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徽宗皇帝のブログ

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西側国家、あるいは西側政府とは何か
「副島隆彦の学問道場」記事の一部で、既に「終わった話」ではあるが、西側諸国の「反ロシア工作」の実体、そして世界の国々の実体がよく分かる。
私も、アジア・太平洋地域の小国の多くは今でも英国の属領だろうと思っていたが、表向きは「独立国」扱いだ。しかし、宗主国であるイギリスの傀儡政府であるのは今の日本が米国の属国であるのと同様だ。

実は現代も国際政治は「帝国主義の時代」なのである。だからこそ英米(NATO)はロシアをあれほど敵視しているわけだ。もちろん、そこには「戦争で儲ける」資本家の存在があり、各国政府は「命じられた」とおりに動く。だからこそ、傍目には愚行としか思えない行動を延々とやっているのである。人形には自分の頭で動く権利はない。
あなた、ドイツやフランスがロシアと戦う、どんな理由があり、どんな利益があると思いますか? それがあるなら、私に説明してほしいものだ。

(以下引用)



 今日は以下に載せる一本の政治記事を解説する。私、副島隆彦が、現実世界の世界政治の分析を再開する。 私が現実政治の分析から離れていたこの2か月半の間、たいした事件が無かったことは幸いだ。以下の記事はインチキのゼレンスキーをあやつる 西側(ザ・ウエスト)がお膳立てした、世界中の国を招いての和平会議(わへいかいぎ。peace talks   ピース・トークス)だ。大失敗した。


 アジア、アフリカ、中南米の大半である150以上の国は、これにそっぽを向いて無視した。 本来、本当のウクライナ戦争の仲裁者(ちゅいさいしゃ。ミーディエイター)である 中国が参加しなかった。和平交渉の一方当事者であるロシアも参加していない。これでは茶番劇(ちゃばんげき)を通り越す。みっともない限りの醜態(しゅうたい)を晒(さら)した。今の西側=the Deep State ディープ・ステイト の 弱体と勢力衰退をよく表している。


 以下の日経新聞の記事は、私、副島隆彦が、内容を明瞭、明確にする為にいろいろと切り詰めて主旨(しゅし)をはっきりさせた。 これからは、内容があまりにヒドい偏向した文の場合は、私は客観報道のふりをしている大手の記事やテレビ報道の文どもへ、遠慮なく、この文の切り詰めと明瞭化を遠慮会釈なく実行する。


(転載貼り付け始め)


〇 「 スイスでの ウクライナ和平会議(ピース・トークス)は、新興国の支持伸びず 失敗」


2024年6月16日  日経新聞


6月15日、世界平和サミットで演説するゼレンスキー氏=AP


(ここに記事の中にあるゼレンスキーの顔写真を載せて下さい。今の人類に降りかかっている、この
ケロっとピエロの顔をした悪魔 は、英国の ロンドンに北にあるタヴィストック( Tavistoc 戦争心理 
Psy Ops サイオプ )研究所に、10年前に連れて行かれて、洗脳され脳を完全に狂わされてからウクライナに戻された。ヒトラーと同じだ。そしてウクライナ民族を地獄の底に落とすために扇動する指導者として使われている。
もうすぐ失脚していなくなる。このキチガイの顔を、私たちはまじまじと凝視すべきだ)


【ビュルゲンシュトック スイス中部 =田中孝幸 】ウクライナが提唱する和平案の「世界平和サミット」は6月16日、2日間の日程で閉幕。会議後の共同声明は和平に向けたウクライナの「領土保全」を要求した。だが、新興国の多くは賛同しなかった。


( 副島隆彦注記。世界には、198か国の国家がある。このうち人口が10万人、20万人とかの、小さな島国の微小国が30ぐらいもある。これでも主権国家(しゅけんこっか)だとされる。平気で諸国連合(The UN ×国連)に加盟している。 主権国家とは、独立国のことだ。sovereign state  ソヴリン・ステイトと言う。


 sovereignty ソヴリーンティ  国家主権 を持つ国 のことだ。 この ソヴリーンティ =主権、統治権 という言葉は、日本国民には、長年、教えない事になっている。だからみんな知らない。若手の東大の政治学の学者たちでさえほとんど知らない。馬鹿の集まりだ。 日本人は、英米に洗脳された国民のままだからだ。今の日本は本当は主権国家=独立国ではない。


 「我が国は主権国家だ」と強弁している、これら微小国は現実の世界政治から除外して考えた方がいい。その多くは、旧大英帝国の植民地=信託統治領のままであり、実質は、ドミニオン dominion (自治領) やトラスティ trustee た。これらは、カリブ海域と、オセアニアと呼ばれる南太平洋に集まっている。


 話にならない超小国たちだ。それに対して、世界中の主要な諸国である、アフリカ54か国、中南米(ラテン諸国)34か国、イスラム諸国(アラブ人、北アフリカと重なる)が20ぐらい。アジア諸国30か国 のほとんどは、愚劣なゼレンスキー政権を支持せず、冷ややかに、かつ白(しら)けて見ている。ヨーロッパ諸国42カ国は総じて西側だ。副島隆彦注記終わり )


  この国際会議は、(和平交渉の当事国であるのに、この場に参加さえしていない) ロシアに国際的な圧力を加えるのが狙いだった。だが期待していた新興国(の多くは、反対に回り出席さえせず)支持はなかった。有力な仲介国も不在。和平への道筋はない。


 ウクライナのゼレンスキー大統領は6月15日の会議で、和平への第一歩として今回のサミットの意義を強調した。ウクライナは今回、参加国数を最重視した。共同声明のポイントも核を巡る安全保障と食料安保の強化と捕虜やロシアに連れ去られた子供の帰還の3点に絞り、中立的な国が出席しやすくした。


(副島隆彦から。ここにこの記事の中にある一枚の簡単な表を載せて下さい)


 会議の主催国であるスイスの発表では、「計100の国・機関が参加した。首脳を派遣したのは57カ国。大半がすでにウクライナを支援している欧州(NATO加盟の32国)以外の、欧州域外から首脳を送ったのは(わずか)20カ国だった。


 この20カ国・地域(G20)の新興国のうち、首脳を派遣したのはアルゼンチンだけ(副島隆彦注記。日本の岸田首相は、イタリアG7のあと、このスイスまで来て会議のレセプションにだけ参加して、たったの3時間で、さっとスイスから離れた。だから日本の首脳も参加しなかった。世界の動きを察知して、「いくらなんでも、これはひどい」と日本政府は機敏に動いた。副島隆彦の注記終わり) 大半は閣僚や特使レベル。中国はロシアが招待されていないことを理由に参加しなかった。


 会議に参加した92カ国中、ウクライナが主導の共同声明に賛同したのは約80カ国。新興国の支持が少なかった。西側諸国と中ロの対立に巻き込まれたくないからだ。会議を準備したG7の高官は「大半の新興国はウクライナ支持色が強い会議への関与を嫌がった」と明かす。


 ウクライナがロシア軍の攻撃に劣勢であることも一因。ロシアのプーチン大統領は6月14日に、「和平の条件として併合を宣言した4州からのウクライナ軍の撤退 を要求」した。両国の大きな隔たりを印象づけた。


 サウジアラビアのファイサル外相は会議で、「和平交渉にはロシアの参加が不可欠で困難な妥協が必要だ」と指摘。トルコのフィダン外相も「ロシアの参加が必要」と。インスブルック大(オーストリア)のゲルハルト・マンゴット教授(国際関係学)は「仲介役を担える有力な新興国が不参加の今回の会議は失敗だ。次の会議はロシアが参加しサウジなどグローバル・サウスの国で開催されるだろう」と語る。


 その布石とみられる動きとして、ゼレンスキー氏は、6月12日、サウジを予告なしに訪れてムハンマド王太子と会談。国営サウジ通信は、「王太子は、紛争解決に向けた国際的取り組みを支持する」と報じた。


(転載貼り付け終わり)


副島隆彦です。前記したとおり私が上記の記事の文を短く切って縮めた。文中で唯一重要な一行は、「欧州域外から首脳(首相か大統領か国王 )を送ったのはわずが20カ国だった」だ。


ウクライナをあやつっている英と米 の大失敗で、敗北だ。一方当事者のロシアも参加しないような、和平会議(peace talks  ピース・トークス)など無意味だ。馬鹿どもが愚劣に画策している。そして世界に自分たちの無力の恥をさらした。


このヨーロッパでの戦争の准当事者であるNATO(ネイトー32か国。ウクライナに兵器と弾薬を公然と供給している。NATO はアメリカが離脱したら、その日に消滅する )と、この表から G7( 西側主要国。のうち 米、加、日本 )を除くと、何とアジア、アフリカ、中南米からは、たったの17か国。 
 
 しかもこの表の中の、フィジーやパラオ など、人口10万人とかの微小国(びしょうこく)を除くと、現在の西側の公然たる手先の国は、アルゼンチン(最近、出てきた、ミレイという強硬なコスト・カッターの大統領)と、チリ(反共に転じた)と、ケニア、ガーナ、リビア (カダフィを惨殺したあとの弱小傀儡政権)とソマリア、そしてカタール (アメリカの手先の 狡猾に生きるアラブ諸国 の中の中立国。大きな米空軍基地が有る。首都ドーハに、アラビア語で全域をカヴァーするアルジャジーラ放送局を持つ国)だけだ。


 本当に、これでは丸裸(まるはだか)だ。みっともないを通り越す。現在の世界政治の力関係がはっきりと見て取れる。 日本を含めた、赤っ恥の、この表のたった8か国は、世界の笑い物(もの)だ。すなわち世界中からの 笑われ者だ。 私たちの日本国は、まさしくその筆頭であり、情けないアメリカの属国、哀れで惨めな英米の 下僕の国だ。恥を知るべきだ。 副島隆彦注記終わり。

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