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徽宗皇帝のブログ

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祝 英国のEU離脱

12時40分ごろ、BBCの速報によれば、イギリスの選挙でイギリスのEU離脱がほぼ確定したらしい。
或る意味、イギリスにおける「民主主義の勝利」と私はこれを評価したい。グローバリズムが国家主権を超えることを、イギリス国民は拒否した、ということであり、不正選挙もここでは行われなかった、ということではないか。
この結果が日本経済に悪影響を及ぼすと、テレビの経済評論家は言っているが、はたしてそうか。日本の輸出企業が日本国民への還元を行っていない以上、円高によって彼らの受ける打撃は、彼らだけの問題だ、と私は考えている。問題は、日本政府が輸出企業救済のために大金を投入するという「税金私物化」措置を取りはしないか、という危惧だけである。
円高による輸入品の価格低下は、あらゆる面で日本の国民生活には好影響をこそ及ぼすはずである。日本は資源小国であり、資源輸入国である、という根本が、今の経済論議では意図的に無視されている。それは、マスコミも輸出企業とグローバル企業に支配されているからだろう。輸出企業にしても、原材料費の低下によるメリットは大きいはずで、そうでないとしたら、輸出工業における現在の大企業は、「本当は自分では作らず、傘下の中小企業の納入した製品を海外に売るだけ」であるからではないか。
さて、欧米中心の世界にはこれで大きな動揺が走ったはずだ。彼らにとってはまさに「リーマンショック」級の大打撃ではないか。伊勢志摩サミットにおける安倍総理の発言がはしなくも現実化したかもしれないwww
日本としては、「次の方向」を探すべきであり、こうなると、日本がロシアとの関係改善に動いていたことが大きな意味を持ってきそうである。次は、中国とも関係改善をし、最終的には西側国際政治(NATO体制)やその背後の国際的資本(ロスチャ、ロックフェラーなど)による政治支配体制からの脱却まで視野に入ってくるだろう。まあ、安倍政権の国内政治は0点だが、国際政治で大仕事をできる可能性がまったく無いとも限らない。



(追記)上のように浮かれた記事を書いた後で「阿**」を見たら、冷水をぶっかけるような記事が載っていた。酔い覚ましに転載しておく。まあ、イギリス国民が示した意思を議会が無視できるかどうか、それによっては「代表制(議会制)民主主義」への根本的疑義が生じることになるだろう。成り行き注目である。



国民投票で英EU離脱になっても離脱しない可能性大・・・
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/352.html
投稿者 お天道様はお見通し 日時 2016 年 6 月 24 日 09:41:57: I6W6mAZ85McLw gqiTVpO5l2yCzYKojKmSyoK1
   
 

今日は世界中の注目が集まるイギリスのEU離脱の是非を問う国民投票の日です。
近所の店頭の朝刊も、地元紙を覗いては全部、EU離脱に関するものが見出しに来ていました。




私はイギリスの在留権は取得していますが、国籍は日本のままなので今回の国民投票でも選挙権はありませんが、旦那はさっそく選挙に行ってきました。
 
同僚から「あいつらは鉛筆しか置いてないから(不正を防ぐために)自分のペンを持っていけよ!」と言われたそうで、マーカーペンを持っていたとか(笑)一部の新聞でも、「不正が行われる可能性があるからペンを持っていくように!」という報道をしていたそうで、実際に投票場には鉛筆しかなかったそうです。しかも最新の情報によれば、投票場前で離脱希望の人に不正防止のペンを手渡していた人が警察によって逮捕されたとか。ペンを渡して逮捕なんて、どういう容疑なんでしょう?
 
前回の地元の選挙の時は社会科見学として投票場についていきましたが、今回はさすがにもっと人が多く集まっていました。
 
しかし今日は天候に恵まれず、ロンドンやイギリスの南東部は昨夜からの洪水で水を掻き分けて投票場に向かった人もいます(ガーディアン紙)。
 
昨夜はなんと一時間当たり1,000回を超える落雷があり、降水量も相当なものでロンドンのレスキュー部隊は洪水や落雷で被害を受けた家や建物で400件以上の救助に対応し、さらにロンドン市内では一部交通が遮断されているところがあるそうです(BBC)。たまたまこんな大事な投票の前夜に・・・
 
そういえばフランスで大規模なストライキが起きた時もフランスで洪水があり、パリ市内でも被害があったようです。何か大事がある時は、あたかも空もそれに呼応するように気象変動させられているような感じですね。
 
しかし今回の国民投票では、残念ながら国民が何を選ぼうとも離脱する可能性はほとんどなさそうです。
 
 
国民がイギリス離脱を投票で選択しても、イギリスのEU離脱は実際には起こらないだろうという信じられない仮説について
There is an incredible theory that a Brexit won't actually happen even if the public votes for it
6月21日【インディペンデント紙】http://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/there-is-an-incredible-theory-that-a-brexit-wont-actually-happen-even-if-the-public-votes-for-it-a7093381.htmlより概要
 
 
・23日の国民投票で、国民がEU離脱を選択してもイギリスがEUを離脱しない可能性があるという。
 
この国民投票には「法的拘束力」のない参考程度のものであり、イギリス国会はこの投票結果に従う必要はないためである
 
政府は最終的な決断をイギリスの国会に任せることが可能(2011年の国民投票の際は、国民投票が最終的な決定とされていたのと対照的)。
 
しかしこの事実に気がついている国民はほとんどおらず、ほとんどは「国民投票が直接、イギリスのEU離脱の是非を決定する」と誤った考えを抱いている。
 
650人の国会議員のほとんどはEU在留を望んでいるため、国民が離脱を選択しても、イギリスのEU離脱は起こらない可能性は非常に高い。
 
 
 
(引用終了)
 
***
 
保険などには「例外条項」があり、せっかく請求申請しても契約書の細かい字で「ただし○○の場合は除く」などと書いてあったために何もしてもらえずに騙されたような気分になった経験がある人もいるかもしれませんが、インディペンデント紙では、この国民投票のケースはこういった事象としてはイギリスの政治史上最悪の一つだとしています。
 
 
投票結果の操作の可能性も大いにありますし、私自身はあまりこの国民投票には期待してはいませんでしたが、まさかここまでばっちりと備えていたとは・・・
 
しかも前回の記事でもちらっと言っていたように、こんな国の運命を大きく左右する(と言われている)国民投票で、労働党と保守党が共に残留を支持しています。
 
「選 挙で代表者を決めているから民主主義」「他の独裁国家よりはマシだからうちの国は民主主義」「二党制で選択肢があるから民主主義」「三権分立で国民の権利 が守られているから民主主義」などと信じている人も多いようですが、国民投票が参考程度で、二大政党の両党が同じアイディアを支援していて本当にこれが民主主義なんでしょうか?
 
しかも「投票で不正に操作される可能性があるから」なんて新聞で伝えられているなんて、国民の政府に対する信頼感がほとんどないことも明らかですけど、この民主主義詐欺は「合法的」な顔をした大規模マフィアのようですがいろいろな「民主主義国家」で通用しているようです。
 
  
  










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