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徽宗皇帝のブログ

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理想国家
「バカ国民帝国日本の滅亡」から転載。
まあ、私もほとんど同意である。ただ、孔徳秋水氏の欠点は、やたらと過激な批判(まるで日本が滅亡するべきだ、滅亡するのは既定事項だ、みたいなブログタイトルであるww)をし、バカ国民である日本人への悪口雑言を繰り返すのだが、「どうするべきか」についての具体的処方箋は書かないことである。「バカ国民」が、秋水氏の悪口雑言に感心して改心し、日本を素晴らしい国にしていくとでも思っているのだろうか。それとも、悪口を言うだけで満足して終わりなのか。
私は、国民よりも、知識人層の劣化が問題だと思っている。政治的立場はともかく、私が子供のころや青年のころには「知識人」というのが確固として存在し、政治や文学や歴史について我々庶民を「教えて」くれたのである。今のマスコミにそういう人間がいるか。
さて、孔徳秋水氏の言葉は、どうだろうか。その言葉は正しくても、それを耳に入れる人間はほとんどいないのではないか。(ネット文化「3行で言え!」によって、バカ国民の知的劣化は昂進しているし。)
ついでに言えば、「君主制」では、国家は君主の所有物である。つまり、国家をどうにでもする権利がある。では、今の日本は君主制か? 天皇には政治実権はない、と憲法に明記されている。つまり、天皇は象徴であって、君主ではない。(その象徴性は、日本の国家的財産だ、というのが私の意見であるが、ここでは論じない。)君主でもない天皇一族を皆殺しにしろ、という意見の持ち主は、その殺戮の後にどういう政治体制を作れば理想国家になると思っているのか。新たな統治者を作って、不満が生じ、またその連中を殺戮することを永遠に続けるのか。まあ、愚論の極みである。世界の「民主主義国家」の中で、国民が実際に主権を持つ国はほとんどないのである。民主主義が可能である、という思想自体が妄想だと言うべきだろう。これは民主主義の祖とも言うべきルソーが最初から懸念していたことだ。
ついでに言えば、今のロシアや中国は「期限付き君主制」のようなものだ(つまり国家元首の権力が議会よりはるかに上にある)、と私は見ている。ただし、法治主義の下での君主制で、君主でも法律に従う義務がある。これしか、理想政治は無いのではないか。西欧諸国のように、国家元首や司法組織の上に大資本家がいて、代議士の大半も同様の傀儡である、という「偽民主主義」よりはるかにマシである。


(以下引用)
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政治家79

「世襲が~」と騒がれて、岸田さんは息子を解任しました。


 


「世襲」といえば、英国王室がそうですし、アメリカも大統領職などが「世襲」です。


 


けれど、「民主主義国」と呼ばれています。


 


 


「世襲」の何がいけないのだろう?…と思いながらニュースを追っていると…


 


「公私混同」ということばがでてきました。


 


 


「ああ、これか」と思いましたが…


 


みなさん、「国」って、なんだと思いますか?


 


「国家」とは、何なのでしょう?


 



 


じゃあ…質問の形を変えましょう…


 


「国」、「国家」とは、だれのものですか?


 


 


ハイ、答えられる人~!!


 


「みんなのもの」、「国民のもの」と思ってはいませんか?


 


それは、正しいのでしょうか?


 


 


似たような議論が、10年ほど前にあったのですが、覚えていますか?


 


会社はだれのものか?


 


…です。


 


当時の日本人は、「社員のもの」とか「地域のもの」とか思っていました。


 


だから、ケータイの充電も会社でやったり…会社の「経費」で飲み食いしたり…


 


そういうことをちっとも「わるいこと」だなんて思ってはいなかったのです。


 


 


ハイ、もう正解はわかりましたよね?会社はだれのものですか?


 


そう…「株主のもの」です。


 


 


だいたい、日本では、ついこないだまで家族経営農業などで食っていましたから、


 


現在でも、家族どうしの間では、「窃盗の罪」というのはありません。


 


だから、会社のモノを盗んで罪に問われるなんて、そんな常識はなかったのです。


 


また、「家族」とは、そういう人間関係を言っていたのです。


 


 


いまや「家族」というものは否定され、「会社」も「株主のもの」ですから…


 


「社員」は、ただの雇われびとに過ぎないのです。


 


まあ、奴隷とか下人とか、そういう存在なわけですよ。


 


 


これが「自由経済」であり、「市場経済」であって…


 


労働力がモノのように売買される社会なわけで…


 


こんな社会を受け入れておいて、


 


よくも「人権が~」などと言っているなあ…ってことです。


 


いや…人権がそもそもない社会であり、経済であるから、


 


そういう観念が必要だとも言えるでしょうか…


 


 


そもそも「両立」なんてしないものなんです。


 


させるためには、相当な覚悟と苦労が必要です。


 


 


だから、いつも言っているんですよ。


 


ギャーギャー騒ぐだけで、世のなかが変わるか!…とね…


 


 


さて、それでは、最初の問いに戻りましょう…


 


会社は、「株主のもの」です。


 


「社員のもの」でもなければ「みんなのもの」でもない。


 


 


じゃあ?「国」や「国家」は?


 


「国民のもの」、「みんなのもの」でしょうか?


 


 


理念はともかく、現実は?現実の法制度の建てつけではどうなっているのか?


 


 


日本では、たとえば日銀は「国家の機関」であり、ある意味、「みんなのもの」です。


 


政治家や官僚が、同時にどこかの会社の社長であることは認められません。


 


実質はどうあれ、…いや、少なくとも法律要件に沿う必要はありますが…


 


財閥企業の現役社長が同時に総理大臣をやることはできないのです。


 


 


(--)9m いま、「公務員の兼業」を認める流れがありますが…


 


みなさん、この危険性がちゃんとわかっていますかね?


 


 


中国では、共産党員でなければ、政治の要職に就くことはできず…


 


企業も共産党員を受け入れないと、事業の継続ができません。


 


 


日本では?…霞が関の官僚が「天下り」しますよね?


 


日本では、霞が関が「共産党」なのです。


 


政治家への立候補も、元官僚が多いですよね~?


 


 


中国が「共産党の所有物」であるならば…


 


日本は「霞ヶ関の所有物」なのです。


 


どちらも「集団での所有」であり、その意味では「共産主義」なのです。


 


「共産主義」というのは、「みんなのもの」という考え方ですからね。


 


「私有財産否定」なんです。


 


 


さて、これがアメリカになりますと、大企業のオーナーが堂々と大統領になります。


 


これは、日本人の感覚では、「公私混同」になりますよね?


 


 


いや…日本も江戸時代まで遡れば、「ご公儀」といえば、公家や将軍家のことでした。


 


つまり、「日本国」とは、彼らの所有物だったのです。


 


 


アメリカはいまも「国家」とは、「個人の所有物」なのです。


 


その意味では、アメリカは「国家」なんかではない。


 


だから、本来、私法でしかない米国法に諸外国が従わねばならない道理などありません。


 


それで、どうしても彼らは「国際社会」という「仕組み」を必要とするのです。


 


 


いま、「米国デフォルト」が話題になっていますが…


 


日銀が、このほど2兆円も国庫に納付したにもかかわらず…


 


日本よりもGDP比で債務比率が低い米国で、なぜ、こんな騒ぎになるのか?


 


 


アメリカの中央銀行が「私物」だからです。


 


アメリカでは、「個人」が「通貨発行権」を有しており…


 


それは「私物」であるがゆえに、みだりにアメリカ国が「搾取」してはいけないのです。


 


それは、ケータイの充電を許可なく会社でやるようなものであり、「窃盗」なのです。


 


 


 


さあ、みなさん、もういちど問いますよ?


 


「個人の私物」でしかないアメリカは、「国」または「国家」でしょうか?


 


 


「アメリカは民主主義国」ということばに実質があるでしょうか?


 


 


また、「個人の私物」でしかない「国」との「同盟」だのなんだのに…


 


意味はあるのか?


 


 


アメリカが共産主義を嫌うのはなぜか?


 


こう、問い直しても、もう答えがわかりますよね?


 


 


アメリカが、「個人の私物」だからで、


 


「私有財産の否定」即「アメリカの終わり」だからです。


 


 


アメリカ国民は、一刻も早く、この真実に気づくべきでしょう。


 


…で、ひと昔前のイギリスも日本も…実は、このアメリカと同じでした。


 


イギリスも日本も「個人」、「家」の私物だったのです。


 


だから、彼らは…「社会なんぞ存在しない!個人があるだけだ」と言い放ち…


 


アメリカのような国になろうとしてきたのです。


 


すなわち、ひと昔まえの…


 


「国」や「国家」が、個人や一族の私物であった時代に…


 


戻してしまいたい!!と…


 


 


ああ、それなのに…サヨクは、「ちいさな個人」の「家族」を破壊している。


 


何の私物もない、法の保護もない者たちをさらに無力にするべく…


 


きょうも「自由」を唱え、「平等」を唱えています。


 


 


こういうのを「死の踊り」と言います。「アンデッド」って、ご存知ですよね?


 


 


「欲望の自由」に帰依し、悪魔に魂を売ってケモノとなった「ホシュ」と…


 


「虚構の正義」に執心し、ゾンビと化した「カクシン」…


 


 


毎日、四千人が死んでいく現在の日本…


 


「あなたの順番」も、そろそろではないですか?


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