「リテラ」記事と、「ライブドアニュース」記事を連続して転載する。その意図は、読めば明白だろう。「ライブドアニュース」記事(「サイゾー」記事)は、TV番組「日本のダイモンダイ」での長嶋一茂発言に慌てた、官邸指令による「長嶋一茂引きずり下ろし」工作だ、ということである。
同番組で安保法制(戦争法)に反対したのは長嶋一茂だけではないが、彼は「ジャパンハンドラーズ」の存在にまで触れ、明確に、「戦争法案はアメリカの指令で作られた」と言ったのである。
山本太郎が国会で同じことを言ったが、それは大マスコミではほとんど報じられていないはずである。マスコミは一致して山本発言を闇の中に押し込めようとしているのである。それを、「一般国民」が見るテレビで堂々と発言された以上、対策は「長嶋一茂は変人だ、頭がおかしい、誰からも嫌われている」という「人格破壊工作」しかないわけである。正体不明の「芸能記者」の発言が、やがて全マスコミ一致の「人格破壊工作」となるだろうことは、小沢一郎陸山会事件での人格破壊工作を想起すれば容易に想像できる。
私は、長嶋一茂の勇気を高く評価する。
私は松坂桃李(「梅ちゃん先生」での役柄が大嫌いだったため、本人までも大嫌いになった。ww)も指原莉乃(これは、幾つかの記事で知った彼女の人柄が嫌い。)も嫌いなのだが、この件では立派だったと思う。ただ、この二人は長嶋一茂ほど明確な反対論は述べていないし、指原はAKB(卒業したか?)だから、干されたりバッシングを受けたりすることは無いだろう。(AKBとは電通の一番の商品なのだから。)長嶋は、手ごろに叩ける相手だから、ここから安倍マスコミは攻撃を開始したのだと思う。
(引用1)「リテラ」より。
2015.11.09
上・TOP COATホームページより松坂桃李/下・指原莉乃オフィシャルブログより
安保法成立から2カ月、「安保法は廃止すべき」と考える国民は約66%。しかも、あの人気アイドルや若手俳優もNOと答えた──。
こんな結果が叩き出されたのは、昨日フジテレビで3時間にわたって生放送された『日本のダイモンダイ』でのこと。視聴者にデジタルテレビのdボタンで「AかB」の二択で民意を問い、“日本の本音”を明らかにするという視聴者参加型バラエティ番組で、司会は爆笑問題の太田光と田中みな実、スタジオには自民党の片山さつきや民主党の菅直人をはじめ、松坂桃李や指原莉乃、SEALDsメンバーの諏訪原健氏などという幅広いゲストが集まっていた。
そんななかで行われたのが、冒頭で紹介した安保法制に関する質問。「安全保障関連法が成立して、まもなく2カ月/A・この国際情勢では、成立して良かった。B・廃止すべき。」というものだった。
単純に賛否を問わずに「この国際情勢では成立して良かった」と賛成側に回答を誘導している点が、いかにも安倍チャンネル化しているフジテレビらしいやり口だが、それでも視聴者約24万人(この質問の投票締切30秒前の時点で23万7220人)のジャッジは、65.7%もの人が「廃止すべき」、賛成は34.3%にとどまった。これは9月の安保法制国会採決後に産経新聞とFNNが合同で行った世論調査(安保関連法成立を評価するか、評価しないか)の「評価しない」と答えた56.7%を上回る数字だ。
しかも、スタジオゲストの投票でも「廃止派」が圧倒的だった。ゲストがどっちを選ぶかは視聴者の投票中に発表されたが、菅や諏訪原氏が安保法に反対なのは当然のこととして、爆笑問題・田中裕二や小島慶子、長嶋一茂も「安保法は廃止すべき」と回答。さらに驚かされたのは、なんとイケメン人気俳優の松坂桃李に、日頃バラエティ番組では場の空気を読みがちなハライチの澤部佑、そして安倍首相とベッタリの秋元康にプロデュースされている指原莉乃までもが「廃止すべき」としたことだ。
安保法制の議論では、吉永小百合や渡辺謙、笑福亭鶴瓶、大竹しのぶ、坂上忍、石田純一らが反対の声を挙げ、ラジオやSNSでは土田晃之やSHELLYらも安保法制を批判していた。だが、法案成立後とはいえ、ゴールデンタイムの全国生放送で、まさか松坂や指原、澤部といったテレビの第一線で活躍中の、しかも人気商売である若手芸能人たちまでもが堂々と「廃止すべき」と表明するとは……。世論と同様に、芸能界の安保反対派は意外と多いのではないか、と感じさせる結果だった。
このように11名のゲストのうち、よもや8名が安保に反対するなか、逆に「成立して良かった」と答えたのは、片山と、中3で起業した“女子高生社長”の椎木里佳氏、俳優の古田新太の3名のみ。前者2名はともかく、演劇人の多くが安保反対を訴えていたことを考えると、古田が賛成としたのはちょっと意外でもあった。
一方、反対派として意外だったのは長嶋一茂だ。一茂は強い口調で「当然、廃止ですよ」と主張したうえ、こんな的を射た解説までしていた。
「(反対なのは)日本が主体的に決めたことじゃないからです」
「アメリカのジャパンハンドラーが進める法案だから。安倍さんが決めてることじゃない」
「日本にメリットがない。あるとすればアメリカを怒らせなかったことだけ」
すかさず片山さつきが「南シナをめぐる状況もいろいろ出てきてるし、ISILはISILでテロでねえ、ロシアの航空機爆破とかいう話もある」とお得意の脅威論を振りかざしたが、他方、SEALDsの諏訪原氏は「いまのままで抑止力がないのか、きちんと見る必要がある」と話し、憲法を無視して押し通すことは何でもありの状態なのでは?と指摘した。
このような議論の後に、前述した反対意見が過半数を超える視聴者投票の結果が発表されると、当然、Twitter上は大荒れ。「フジがまた偏向番組」「反対派のプロパガンダだ!」と賛成派が怒りを剥き出しにしていたが、とてもじゃないが“あの”フジテレビにそんな気があったとは思えない。思うにスタッフは「2カ月も経っているし、賛成と反対は五分五分か賛成が上回るのでは?」くらいにしか考えていなかったのではないだろうか。そうやって視聴者をナメてかかったら、まさかの結果が出てしまった……と考えるほうが自然だ。
しかも、安保法のみならず、「東京オリンピック・パラリンピックは/A・お金はかかっても、最高のものにして欲しい。B・出来る限り、節約して欲しい。」という質問でも、視聴者投票は「お金かけてもいい」が28.9%に対し、「節約して欲しい」が71.1%で上った(ちなみにスタジオゲストは「お金かけていい」派が田中、古田、松坂、指原の4名、「節約」派が菅、小島、長嶋、澤部、椎木、諏訪原の6名。片山は回答せず)。
さらに、「マイナンバー/A・色々便利になりそうで、賛成。B・なんだか怖い。」という質問では、「賛成」はたったの10%、「怖い」が90%という圧倒的な数字となった(ゲストは片山、菅、小島、古田の4名が「賛成」、「怖い」としたのは田中、長嶋、松坂、指原、澤部、椎木、諏訪原の7名)。
安保法の廃止だけでなく、東京オリンピック・パラリンピックの予算問題やマイナンバーという安倍政権の政策がことごとく否定された、この視聴者投票。まさに“日本の本音”を可視化した、当然の結果といえよう。
もっとも、残念だったのは、安保法を廃止すべきと回答した松坂や指原、澤部、田中裕二、小島といった芸能人の反対理由が一切、語られなかった点だ。司会の太田も田中みな実も、長嶋を除く芸能人には話を振らなかったことを考えると、もしかすると芸能人ゲストには賛成でも反対でも話をさせないという取り決めでもあったのかもしれない。それでも、反体制的な意見を表明すること自体がタブー化している芸能界にあって、安保法は廃止すべきという自らの考えを明らかにした松坂や指原らの勇気は買いたいものだ。
(水井多賀子)
(引用2)「ライブドアニュース」より。
“バカ息子の代表”長嶋一茂コメンテーターに呆れる声多数! トーク番組を我がものに……
8日に生放送された『日本のダイモンダイ』(フジテレビ系)は、まさに彼のためにあるような番組だった。司会を務めた爆笑問題・太田光のギャグやトークがかすんでしまうほど……。
視聴者にデジタルテレビのdボタンで「AかB」の二択で民意を問い、“日本の本音”を明らかにするという視聴者参加型のこの番組。司会は太田と田中みな実、スタジオには自民党の片山さつきや民主党の菅直人をはじめ、松坂桃李や指原莉乃、SEALDsメンバーの諏訪原健氏などという幅広いゲストが集まっていたのだが、その中で最も存在感を放っていたのが、長嶋一茂だ。
「安保法案や幼児教育、政治家への興味などの時事問題から、芸能人の結婚についてどう思うか、大相撲で日本人横綱が出ないことをどう思うかなど、幅広い問題の賛否を問う構成は、最近のフジにしては見どころもあったんですが、とにかく問題のたびに一茂が口を挟んで講釈を垂れる始末。大相撲の問題には『日本と外人で別のリーグにして、国際試合をやるべき』、芸能人の結婚に対しては『めんどくさい結婚に足を踏み入れたことに対して、おめでとうと思う』など、トンチンカンな回答を連発。『ワイドナショー』(同)でもそうですが、背伸びして持論を展開するものの、多くの人には理解不能な発言が多いですね」(芸能記者)
ネット上でも、政治などに関する発言に関して一部「意外とまとも」という意見もあるものの、全体的には「長嶋いらん」「長嶋の発言は無視しろ」「しゃべらせるな」など大ブーイング。番組側も空気を察したのか、長嶋がしゃべり出すと「議論終了」を告げる鐘を打ち鳴らしていた……。今や「トンチンカン」なコメンテーターの代表として、長嶋の地位は確立されつつある。
「学者の差別発言を一喝したりと、いい部分もあるんですがね……。父である野球界の“ミスター”長嶋茂雄氏もさまざまな不思議発言で注目されましたが、一茂の場合は攻撃的なもの、開き直ったような発言が多いです。過去にも『現役時代にドーピングをしていた』『ドーハで日本代表がW杯行きを逃したとき、野球関係者は心から喜んだ』などの発言をして物議を醸しました。最近では長嶋家の家族と断絶状態であること、一茂の妻が代表を勤める会社が『長嶋茂雄』という名前の商標登録を勝手に取得し、妹の三奈など家族が激怒したという話もあります。自身は『俺はバカ息子キャラとして生きていく』とテレビで発言しているように、完全に開き直った状態。もう怖いものなどないのでしょうね」(同)
ためらいもなく過激な発言を連発できるあたりは、さすが“大物の息子”といったところか。彼の発言がお茶の間を呆れさせ、賑わせる日は当分続きそうだ。
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