この記事は世界支配層の今後の戦略文書として読むと面白い 【Pentagon Tells Bush: Climate Change Will Destroy Us】
Secret report warns of rioting and nuclear war ・Britain will be 'Siberian' in less than 20 years ・Threat to the world is greater than terrorism By Mark Townsend and Paul Harris in New York The Observer - UK 2-22-4
スーパー珍米小泉純一郎さんの解説に補足するという形で書いていくと、イギリスが「シベリア」になるという表現のあとに、 Nuclear conflict, mega-droughts, famine and widespread rioting will erupt across the world. とあり、 ---- この一文は、干ばつ、飢饉という「自然災害」一緒に、「核を使う紛争」「世界中で発生する暴動」が混在している。
He was the man behind a sweeping recent review aimed at transforming the American military under Defence Secretary Donald Rumsfeld. この報告書を指揮した、アンドリュー・マーシャルはラムズフェルドの黒幕で、この記事の終わりのほうでは、「ミサイル防衛システム」の黒幕でもあり、ジョン・ケリーの大統領選出馬にも関わっているようだ。
ピーター・シュワルツは、元ロイヤル・ダッチ・シェルの政策決定責任者で現在はCIAのコンサルタントだが、気象問題はアメリカの安全を脅かすものなので「即座に考慮しなければならず」、 As early as next year widespread flooding by a rise in sea levels will create major upheaval for millions. 「来年早々には海面上昇による洪水が世界各地で起こり、数百万人も混乱をもたらすだろう。」と述べている。
英国の科学者たちが、この問題に関してホワイトハウスを訪問したときは、アメリカの担当官たちは、Sources have told The Observer that American officials appeared extremely sensitive about the issue when faced with complaints that America's public stance appeared increasingly out of touch. つまりは、非常に「センシティブ」に反応し、この問題の公開に関して「触れられたくない」という態度だった。
ついでに、グリーンピースのロブ・ゲターボックは、'You've got a President who says global warming is a hoax, and across the Potomac river you've got a Pentagon preparing for climate wars. It's pretty scary when Bush starts to ignore his own government on this issue,' said Rob Gueterbock of Greenpeace. 「温暖化はでっち上げだという大統領がいる。また、ポトマック川の対岸には、気候問題に挑もうとするペンタゴンがある。この問題に関して、ブッシュが自分の政府を無視しようというのは恐ろしいことだ。」と述べている。----グリーンピースとペンタゴンや世界銀行が「共闘」するというのは奇妙だが、これらの組織の「上層部」が同じであれば、整合性がある。
Randall and Schwartz(水素エネルギー推進:http://www.wired.com/wired/archive/11.04/hydrogen_pr.html) によれば、このような気候変動は8200年前にも起こっており、作物の不作や飢饉、疫病は流行った。また、現在地球はいままでにない「人口」を養っているので、エネルギー供給に関して紛争が起こるのを止めるのは非常に難しいだろうと述べる。 とくに、ランドールによれば、「疫病」は「いつ始まってもおかしくない状況」にあるとしているて、「化石燃料の使用を押さえることは考えるべきだ。」とのこと。----「疫病」はすでに人為的に拡大されているが、この人は「水素」を使えば疫病は減るとでも言いたいのだろうか。
「一時的に」と書いたのは、バイデンの自叙伝にcontrol of the government ended up temporarily in the hands of a young patriot named Arseniy Yatsenyukとあるからだが、ヤツェニュクは2014年2月27日 ~2016年4月14日と、約2年間首相を務めたので、「一時的」という言葉を使うなら「2014年2月23日 ~ 2014年6月7日の間大統領代行を務めた」オレクサンドル・トゥルチノフと書くべきかもしれないが、“Promise Me, Dad”の原文に沿って解説した。