで詰めた話をしていないよ。官僚は給料安くて、去年だったかな、預金口座があと1万円、ってときもあった。ほとんど住宅ローンの支払いをしていたからね。退職金の話になったら妻が卒倒しかけた。あと、大体、官僚をやっていると、このままやっていて、どこまでいけるのかだいたいわかる、っての見えてきたのもあるよね。
・鈴木(英敬・三重県知事)くんとか岐阜の古田(肇・岐阜県知事)さんとかと最近飲んだんだけど、鈴木君は新名神道路の着工に力を入れていて、あれ、滋賀が7割、岐阜が3割だったっけ。滋賀が全然頑張らないから、困ったもんだと話していた。知事の間でも嘉田さんは失笑を買っていると言っていたよ。国交省も嘉田さんには予算出さないだろうし、嘉田さんも「お金出してくれ」って積極的に言うつもりないよね。
・首長を回ったけど、変わったやつが多いね。特に谷畑は膳所校で同級生だったんだけど、あんまり接点なくてよく知らないんだよ。それでフェイスブックに俺の悪口書いてたらしいじゃん。藤井市長が言ってたよ。変なやつだよね。あいつはもうぶっつぶす。
(冨士谷さんは?)あのやくざみたいな人だよね。お坊さんって言ってるけど、まんまやくざだよね。福田さんって推してたらしいけpなの?俺はあんまり福田さんのこと知らないんだけど。(家森・吉田の印象は?)今までね、あんまり県議とか市議とか意識したことないし、別にどうだっていいんじゃないの。信用しているのは清水克実さん。国会議員はそこまで信用していないね。上野さんもびわこルネッサンスって前出たときにーセンスないなぁって思った。あとは1年生議員でいっぱいいっぱいだし。二之湯さんや大岡さんは我が道を行う感じ。武藤さんは変な人だよね。最後の方に面談したんだけど「原発についてどう思いますか」って聞かれて「そんなんお前よりはるかにわかっとるわい」ってね。ただ、武村さんは誠実な人だなって思う。あと、信用しているのは清水克実さんくらいかな。あと松田さんもひょうひょうとして面白い、いろいろ分析してくれているよね。
・三日月さんって出るの?(出ると思う)どうなるんだろうね。(小鑓さんが。有利になるという見方が多い)草津の橋川さんと会ったんだけど、草津では彼、相当強いらしいね。ただ、国政で三日月が何やったかって話だよね。ぜんぜん存在感ない。俺も説明行ったことないしなぁ。(川端さんと比べるとどうか)全然格が違うよ。川端さんは文科大臣とか総務大臣もやったじゃん。三日月も顔つきがよくないね。国会で羽織りはかまで偉そうに歩いていて、なんだこいつと思った印象がある。受けて立ちますよ。民主党もね、俺もちょうどあの頃、原発問題やっていたんだけど、2030年代に原発ゼロを可能にするように…てうまいこと文章考えて、別にあれゼロに主眼あるわけじゃないのにさ、辻元清美が「ゼロ」って言い出すから。民主党わけわからなかったよね。原発はいるに決まってる。朝日は国賊だよ。うちは読売新聞を取っている。原発のことまともに書いてくれるの、読売、産経、あとは、日経はちょっと中立的だよね。
・前の会見では、嘉田批判は票にならないって言われたし、できるだけ抑えたよ。あと細かい制作訴えても、票にならないよね。そこは鈴木君にも「細かい政策言っても、県民はわかんないっすよ」って言われた。経済を立て直すってとこくらいかな。あとは原発。俺はあんまり争点にしたくないんだけど。上野さんには「自民党も原発再稼働は反対です。脱原発です」って言えって指示されてるんだけど、そんな信念に反することは言えないじゃん。あの人は、結構軽く色々言うよね。原発なくてやっていけるならいいけど、やっていけないんだから。
・(流域治水は?)あんなん何も中身ないよね。できたからって何が変わるってわけでもないでしょう。国の方では誰も評価していないよ。それにあのマップって県の職員につくる能力あるの?(土木学会で賞をもらっていた)学会で賞なんておままごと、お遊戯みたいなもんじゃん。何の権威もないよ。できたからって全く話題にもならないんじゃないかな。
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