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徽宗皇帝のブログ

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菅総理批判で巨悪を見失ってはならない
板垣英憲のブログの一部を転載。
これを転載した意図は、今の世論によく見られる論調がここにも出ているからだ。そして、その論調は国の方向を誤らせる可能性が高い。
それは何かと言うと、「菅総理批判」に夢中になって官僚批判の視点が見失われてしまうことである。
私がずっと前に書いたように(3月24日記事「官僚サボタージュ」)、官邸の機能不全は実は官僚サボタージュの結果ではないかと疑うべきではないだろうか。
菅総理や仙石らを悪者扱いにして、すべての責任を彼らに押しつければ、民主党政権は放っておいても倒れてしまう。つまり、2009年の無血革命は自動消滅するわけだ。それを何よりも望んでいるのが官僚たちと経済界、ジャパンハンドラーズたちである。
官僚たちが「言われたことしかしない」という「順法闘争」をするだけで菅政権は確実に倒れるのである。
もちろん私も菅政権は大嫌いだ。だが、それよりも恐ろしいのがアンシャンレジューム(旧体制)の復活である。日本を食い物にしてきた連中が、この日本の大災害を奇貨としてゾンビのように蘇ろうとしているように私には見えるのである。日本国民が不幸のどん底にいるこんな時でも、彼らは自分たちの利害しか頭にない。彼らはそういう連中なのである。
下記のブログは「官僚=被害者(正義)、菅総理=加害者(悪)」という図式になってはいないか?


(以下引用)


福島第1原発事故が発生した直後、東京・品川にある東京電力のサロンに乗り込み、清水正孝社長を怒鳴り上げ、約3時間にわたって、大声を張り上げて、締め上げたと言われている。このサロンは、東京電力OBやロビーストが出いりしているところであるので、暴力団か総会屋まがいのの行状は、パーッと関係筋に伝わった。
 その直後に、菅直人首相は、東京電力本社に押しかけて、「福島第1原発事故対策本部」を設置し、自ら本部長に就任した。清水正孝社長は、副本部長を命じられたものの、気分を悪くして、2回目からは、仮病を使いズル休みを続けていた。
 こんな精神状態が正常でない菅直人首相に、だれも「本当の情報」を伝えようとしないのは、当たり前である。その挙句の果てに、菅直人首相は、官僚組織とは無縁の胡散臭い学者を大阪くんだりから招きいれ、母校の東工大の教授たちを呼び寄せて、「サブオピニオン」などと称して重用している。だが、情報独占機関である「霞ヶ関」からの情報が入手べくもなく、あくまても個々の「私見」を頼りにしているにすぎない。
 こんな悲惨な状況のなかで、凝りもせず、官僚を怒鳴り続けている。文藝春秋が4月7日号の特集「社長の体調不良も隠していた 東電よ、いつまでタレ流すつもりだ」の1つの柱に「菅が机を叩いて絶叫 トップ官僚『総理の顔は一秒も見たくない』」という見出しをつけて、菅直人首相の国家最高指導者にあるまじき、実に信じ難い行状を暴露している。 各中央省庁の事務次官らトップの心を掴まなければ、いかに総理大臣の権力を振りかざしても、官僚組織は、ピクリ動かない。トップ官僚から総理の顔は一秒も見たくない」と嫌われてしまったのでは、菅直人首相も、「イッカンの終わり」である。

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