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徽宗皇帝のブログ

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皇位継承は血の濃い薄いだけが問題か
「逝きし世の面影」記事の一部だが、記事筆者の宗純氏の基本的な立ち位置がよく分からない。
    ーーー(部分引用)ーーーーー
安倍殺しの動機としては絶滅危惧種のヤンバルクイナやイリオモテヤマネコ以上の危機的状況に陥っている我が日本国の古代からの伝統芸能「天皇制」の護持だったとすれば全ての不気味で解決不能、謎だらけの「安倍殺し」が一気に解決するのである。
    ーーーー(以上引用)ーーーー 
という部分を見ると、反天皇制だと思われ、「逝きし世」とは明治維新以前の江戸幕府体制なのかという感じだが、まさか象徴天皇制もやめて江戸の幕藩体制や古代豪族連合制に戻せ、という意見ではないだろう。なら、どういう政治姿勢なのだろうか。
気になるのは、常陸宮の子や孫、ひ孫の名が記事中の図に載ってないのだが、ひとりもいないのだろうか。常陸宮自身が存命なら、その子孫にも皇位継承順位のある人がいると思うし、人格次第ではそういう人も皇位継承者候補として挙げていいと思う。何も、血筋の濃い薄いだけが条件とならねばならないわけではないだろう。
「壬申の乱」も、天智天皇が息子の大友皇子ではなく、有能さが明白だった弟の大海人皇子(後の天武天皇:古代天皇制の完成者)に皇位を譲っていれば起こらなかったのである。
*なお、私は天皇制支持者だが、天皇やその一族への過度の敬語表現は有害だと思っているので、記事文中の敬語表現は最小にしている。敬意は記事内容自体が示しているはずだ。
*人格や言動に問題がある天皇は(もともと天皇になるべきでもないが)自ら退位すべきだと私は思っている。それこそが血筋の濃淡などより天皇の尊厳を真に守るはずだ。そのような天皇であってこそ、代議制民主主義の欺瞞性(反国民的国会や反国民政府の存在)をシステム的にカバーできる日本独自の政治になりうるだろう。「天皇制国家社会主義」という北一輝の思想が私に近いかもしれない。ただし、基本はあくまで「象徴天皇制」である。

(以下引用)

 女性皇族が天皇になるかどうか、という議論とは別に、「皇族の減少」という問題も長年くすぶり続けてきた。その対策として2012年、民主党政権が目指したのが「女性宮家の創設」だった。女性宮家とは、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保ち、当主として独自の「宮家」を作ることだ。現状のルールでは、愛子さまは結婚された時点で皇室を離れるが、女性宮家ができれば皇族として残ることになる。まさに、愛子さまの人生を分ける皇室制度変更である。


「上皇ご夫妻も、皇族の減少を心配され、女性宮家創設を待望されていたといいます。ところが、2012年末に政権交代が起き、再び安倍氏が首相に返り咲いた。第二次安倍政権のスタートです。すると、安倍氏やその支持グループは“女性宮家ができれば女系天皇への道が開かれる危険性がある”という理屈で、民主党が推し進めた女性宮家創設を否定し、お蔵入りになりました」(皇室ジャーナリスト)


 政治リーダーやその支持層の思想ひとつで、女性皇族の運命がコロコロと変えられることを、当時小学生だった愛子さまはどのように受け止めていらっしゃっただろう。さらに安倍政権下では、それまでとは違った形で「皇族の減少」の解決策が模索されることになる。「旧宮家男子の皇籍復帰」である。


「あくまで“天皇は男系男子がふさわしい”を信条とする安倍元総理は官邸内に皇室制度を再検討するチームを作った。彼らは、旧宮家などに意見をヒアリングするなどして、男系男子を皇籍に復帰させる案を練っていきました。その方針は、安倍元総理の影響下にある菅政権にも引き継がれていきました」(当時の官邸関係者)


 結果的に2021年12月、有識者会議がまとめた最終報告書では、「内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持」「皇統に属する男系の男子を養子縁組により皇族とする」という案が示された。それがまた愛子さまの将来を大きく揺るがすことになる。


「独立した宮家は作らないが、『皇女』などの立場で結婚後も皇室に残るなら、いずれ国民から“愛子さまのお子さまを天皇に”という声が上がることが想定されました。


 そこで一部の官邸関係者が模索したのが、“愛子さまと、皇籍復帰させる旧宮家男子が結婚すれば、その子は皇位継承権を持つ”という理屈です。実際、適齢期の旧宮家男子はどこにいるのか、どのような生活をしているのかなどのリサーチが行われました」(前出・当時の官邸関係者)


そうした状況下の昨年7月8日、安倍氏は凶弾に倒れた。(★注、時間切れで安倍を大慌てで殺したと女性セブンは言いたいのだろうか?)


映える装いの愛子さま

映える装いの愛子さま(写真/JMPA)


待ち望まれる愛子天皇誕生の最大の障害とは間違いなく右翼国粋主義の安部晋三首相の存在である。謎が謎を呼ぶ「消えた弾丸」安倍殺しの動機としては絶滅危惧種のヤンバルクイナやイリオモテヤマネコ以上の危機的状況に陥っている我が日本国の古代からの伝統芸能「天皇制」の護持だったとすれば全ての不気味で解決不能、謎だらけの「安倍殺し」が一気に解決するのである。




毎年恒例の、1月2日に皇居で行われる「新年一般参賀」のひな壇に並ぶ12人中たった3人しかいない男性皇族(★注、現天皇の弟である秋篠宮文仁親王が生まれた1965年〈昭和40年〉11月30日から秋篠宮の3人目の子供(長男)の 悠仁親王が生まれる2006年〈平成18年〉9月6日までの41年間も天皇家では8人連続で女性しか生まれなかったので現在の天皇家はほぼ女性ばかりの構成になった )

敵が味方で、味方が敵で、忍者「乱波」(らっぱ)素破(すっぱ)が大活躍した下剋上の戦国時代より混沌とした21世紀情報戦争の世界
 
週刊文春など右翼メディアが何故か大騒ぎしている秋篠宮長女の結婚話。いまの天皇家ですが全18人中で結婚年齢は5人だが、その内で秋篠宮家の姉妹以外の30歳代の女性皇族の3人が全員独身のまま。明らかに婚期を逸しているのですよ。(★注、そもそも身分制度に反対の左翼が「天皇制の廃止」なら分かる。ところが、日本の場合には右翼が天皇制を絶滅に導いていたのである。見かけと中身が180度正反対)日本の場合には何時の間にか左翼が穏健保守になっていたが、まさに悲劇である。(右翼の方は喜劇である)2021年10月25日 | 政治・外交と天皇制 女性天皇待望論の必然性
 
★注、女性天皇誕生が歴史的必然なら、自動的に最大の障壁である安倍晋三の謀殺も必然だったことになるのだが、しかし「消えた弾丸」では暗殺としては不味すぎるのである。これでは余計に騒動が大きくなるばかり

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