ここでは、岡氏の記事の主旨とは別に、医療よりも社会経済的な問題として、記事中の数値を考えてみたい。経済とは言ってもカネの話ではなく「経世済民」の意味である。

先に記事中のグラフを見てもらうのがいいが、私が着目したのは、２０２１年度の「異常なまでの全癌患者数の激減」である。岡氏は２０２２年での癌患者数増加に目を向けているが、私はむしろ２０２１年での異常な減少が面白い。それに比べて、２０２２年の増加はまだ２０２０年の数に及んでいないのである。
私は昨日のことも覚えていない鳥頭なので、新コロが発生したのがいつだったかはっきり覚えていないが、２０１９年に「警告」が出て、２０２０年に発生し、２０２０年から２０２１年にかけて各国でロックダウン、あるいはそれに準じた「社会活動の制限や停止」が行われたように思う。
つまり、２０２１年の癌患者数の異常なまでの減少は、社会活動が停止された結果だという仮説が生まれるわけだ。
これは、人々が「病院に行きにくくなった」結果だと私は推測する。その結果「病院検査で『作られる』」癌患者数が激減したのではないか、と私は皮肉に想像している。

（さらに極論を言えば、「社会活動（人との交際）によって癌が生まれる」という想像も可能だが、まあ、社会活動のストレスも癌発生の機序のひとつかもしれない。百姓や漁民はあまり癌にならないような気がするwww）

念のために、今ロックダウンの時期を確認した。

ロックダウン

（以下「大摩邇」から転載）