米国債引き受け先(国)のグラフがなかなか貴重なので、資料として保存、である。日本がダントツだが、中国が近年その日本を抜いている。しかし、中国はその米国債を売ることができるが、日本は売ることができないのが大違いだ。橋本龍太郎が総理在任中に、米国債を売ることをほのめかしただけで政治生命を実質的に絶たれたことはよく知られている。その逆に、米国に尻尾を振り続けた小泉は異例の長期政権となった。日本の総理とは植民地の総督にすぎないわけだ。
日本が大量の米国債を所有しているのは、会社で言えば筆頭株主のようなものだ。つまり、日本は米政府の「経営方針」について厳しく口出しし、場合によっては「社長」解任もできるはずなのだが。(笑)
(以下引用)
『400兆円アリガトウ』、とブッシュは小泉に御礼を言った ! テーマ:ブログ
『400兆円アリガトウ』、とブッシュは小泉に御礼を言った !
LEGACY OF ASHES 様の記事から
「イルミナティの金融危機第二幕序奏・賛美歌」~より
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/98.html
米国債は売りません=差し上げます。
2007.2.25
森田実の言わねばならぬ[82]
平和・自立・調和の日本をつくるために【63】
世界の主潮流からはずれた日本――安倍晋三・石原慎太郎の
「ブッシュ共和党の“戦争”路線」(その3)
アメリカ国債を売らない約束
05年5月に発売された週刊新潮で、櫻井よしこさんは「必ず中国は、台湾を軍事的に攻める。
それを跳ね返すのは、日本の軍事力だ」という趣旨のことを書きました。
この主張は、アメリカは戦争ができないという見方を前提にしているように見えます。
アメリカは、日本に国債を買わせてアメリカの財政をつないできたのですが、もう日本だけでは
足りないのです。日本も2015年くらいになると、アメリカにすべて吸い取られてしまうという分析
もありますが、アメリカは、中国とインドに国債をもたせて「アメリカ帝国」を維持する方針のよう
です。中国にたくさんのドルを持たせて、その一部を国債にさせているのです。
2002年2月18日の日米首脳会談で、アメリカに対し「日本がもっている国債は売りません」と、
小泉が約束してしまっています。日本では明らかにされていませんが、事実です。
ブッシュは帰国後、興奮して「アメリカ外交の勝利だ」と言ったそうです。
そのことを教えてくれたチェイニー副大統領のスタッフに、「小泉は『あるとき払いの催促なしで
いいよ』と言ったのか」と聞いたのですが、「アメリカには、そんな曖昧な表現はありません」と
言うのです。
「ブッシュの報告は、どのように理解されたのか」と聞くと、
「いただいた、とアメリカ側は理解している」 と言いました。
「アメリカはただただ奪うだけではないか、ひどすぎる」と私が言うと、彼は「ブッシュは小泉に、
小泉が一番ほしいものを与えています」という返事が返ってきました。それは「小泉さんには、
ブッシュは日本の政治史上最も偉大なるリーダーだという誉め言葉を与えています。ブッシュが
歯の浮くようなお世辞を小泉に言い続けてきたのは、400兆(管理人注:もっとですよ)の金を
くれたことに対するお礼なのです」と彼は言いました。日本人にとっては冗談ごとではないと思い
ます。
中国は、相当のアメリカ国債をもっています。アメリカが中国に対して変な行動をしたら、アメリカ
国債を売り払うことができます。そうするとアメリカ国債は暴落し、アメリカはパニックに陥ります。
ですからアメリカは、中国に戦争を仕掛けたりオリンピックを潰すとかはできないでしょう。中国は
安全保障の目的で、アメリカ国債をもっているのです。中国が、アメリカ国債を手放せば、アメリカ
の経済は潰れてしまいます。「どうぞ」といって金をあげてしまった日本は、まったく愚かです。
『日本に対しては属国意識を持ち、日本を米国の被保護国と呼ぶ。日本がアジアの大国
になることは「不可能」であり、日本はひたすら経済成長に力を注ぎ、
その経済力を国際社会に寄附し使ってもらう存在になるべきだ』
MR.Z(Black Pope)
MR.Zとはブレジンスキーなんですがね,リーマンショックの後,頼まれもしないのに
IMFに10兆円拠出したのもまた世界の物笑いの一つになっている。
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