徽宗皇帝のブログ

正直言って私は他国の「人権問題」にはまったく興味が無い。いわんや、その「人権問題」が常に西側諸国（ＤＳと言うべきか）の単なる政治利用のためのものであるに於いてをや、だ。
と言うより、そうした人権問題の政治利用にうんざりした結果、他国の人権問題に関心を失ったのかもしれない。ユダヤ人迫害も、ユダヤ人大富豪のあらゆる悪事の免罪符になってきたと私は思っている。つまり、ユダヤ人下級民の不幸（人権問題）はユダヤ人上級民にとっては素晴らしい出来事だったわけだ。あるいは、ユダヤ人迫害はＤＳ（ユダ金）が起こしたのかも。ヒトラーは単なる実行犯だった、というのも可能性がありそうだ。

「ネットゲリラ」氏の次の発言が常連投稿欄で議論の的になっているが、特に「経済力が無いと国として成立しない」という部分が攻撃されているようだ。その前の部分など私はむしろ感心して読んだのだが、細部で上げ足を取られるのは気の毒である。
ウィグル人への中国語教育などむしろ恩恵と言うか、彼らが中国に同化できるためのサービスだが、ウィグル人にとってはそれは人権抑圧とされている、というのは私などのような沖縄出身者には「これは辺境住人あるある」なんだなあ、と感慨深い。
琉球が日本に併合された時に、沖縄県民に「日本語（標準語）教育」が行われたのだが、それを琉球民族（「民族」なのか？）にとっての人権抑圧だ、と騒ぐ人間は多かったのである。だが、今現在、俺は（私は）標準語など絶対話さない、という琉球方言原理主義者はほとんどいないだろう。そもそも、そんなのは小学校入学時から標準語を教えていれば、子供当人にはまったく苦労でも何でもない。だが、家庭内では、方言しか話さない両親と子供の対話に苦労する、という「過渡的困難」はあったと思う。まあ、その当時の多くの子供は標準語と方言のバイリンガルになって、それほどの問題は無かったのではないか。
国家成立の条件とか辺境の軍事的問題、という話題も興味深いが、長くなるのでいずれ考えたい。

（以下引用）

ウイグルがー、というんだが、まぁ、ウイグルも蒙古族もそうなんだが、そもそも言葉が違い、生活習慣が違う。なので、「学校教育を中国語でやる」と決めただけで猛烈な反対運動が起き、揉める。翻って、たとえば日本で、在日韓国人が日本語教育に反対し、日本語を喋れない在日がどんどん増えたら、ネトウヨは何と言うのか？　ウイグルが中国の版図である以上、ウイグルに産まれ、ウイグルで育ったウイグル人が中国語の読み書きが出来なきゃならない、というのは、中国政府にしてみりゃ当然の事であり、むしろ、ウイグル族にとっての政府が負った義務だ。ところが、ウイグル族にとっては、中国語なんか覚えるか、オレたちはウイグルだ、と言う。じゃあ、ウイグルという国が何故ないのか、チベットという国が何故ないのか、それは、経済力がなくて、「国」を作るだけの力がないからだ。