"経済・政治・社会"カテゴリーの記事一覧
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動画が視聴可能なら一見をお勧めする。これほど明瞭にカメラに映るとは、現在の、戦場での撮影技術は凄いものである。
(以下「スプートニク」から転載)前線部隊を監視のウクライナ軍督戦隊 後退する自国軍兵士らを射殺
© Sputnik前線で戦闘する部隊を監視していたウクライナ軍の督戦隊が、退却する兵士の集団を射殺した。 状況に詳しい関係者がスプートニクに語った。消息筋はまた、ロシアの無人機が撮影した映像も確認のために提供した。映像では、前線のウクライナ軍兵士が、自分のいる要塞がロシア戦闘機の襲撃を受けたため後方に逃げたものの、最終的には自国の督戦隊からの攻撃にさらされている様子が映っている。消息筋によると、ウクライナ軍が督戦隊の戦術を使用しているのは、前線で戦死を望まない動員兵らの逃亡を許さないのが目的。キエフ政権が自国兵を監視するため、このように督戦隊を使用している事実は定期的に確認されている。PR -
「大摩邇」から転載。
内容自体は私がこのブログで引用してきた多くの記事と似たようなものだが、世界政府が実現した後でも「世界政府の存在」を公言することは無いだろう、というのは少し新しい見方である。
そして、世界政府の戦略を大きく3つに分類したのも分かりやすい。ただ、そのひとつひとつの説明は詳細すぎるので、流し読みでいいかと思う。私は面倒くさい記事はいつも流し読みしている。それでも「読まないよりははるかにマシ」だろう。
(以下引用)容量の関係で、記事を一部省略する。気になるなら元記事参照。 -
「東海アマ」ブログ記事で、長い記事だが斜め読みでも読む価値はある。ただし、私はアマ氏の「判断力」はあまり信頼していないので、ユダ金組織(DS)がまもなく滅亡するとは思わない。それは単なるアマ氏の願望だろう。私も同じ願望を持つが、それが単なる願望だとする判断力はある。アマ氏の情報源がたいていは、アマ氏の毛嫌いするユダヤが支配するマスコミ(西側マスコミ)であるというのも皮肉である。ユダ金支配に抵抗する力があるのは、アマ氏が毛嫌いするプーチンのロシアと習近平の中国、そして武力闘争ではイスラム勢力だけだろう。
(以下引用)人の心を失ったアマゾンの崩壊
ホムセンまで15Km、車で20分もかかる僻地に住んでいる私は、かつてアマゾンを多く利用していた。安くて便利だったからだ。配送も早かった。
たぶんアマゾンが日本社会に登場したのは2000年あたりだったと思う。
それから20年あまり、私は、アマゾンが今、人の心を失ったことによって瓦解に向かってなだれ落ちていると実感している。
昨日、宅配梱包が届いていた。注文していた衣類かと思って開けてみると、注文した覚えのないビニール袋だった。
エスティーシー透明袋 ピュアパック100枚と書かれていて、料金は1320円、クレジット引き落としになっていた。
私は、ネット情報管理を信用していないので、原則クレジットは利用しない。Wi-Fiと電気料金だけ、クレジット引き落とししか受け付けていないので、やむをえず使っている。
ネットの注文は、すべてコンビニ振り込みに統一している。しかし注文者は私になっていたようだ。
これは、アマゾンの受注システムのバグか誤作動だと思えた。私の名前で、誰か知らない人のクレジットから料金が引き落とされているわけだ。
そこで、誤配達があった旨をアマゾンカスタマーサービスに伝えようとしたが、無数にある窓口のどこにも、誤配送に関連する受付が見つからなかった。
やむをえず、カスタマーサービスで、連絡できそうな受付に、私のメルアドから、誤配送があった旨を伝えた。
すると翌日、以下のような返信がきた。
【カスタマーサービスからのお知らせ
このたびAmazonコミュニティに関する窓口にご連絡をいただいておりますが、ご注文やアカウント、および出品者評価に関しては、下記の手順で電話もしくはチャットにてお問い合わせいただくようご案内しております。
大変恐れ入りますが、以下の手順でお問い合わせくださいますようお願いいたします。
1. にアクセス
2. お問い合わせ内容を選択
3. ご希望の連絡方法(電話もしくはチャット)を選択
Amazon.co.jp カスタマーサービス 】
アマゾンへの苦情は、以前と比べると凄まじく複雑で、目的の窓口にたどり着くことは容易ではない。選択項目が大量に示され、そのなかから選ばせるのだが、長い時間と努力が必要になる。以前のような汎用電話受付が廃止されているので、今回のように誤配送の通報を自分で見つけるのは、恐ろしく大変なのだ。
結局、せっかく誤配送の旨を伝えようとしたのに、同じカスタマーサービスでありながら、窓口が異なるから、やり直せという意味のようだ。
アマゾン側は、例え自分のミスの通報であっても、窓口が違えば受け付けないと言っているわけだ。
普通の企業なら、内容を見て、内部で担当部署に転送してくれると期待したのだが、旧ソ連のような、恐ろしいほどの官僚的で硬直した返信に、私は、アマゾンという会社は、もう終わっているのだと感じた。
私は、すでに2年ほど前から、目的の品物がアマゾン以外に存在しない場合しか、アマゾンを利用しなくなっている。大半を楽天や他の通販サイトに換えている。
理由は、詐欺的な仕組みの「プライム会員制度」にあった。
プライムに応募したことなどまったくないのに、勝手にプライム会員にされていて、もしもクレジットを使っていれば、月額600円、年額6000円を強制引き落としされるのである。
どこでプライム会員にされたのか、まったくわからないまま、勝手に料金を収奪されることになる。慌ててプライム会員を脱会しようと窓口を探しても、とても困難な作業になる。私は、この詐欺的な手法に怒り、アマゾンを拒否するようになった。
また、プライム会員にならなければ、従来3日で届いた商品が一週間以上かかるようになった。これも詐欺的だ。楽天などでは、そのような差別体制は存在しない。
だから、アマゾンより多少高くても、楽天の方が結局、速度分、安く上がることになる。
もう一つは価格変動制だ。あるソーセージがテレビに取り上げられて有名になると、注文が殺到するのだが、このとき価格が勝手に何倍も引き上げられるのだ。
日本では、価格変動制は消費者の信頼を損なう行為であり、このようなシステムを導入すると利用客は反発する。ゲンキーがそれをやっているのだが、もしかしたら最近バロードラッグも追従しているかもしれない。
アマゾンは、消費者の価値に対する日本的慣行に敵対することになった。これはアメリカでは普通なのかもしれないが、日本人の歴史的商習慣からは受け入れられない。
日本は「三方よし」の国なのである。
今回の誤配達問題で、アマゾン側に全面的責任があるにもかかわらず、誤配された側が大きな負荷を強制されることに嫌気がさしてしまい、もうアマゾンの指示通り、連絡しようとは思わない。
しかし、クレジットから勝手に誤配送分の引き落としがされている気の毒な人がいるわけで、この人に対しては、注意喚起しておきたい。
二度とアマゾンを信用しないよう警告しておきたい。アマゾンのようなデタラメ企業でクレジット決済をしたなら、知らないうちに勝手な引き落としがされるわけだ。
もし発注に心当たりのある人がいたら、注文番号だけ表示する。私はアマゾンの上から目線の姿勢に怒っているので、もう連絡するつもりはない。商品は一ヶ月程度は保管する。心当たりの人がいれば、コメント欄へ。
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アマゾンを含む新興実業家たちの企業を、まとめてGAFAMと呼んでいる。グーグル・アップル・フェイズブック・アマゾン・マイクロソフトだが、トップは全員ユダヤ人なのが特徴だ。
前世紀末の創業時は、みんな若かったが、今では50~60歳代になっている。
これにテスラも加えて、最近ではGAFAMTとも言われるようだ。もちろんテスラのイーロンマスクもユダヤ人だ。
なぜ、ユダヤ人ばかりが世界的企業の主導権を握っているかと言えば、私は、ユダヤ人起業家の特別な目的を持った互助組織があって、資金やシステムを融通援助していると考えている。
それは、先日死んだヘンリー・キッシンジャーが作った「イルミナティ」と呼ばれている組織だ。
霊界通信「マシュー君のメッセージ」のなかで、キッシンジャーこそイルミナティのトップであることを明言している。彼の死後は、おそらくビルゲイツがトップを引き継いでいる。
私は、イルミナティという組織が、GAFAMTを産み出したと確信している。それはユダヤ教とも深く関係していて、サンフェドリンというユダヤ教支配組織と共同していると考えている。
その目的は、タルムードに描かれた、「神の選民」であるユダヤ人が全人類に君臨するワンワールドを実現することであり、そのためにダボス会議が作られている。
新自由主義という価値観も、彼らが作ったものだ。それは世界の秩序を「市場原理」だけに求め、国家権力による企業への関与を廃止するというものだ。
その結果、何が起きるかというと、地球社会は、金持ちの序列、とてつもない弱肉強食の序列が成立するということであり、ユダヤ人が全人類に君臨し、他のすべての人々をゴイム(家畜)として支配する社会である。
ただし、その前に、キッシンジャーのビジョンである世界人口を5億人に抑制するという巨大な人口淘汰が行われる。
インターネットの世界も、GAFAMTが事実上、牛耳っている。私のようにユダヤ人支配に反対する言論は、意図的にネットから排除されている。
ツイッターも2018年3月に奇っ怪な理由で追放されたまま、まったく復活が認められないばかりか、アクセスログインさえできなくなった。
代わりに別のメルアドで登録しようとしても、自動的に凍結されているのだ。
グーグル検索でも、表題の全文を検索しないかぎり、どんなにアクセス数が多くても検索に表示されない。だから不可解に追放されたFC2ブログの数万人のフォロワーの多くが、アメブロやライブドアに移った私のブログがあることを知らないでいる。
日1万アクセスあり、ランク3位以上を維持し、トータル2000万アクセスを超えていたのに、今では日数千アクセスしかない。アメブロでも、私のランクは2000番程度の泡沫ブログにすぎないのだ。
私は、イルミナティの主要構成員であるGAFAMTの寿命は、もはや長くないと考えている。
今回は、人の心を失うほど巨大化、システム化しすぎたアマゾンに未来がないことを書いているのだが、テスラについても、何年も前から、未来はない、あと数年でテスラはこの世から消えると指摘してきた。
グーグル=YouTubeも、フェイスブックも、もの凄いあからさまな情報統制を行うようになり、とりわけ人口淘汰の方法としてのワクチン接種を問題にすると、たちまち情報公開が封鎖され、宮沢孝之氏のように所属する京都大学まで追放されるという現実が生まれている。
ワクチン禍を主題にしたコンテンツは、藤江成光氏のように数十回も無断削除されている。また視聴回数収入も凍結されてしまった。
もう、ワクチンや戦争による人口淘汰は、秘密裏というレベルではなく、開き直った公然行動に移りつつあるのだ。
これによって、世界の非常に多くの若者が、もしかしたら新型コロナ禍も、ワクチン接種も、人口淘汰を目的にした陰謀ではないのかと疑い始めている。
若者たちが真実を知ってしまったなら、もうテレビや新聞が何を言って情報統制しようとしても、水面下で情報が拡大してゆき、その底知れぬ恐ろしさから、世界中の若者が、人口淘汰の陰謀に対抗するためのネットワークを形成し、阻止しようと動き始めるのだ。
そもそも、この種の情報による統制管理社会というのは、パーソナルコンピュータが成立してから生まれ、AI化社会に対する幻想、幻視が方向を定めてきた。
コンピュータを産み出した人物はノイマンというユダヤ人だが、世界の道具として拡散させたのがビルゲイツということになっている。
しかし、ビルゲイツはMSDOSとウインドウズを産み出したのだが、本当は同時期に、トロンというウインドウズなど足下にも及ばない優れたOSが、坂村健によって作られていた。
だが、当時、アメリカ(CIA)はウィンドウズによる世界制覇、情報支配戦略を実行していた。ウィンドウズにスパイウェアを組み込んで、あらゆる情報を一括してCIA中央コンピュータに送り込んで、全人類の動きを掌握しようとした。
そして、アメリカのユダヤ人企業の利権に利用しようとした。
それは、一般社会ではウインドウズを通じて、軍事的にはエシュロンという大規模な電波通信傍受システムを設営した。
もしも、坂村トロンがウインドウズの代わりに台頭したなら、CIA・NSAの世界監視計画は台無しになってしまう。それは主に松下電器がBTORONプロジェクトとして開発が始まっていた。
アメリカは、それを1989年、非関税障壁として通商部が取り上げ、日本に撤退を迫った。
その前に、BTORON開発の中心人物(プロジェクトリーダー)を含む18名の松下社員が乗った日航123便が1985年、御巣鷹山に墜落していた。
このあたり、明確な証拠こそないが、非常に不可解な流れが感じられる。
トロンがウインドウズよりはるかに優れていたことは、その後、パソコンOSを追われながらも、マイコンOSに君臨し、世界の産業用OSの9割を占めたことが示している。
もしも、坂村BTRONがパソコンOSの主役になっていたなら、何が起きていただろう。
こうした通信傍受、スパイシステムは何のために計画されたといえば、決してアメリカの国防安全のためではない。エシュロンやウインドウズによって収集された情報は、すべてGAFAMTやアメリカのユダヤ人銀行、投資銀行の利権独占のために用いられてきた。
これがGAFAMTが世界に飛躍し、世界経済の主人公になっている本当の理由だろう。
だが、冒頭に紹介したアマゾンのように、組織も利権も巨大になりすぎて、太りすぎた企業は、末端まで血液を送って循環させることができず、気づかないうちに、末端が腐敗し、蝕んでいるのだ。
つまり、人の心が通わない組織になってしまっている。
だから、私はGAFAMTに未来があるとは、とても思えない。人々はその肥大して血流阻害により腐敗脱落した巨大組織に不快感を抱き、敬遠し、離れてゆくのだ。
組織には、血の通う「適正規模」というものがある。それを超えて巨大化すれば何が起きるのかということを、現在の中国共産党が如実に世界に見せているのである。
つまりGAFAMTも、必ず中国共産党と同じ問題が起きて、自ら崩壊するしかないと私は確信する。
今回、最初に書いたアマゾンのあまりの理不尽を見て、私は「伸びすぎた兵站」の宿命を思い起こしている。
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非常に面白い内容で、画像も面白いが、容量次第で一部削除するかもしれない。長い記事なので前説は抜きである。
(以下「大摩邇」から転載) -
「東海アマ」氏のブログ記事の一部を転載する。
まあ、書かれたことをすべて肯定するわけではないが、ひとつの見方としてかなり合理性のある主張が多いと思う。地震の原因が大断層だろうがそうでなかろうが、地震大国日本に原発を作ること自体が大馬鹿な所業だとは明確に分かる。
(以下引用)
ここで、本当に書きたかったことは、20年も前から琉球大学木村政昭氏が、台湾に発して中央構造線~野島断層~淀川~琵琶湖~福井北国街道~能登半島~佐渡島~奥尻島~樺太に抜ける、サンアンドレアス断層に匹敵する地球上最大級の巨大断層が存在していることを主張してきた。
(今回、なぜかクロームとエッジは、表示を停止させてしまった。フォックス、スレイプナーだけ見える)
木村政昭氏(琉球大名誉教授)による「日本列島断層論」は、なぜ無視されているのか? 2021年01月17日
M7.6などという巨大地震は、普通の断層上で起きるわけではない。中央構造線やフォッサマグナに近い派生断層で起きるものであって、この地震の規模が巨大断層であることを疑わしめるものだ。
もの凄い規模の地殻変動の核心部分であることを、この地震の規模や経緯が示している。
そもそも、中央構造線に典型的に現れているように、この種の巨大断層は、地表に地形上の特異地帯を形成するものだ。
例えば、四国の吉野川、紀伊の紀ノ川などだ。断層に沿って巨大な地溝帯が生成されているのが普通だ。
数十万年の断層活動の累積によって、地表に地溝が現れてくるのである。
阪神大震災によって、中央構造線が、淡路島で分岐し、野島断層となって北上し、淀川(地溝帯による大河川)、琵琶湖(地溝帯による湖)を経由して北国街道に入り、東尋坊から能登方面に向かう巨大断層の存在が浮き彫りになってきた。
さらに、能登半島と佐渡島には、明瞭な巨大地溝帯地形が存在している。
能登半島の七尾市付近や佐渡島の中央を横切る陥没地形は、誰の目にも巨大断層の存在を示す特殊な地溝帯形状が見えるはずだ。
北国街道の特異な平坦路も、吉野川地溝帯にに似ている。若狭や東尋坊の地形も、巨大断層の存在から派生していると考えられる。
これほど直観的に明瞭な地溝帯がありながら、木村政昭氏の日本列島断層説は、地震学会でも政府レベルでも、一切相手にされていない。何か特別の事情で拒絶されているように見える。
その特別な事情とは、この日本列島断層上に、日本の原発の半数以上が存在しているということである。
私の地図はいい加減なのだが、実は琵琶湖の花折断層から敦賀市を経由して北国街道に向かう、かなり明瞭な断層帯がある。
以下の記事にある断層図のBとDが日本列島断層として連結している可能性は非常に強い。
問題は、これが敦賀原発の真下を通っていて、もしもサンアンドレアス断層に匹敵する世界最大級の巨大断層の一部ということになってしまえば、この断層近辺にある20を超える原発群は、一切、稼働が不可能になってしまうのだ。
だから、国や原子力村は、総力を上げて、木村政昭氏の日本列島断層を潰してきたのだ。
もちろん能登の志賀原発も再開不能になる。
だから、能登半島で、歴史的な地殻変動が確認されているにもかかわらず、日本列島断層と結びつける学説は、完全に追放無視され、メディアも取り上げなかった。
代わりに、奇っ怪な「地下水説」が登場し、断層活動ではなく、地下水の影響という不可解な説明が行われている。
馬鹿も休み休み言え! これほどの巨大地殻変動は、巨大断層の活動でなければ説明できないのだ。中央構造線の分岐延長にある、この断層の活動のごく一部が能登地震であって、問題は、若狭原発群を直撃する福井県の日本列島断層にあるのだ。
もしも、これが千年に一度という活動をすれば、現在稼働している若狭周辺原発は、崩壊し、その放射能によって日本という国が壊滅するのである。
国は、絶対にそれを認めたくない。だから能登地震に奇っ怪な地下水説とやらを持ち出して、日本列島断層を隠蔽し続けているのである。
その理由は、自民党の持つ原子力村の利権にあると断言してもよい。維新も、立憲も公明も原子力村の一員なので、国会で追及されることもない。 -
なぜか、最近、記事タイトルがコピーできない仕様が多い。
まあ、最初から無理な計画である。辺野古新基地と同じく軟弱基盤の上に建造物を作ること自体が、頭がおかしい。今が、中止にする最後のチャンスだろう。ここまでかかった費用は大阪府と大阪市に負担してもらうということでwww 維新を支持した以上、府民や市民もご同様の責任である。【2024年は世界の底が抜ける年になる予感】
いよいよ大きな決断を迫られそうだ。
あと数カ月で開幕まで1年を切るのに、難問山積の大阪・関西万博。会場建設費と運営費は倍々ゲームで、会場までのインフラ整備費を含めると、関連費用は1兆円を突破する。
万博の華である海外パビリオン建設の遅れも絶望的。参加159の国と地域のうち、23年内に自前で建設するタイプの起工式にこぎつけたのはイタリアのみ。当初計画では24年7月中に建設を終える予定が、実現の見込みはゼロだ。英紙フィナンシャル・タイムズは〈欧州のある国は、日本最大手の建設会社から「希望通りのパビリオンをつくることはできるが、完成は万博が閉幕してから1カ月後になる」と告げられたらしい〉と報じていた。万博は無事に25年4月の開幕を迎えられるのか。
「現行計画を抜本的に見直さない限り、延期の確率はほぼ100%」とは、建築エコノミストの森山高至氏だ。こう続けた。「会場の夢洲は大阪湾のゴミの島。想定を上回る地盤対策はまさに底なし沼で、現行計画の最大のネック。一部のパビリオンは基礎工事をあきらめ、デザイン変更を余儀なくされたようですが、全ての参加国にそれを押し付けるのは厳しい。国内コンペを勝ち抜いたデザイナーにすれば『何を今さら』で、調整は難航必至です。そもそも、夢洲を会場にしたのが大きな間違い。万博にかこつけ、カジノを含むIRのインフラ整備を進めたかったのでしょうが、ハナから無謀な計画でした」
それでも大阪府の吉村知事は「国主催の事業」を強調し、責任逃れに終始している。
「いっそ『国の事業』を逆手に取って、政府は大阪から万博を召し捕り、東京や横浜などの既存の緑地公園を活用し、分散開催にした方がいい」(森山高至氏)
もともとは15年の暮れ、安倍元首相、菅前首相、大阪の橋下元市長、松井前市長の4人がおだを上げ、誘致を決めた“おちょこ万博”だ。延期となれば、さらなる混乱が待ち受けるが、亡くなった安倍以外はどう落とし前をつけるのか。責任者出てこい!
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これも「大摩邇」記事で、世界は正月気分どころか大虐殺戦争の最中だと分かる。
記事後半の「宇宙戦争」の話は私にはあまり興味がないので、容量オーバーなら削除する。ただ、記事冒頭に書かれた「フーシ派とは何者か」という疑問を、私以外に書いた記事は初めて見た。思想は別として、フーシ派が、ベトナム戦争におけるベトコンの再来であるなら面白い。
(以下引用)とりあえず、ブログの電子容量を食う画像だけ削除して転載する。(結局、記事の大半を省略するしかない。ある種の記事、つまり反米的記事には容量制限がひどいようだ。) -
これも「大摩邇」所載の「メモ・独り言のブログ」記事からの転載で、記事の一部である。比較的、日本人にも関係が深い部分だけ転載する。米大統領選に関する意見は私も同感である。私は(DSの存在を初めて明言しただけでも)トランプ支持者だが、彼がユダヤ教徒であり、イスラエル支持派であることは明白だから、米国の新大統領が誰でも事態の大きな変化はないだろう。もっとも、DS=ユダヤ教徒とは限らない。私はユダ金とよく言うが、それは彼らの言動が古代ユダヤ人的だからである。つまり、自分たち集団以外を家畜と見做す連中だ。これは、「無能な人間」を淘汰しAIに替えろというユヴァル・ノア・ハラリの言説で明白だ。
(以下引用)
最近の未来予測は比較的簡単です。必要なのは、ある中心的な質問に対する答えを見つけることだけです: グローバリストのゲームプランとは何か?
「災いのダーツ」のあらゆる要素は、その無数の反復と順列を含めて、相互に関連する一つの結果、すなわち普遍的な混乱、大量の人口減少、世界的な監視社会に向かって合体します。2024年に起こるあらゆる危機は、人類の首を締め付ける縄として機能するでしょう。地政学、人工知能、食糧安全保障が不可分に絡み合う年です。その結果、この解説を通して、ある重要なテーマを再確認することになるでしょう。
世界は死亡率の加速と出生率の低下というダブルパンチを経験しています。私の知る限り、いまだにCOVID-19ワクチン接種率の中央値が一桁であるアフリカを除くすべての地域では、この事態が起こっています。
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この集団的反抗は、グローバリストのエリートたちにはまったく受け入れられないものです。私は、ワクチン接種が不十分な国(ハイチなど)や地域社会(アーミッシュなど)だけでなく、この大陸でも何か不吉なことが計画されているような気がします。BRICSのメンバーである南アフリカを除いて、アフリカでCOVID-19による集団入院を聞いたことがありますか?あるいは、頑固にワクチンを接種していないアーミッシュの間でCOVIDによる死亡事故が起きたという話を聞いたことがありますか?
2024年に新たなバイオエンジニアリング・ウイルスまたはコロナ変異株の出現が予定されています。 世界保健機関(WHO)と世界経済フォーラム(WEF)は以前から、差し迫った新たな「パンデミック」を してきました。これが発生した場合、伝染病とされるものは、少なくとも当初は、とそのブースターを拒否したことによる医学的結果として語られるでしょう。あるいは、のmRNAワクチンを拒否する有機農家や小規模農家のせいにされるかもしれません。
各国政府は、VUCA(揮発性、不確実性、複雑性、曖昧性)の要素を高めるために新たなパンデミックを必要としています。彼らの正統性は、大衆の混乱と無力感、そして真の政治的選択肢の欠如に依存しています。国家政策がもはや国家のニーズに応えるためのものではなくなり、統治主体はこれまで以上に深刻化する社会経済的苦境を解決することができなくなりました。むしろ、2030年という魔法の年までに、さまざまな無意味な目標を達成するために均質化されているのです。この約束されたは、わずか6年後のことです。あなたの同意はもはや必要ではありません。
この「自由な選択」は、次のようなモンタージュによってうまく凝縮されています。
米国の新大統領が変化をもたらすとは思わないでください。特に共和党の候補者たちの美辞麗句は、今日印象的に見えるかもしれませんが、勝者が大統領に就任すれば、汚い現実はレンガのように崩れ落ちるでしょう。太陽の下でことはありますか?もしドナルド・トランプが当選すれば、彼の実際の行動は、より広い中東地域を犠牲にしてイスラエルを利することになるでしょう。残りは美辞麗句を並べ立てるだけでしょう。燃えさかる中東は、世界的な化石燃料危機を引き起こし、ハイパーインフレと経済的大混乱を引き起こすでしょう。
さまざまな方向から非難が飛び交う中、どの大国もグローバリストの路線から一歩も踏み出そうとはしないでしょう。世界的な『コロナサイコシス』の過去3年間に何が起こったかを考えてみてください。ワクチンを推進した過ちを公然と認めた政府はありません。2021年に を見事に暴いたタンザニアのジョン・マグフリ前大統領は、その直後に謎の死を遂げました。後任の大統領はすぐに急進的なUターンに着手しました。
、地球上には本物の反対勢力は残っていません。注目を集めていたBRICSブロックは、西側が支配するWEFの極悪非道なアジェンダに挑戦することはないでしょう。2024年を通じて戦争や戦争の噂が続くとすれば、それはグローバル・サプライ・チェーン、特に食料セクターを混乱させるという唯一の目的のためです。産業事故や破壊工作、サイバー攻撃、集団毒殺、テロ攻撃、海上封鎖、そしてもちろん戦争。犯人や動機、理由はさまざまでしょうが、これらすべての糸を引く手は同じでしょう。飢餓は増加し、第三世界の政府は崩壊するかもしれません。
中国のGDPが縮小しても、世界の「第2の工場」からの生産高は減少することが予想されます。対中制裁で大きな利益を得てきたインドは、2024年が終わる前に大きな国家的危機に見舞われる可能性があります。(インドの神秘主義者でWEFの重鎮である は、地球上の人口減少を特に望んでいます)。地球上で最大の人口を擁するインドを、経済と人口増加の軌道から外すには何かが必要です。それは何でしょうか?新たな世界金融危機とその波及効果?それともパキスタンとの核対決でしょうか?
「私たちの生涯最大の暴落」は年とされています。しかしながら、世界経済はすでに事実上の不況に陥っています。米国では、62%近くの人々が、の基盤がシステム的な破壊工作によって崩れているにもかかわらず、給料日前の生活をしています。
しかし、ひとたび株式市場が暴落すれば、必要不可欠な工場やサービスを維持するために、人工知能(AI)やロボット工学が導入され、大規模な が起こるでしょう。デジタルIDと表裏一体の大量配給は、「社会の安定を維持する」方法として導入されるでしょう。これが、大衆が受け入れざるを得なくなるファウスト的取引です。
どこを見渡しても、ほとんど状況は良くなっていません。中東における紛争とアラブの春は、西側諸国への不法移民を増加させる結果になるでしょう。これらの移民の目的はただ一つ、デジタルIDの導入と大規模な検閲のために必要な条件と義務を作り出すことです。この目的に向けて、オンラインサービスやインターネットそのものにアクセスする前に生体認証を要求する国が出現するかもしれません。
この「The Eye Opener」の読者の皆さんは、2024年の年末までに、特に加工食品の品質が悪化する前に、食料を買いだめし、調理法を学ぶ必要があります。食品生産がグローバリストのサイコパスによってますますコントロールされるようになり、あちこちで汚染の驚くべき報告が予想されます。ある種の食品は、ワクチンの隠れた機能の「促進剤」として作用する可能性もあります。これは空想的な主張ではありません。ビル・ゲイツは、ワクチンへのためらいを回避する方法として「を推進しています。彼はまた、自然の植物叢を地獄から来た 」 たいと考えています。つまり、彼が を宣伝していないときの話です!
急増する「突然死」や「不可解な死」は、世界中の医療システムに計り知れない負担を強いることになるでしょう。すべてが新しいウイルスやCOVID-19の変異株のせいにされるだけでなく、ワクチン未接種の人々の移動が再び制限されることになるかもしれません。嘘で塗り固められた世界なので、真実などどうでもいいのです。
ファイザーは、ワクチンによる免疫不全の自然な結果である癌やその他の病気に対する新しい「 」ワクチンを発表する予定です。COVID製品はファイザーに記録的な収益をもたらし、2022年には1000億ドル、2021年には800億ドルを突破しました。癌ワクチン、心臓病ワクチン、気候変動ワクチン、その他さまざまな有毒注射で利益を得なくていいのでしょうか?大手製薬会社は、たとえそれがどんなに馬鹿げているように見えても、来るべき医療不安の基礎をすでに築いています。先に述べたように、この地球上には真の反対勢力は残っていません。 -
2024年元旦にふさわしい記事を、と思い、副島隆彦の「学問道場」の、連続した読者投稿記事(記事紹介記事)を載せることにした。
先の戦争(大東亜戦争・太平洋戦争)の「政治記事」は腐るほどあるが、せめて、下に書かれたような「戦争の概要」と、「庶民にとっての戦争(開戦の高揚感)」については国民的常識としてほしい。後者は、「時代閉塞の状況」に鬱屈した国民大多数の気分に風穴が開いたのであり、それは、常に戦争前からの「戦争肯定論」を起爆剤としている。
今の日本もそれに近いかもしれない。もちろんそれは「帝国主義が当たり前」の時代的精神状況でもあるが、国民がいかに集団的熱狂状態に陥りやすいかは、いつの時代も変わらず、邪悪な権力(政府だけではない。戦争で金儲けをする勢力がむしろ中心。)はそれを利用するのである。
(以下引用)投稿日:2023/09/18 13:39【305】中国では「九・一八事変」という「満州事変(まんしゅうじへん)」。明仁天皇は、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」と、2015年の年頭挨拶で述べた。
昭和6年(1931)9月18日、柳条湖(りゅうじょうこ)で日本の関東軍が南満州鉄道の線路を爆破した。関東軍はこれを中国軍の行為として出兵し、満州事変の口火を切った。
満州事変(まんしゅうじへん)は1931年9月に起きた柳条湖 (りゆうじようこ) 事件に始まる日本の満州侵略戦争。かねてから満州占領の機会をねらっていた日本軍は,奉天近郊の柳条湖で鉄道爆破事件を起こして軍事行動を全満州に広げ,翌1932年満州国を成立させた。1933年には熱河省を占領して塘沽 (タンクー) 停戦協定を結び,満州国に編入した。中国の提訴を受けた国際連盟は,リットン調査団を派遣し,この事実を日本の侵略と判断した。そのため,日本は1933年国際連盟を脱退。(出典 旺文社世界史事典 三訂版)
日本国内では,満州事変がファシズム体制成立への端緒となり,若槻礼次郎内閣が倒れて犬養毅内閣が成立したが,五・一五事件によって斎藤実内閣に取って代られ,政党内閣に終止符が打たれた。こうして日本のファッショ化と国際的孤立が急速に進み,満州事変は日中戦争へ,さらに太平洋戦争へと拡大されていった。(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
太平洋戦争は1941年12月から 1945年8月までの間,アメリカ合衆国,イギリスを中心とする連合国と日本との間で戦われた戦争をさし,広義には第2次世界大戦に含まれる。太平洋戦争という呼称はアメリカにとって太平洋での戦いであったために名づけられたもので,戦時中の日本では大東亜戦争と呼ばれていた。日本の敗戦後,連合国の占領を受けてからは日本でも太平洋戦争と呼ばれるようになった。(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
太平洋戦争は日本が日中戦争を行いながら武力南進策をとったことに起因する,米・英・中・ソ・英連邦諸国など連合国との戦争。当時の日本での呼称は大東亜戦争。日本は,中国の抗戦意思を挫折させるため,1940年(昭和15)援蒋ルート遮断を目的に仏印進駐を実行。さらに,フランスの降伏に代表されるドイツ勝利の報で南方植民地へ侵攻を始めた。
同年9月27日の日独伊三国同盟締結はアメリカとの対立を深め,アメリカは,41年7月25日の在米日本資産凍結,8月1日の石油の全面禁輸によって南進阻止をはかった。41年12月8日,宣戦布告の手交前になされた真珠湾攻撃によって戦争勃発。日本とアメリカは,反対の陣営に立って第2次大戦にも参入することになった。
緒戦は日本が優勢で42年半ばには支配領域が最大になったが,ミッドウェー海戦での敗北後,補給線が続かず制空権・制海権維持のための地上基地の不足によって連合国軍の反攻にあった。米海軍は中部太平洋から島づたいに北上し,米陸軍はニューギニア・フィリピンから進攻した。
この間,日本は汪兆銘(おうちょうめい)政権や,連合国の植民地だった地域を大東亜共栄圏とよんだが,実態は日本への資源供給地としての位置づけにすぎなかった。輸送船団の崩壊,本土空襲,国民の戦意低下,原爆投下,ソ連参戦がポツダム宣言受諾を決意させた。45年9月2日降伏文書調印。(出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」)そして日本降伏から70年後の2015年(平成27)年、明仁天皇(当時)は1月1日の年頭挨拶で満州事変に言及した。その一節は下記のとおり。
「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」。
天皇陛下のご感想(新年に当たり)平成27年 より
https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/gokanso/shinnen-h27.htmlこの年頭所感をうけて、矢部宏治氏は、今上天皇の「おことば」を収録した『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』(小学館刊)を2015年6月30日に出版した。
以下、同書の紹介記事、目次などを貼り付けます。
●明仁天皇と昭和天皇の最大の違い おことば収録本の著者考察
https://www.news-postseven.com/archives/20150630_332536.html?DETAIL
2015.06.30 07:00 週刊ポスト(貼り付け始め)
今年1月1日の年頭挨拶、天皇はこう述べた。
「本年は終戦から70年という節目の年に当たります」
「この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」
「象徴天皇」という制約のもと、政治的言動の許されない天皇が、「満州事変」という具体的な外交事変の名を口にしたのは異例である。1931年、本国の指令を聞かずに暴走した関東軍は南満州鉄道を爆破、中国側の破壊工作だと発表して軍事行動に移った。
「この事変をきっかけに日本は戦争への道を進みはじめる。軍部の暴走に、政府は、そして憲法はいかにストップをかけられるか──国の“ありかた”を考える上で、満州事変は戦前の大きな反省であり、戦後乗り越えるべき課題でもある。わざわざ具体名まで口にしたのは、日本がいま危険な方向に向かいつつある、との警鐘だと私は思いました」
そう語るのは、今上天皇の「おことば」を収録した『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』(小学館刊)を6月30日に上梓する矢部宏治氏である。
「私は天皇という立場にある方の言葉だから、『聞いてほしい』というわけではありません。ひとりの知識人、思索と行動を兼ね備えた尊敬できる方の言葉だから、もっと知ってほしい、と思ってこの本を書きました」
同書は、“声なき人々”の苦しみに寄り添いながら、天皇が折々に発した29のおことばを、写真家・須田慎太郎氏の写真とともに紹介している。須田氏は、天皇の訪れたサイパン、パラオ、沖縄、広島、福島に赴き、その足跡を辿った。そこから浮かび上がってきたのは平和への切なる思いを抱きながら、象徴天皇のあるべき姿を体現しようと努める天皇の固い意思だった。冒頭に紹介した年頭挨拶も、その思いが貫かれた言葉の一つだ。
「日本はなぜ、戦争を止められなかったのか。この究極の問いに対して、もっとも深く、強く思いを巡らしてこられたのが明仁天皇ではないでしょうか。明仁皇太子が天皇に即位するため、考え続けた最大の問題は、前の時代に起きた大きな過ちをどうすれば自分の時代に繰り返さないで済むか──だったと私は思うからです」(矢部氏)
2013年12月18日、天皇は80歳の誕生日に際して、先の戦争を思いつつ、こんな言葉を発している。
「この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましい限りです。戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行なって、今日の日本を築きました」
その日本は現在、大きな曲がり角にある。安保法制を巡って安倍政権が「解釈」ひとつで憲法を変えようとし、憲法の意義が大きく揺らぎつつあることは誰しも感じるところだろう。矢部氏はこう語った。
「戦前を憂え、その過ちを決して繰り返さないことを誓った明仁天皇が最終的に辿り着いた立脚点──それが日本国憲法です。ここが明仁天皇と昭和天皇の最大の違いだと私は考えます」
昭和天皇も立憲君主制のもと、憲法を守るという意識があったのは間違いない。決して「国民の生活」をないがしろにしたわけではない、と矢部氏はいう。
「その一方、戦前の憲法の法的枠組みのなか、国家の非常事態に際しては、あらゆる制約を超えて行動することが許されるのだという意識を、昭和天皇が持っていたこともまた事実です。それを感じている明仁天皇は、自分は現憲法を徹底して守っていくのだという強い決意を折々に示されているのだと思います」
※週刊ポスト2015年7月10日号
(後略)
投稿日:2023/08/14 19:23【304】知らないうちに始まっていた太平洋戦争に、多くの国民、知識人は感動した。 書籍『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』方丈社(ほうじょうしゃ)編集部・編
1945年8月15日を「終戦の日」とする太平洋戦争は、1941年12月8日に始まった。
副島隆彦先生がこの戦争について、「戦前の左翼だった人たちのほとんどすべてが翼賛政治の中に流れ込んでいった」、「本当に最後まで戦争に反対し続け、弱々しい声ながら、抵抗したのは、詩人の秋山清(あきやまきよし)と、金子光晴(かねこみつはる)」、「清沢洌(しぶさわきよし)が、『暗黒日記』を書いて、戦争中もブツブツと戦争への抵抗を書いた」と、学問道場で書いて教えてくださった。初めて読んだときの驚きを今でも覚えている。
書籍『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』は、出版社の方丈社(ほうじょうしゃ)編集部が、戦争を体験したことのない世代が、ほとんどとなりつつある現在、日本が体験した直近の戦争を振り返り、「あの日、日本人は戦争をどう感じ、何を考えたのか?」を追体験するという意図のもとに編集し、2018年に刊行したアンソロジー集である。
昭和16年12月8日太平洋戦争が勃発した日、当時の知識人や著名人、政治家が何を考え、どう感じたのかを、それぞれの日記や回想録などから抜粋し掲載している。
書評2つと書籍の目次を以下、紹介します。
奈良県立図書情報館Web掲載の「図書館員の気になる一冊」
https://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru/2991 より(転載始め)
『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』
街頭で微笑みながら「米英に宣戦布告」の新聞に見入る一組の男女の姿。この印象的な写真を表紙に使用している本書は、知識人・著名人の日記や回想録から太平洋戦争勃発時の状況や心情を抜粋し紹介するという他に類を見ない本です。
昭和16(1941)年12月8日午前7時のラジオが国民に開戦を知らせました。以降同日午後9時までのラジオニュースを時系列で挿入しながら、思想家・作家・詩人・評論家など54名の開戦に対する反応と、太宰治の短編小説『十二月八日』、武田砂鉄氏による解説が収録されています。
喜びや興奮を爆発させた人、解放感や期待感を覚えた人、死を思った人、自責の念に駆られた人・・・残された言葉から当時の人々の様々な心象や感情、空気感を読み取ることができます。開戦を歓迎し、期待と興奮で高揚する言葉が多く綴られていることに驚かされます。そして、作家の野口冨士男がアメリカと戦闘状態になればアメリカ映画は見られなくなるとの理由で妻子をともなって映画鑑賞に出かけたというエピソードに顕著なように、どこか対岸の火事とでもいうような切迫感や緊張感がそれほど感じられないのは、その後の激戦や夥しい犠牲者数、原爆投下や敗戦を知るよしもないからでしょうか。
私たちは12月8日というある1日が、敗戦への道筋へと進む1日となったという歴史的結果を知っています。何気ない日常から非日常へと大転換した1日。本書を一読して、今という時がどういう道筋へと繋がるのか、今日という日、明日という日が本当に日常の1日なのか、未来の結果を知らない私の頭にそんな疑いがふとよぎるのでした。
(転載終わり)
【書評】朝、目覚めて、戦争が始まっていたら何を思うか……。70年前の著名人が残した衝撃的な言葉
https://ddnavi.com/review/485826/a/
文=碓氷 連太郎 公開日:2018/9/10(転載始め)
1941年12月8日、午前7時にラジオから臨時ニュースが伝えられた。
「帝国陸海軍ハ今8日未明西太平洋ニオイテ米英軍ト戦闘状態ニ入レリ」
太平洋戦争が始まったことを、国民に伝える内容だった。『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』(方丈社編集部:編集、武田砂鉄:他/方丈社)は、当時活躍していた知識人や著名人がこの12月8日をどう受けとめていたのか、彼らが遺した日記や回想録から読み解いていく本だ。とはいえそれまで何もなかったのに、いきなり真珠湾を目指したわけではない。日本は1931年の満州事変以降、10年もの間中華民国(当時)に攻撃を仕掛けていた。いわば日本人は、その頃すでに戦争的な空気に慣れていたと思われる。だから意外と、驚きは少なかったのではないだろうか?
読む前からそう予測していたものの、たとえば17歳だった吉本隆明の、
「ものすごく解放感がありました。パーッと天地が開けたほどの解放感でした。」
という無邪気な言葉や、22歳だった詩人の黒田三郎の、
「今日みたいにうれしい日はまたとない。嬉しいというか何というかとにかく胸の清々しい気持だ。」
という言葉を目にして、正直面くらった。
「いよいよはじまったかと思つた。なぜか體ががくがく慄へた。ばんざあいと大聲で叫びながら駆け出したいやうな衝動も受けた。」
と書き遺したのは、児童文学作家で当時28歳の新見南吉だ。新見の『ごんぎつね』は小学校の教科書にも載っているので、親しんだ人も多いだろう。哀しさが漂う児童文学を書いた作者は、開戦を「ばんざあい」と思っていたのだ(しかし彼は終戦を見届けることなく、1943年に結核で亡くなっている)。
権力や体制に反抗的というイメージを持ってしまいがちな作家や思想家が、軒並み開戦を肯定的に受けとめる言葉を遺している。それは彼らがまだ若く、また時代の空気もあって戦争がどんな悲惨を招くかに、思いをはせられなかったことによるものかもしれない。しかし51歳のジャーナリストの清沢洌こそ、
「けさ開戦の知らせを聞いた時に、僕は自分達の責任を感じた。こういう事にならぬように僕達が努力しなかったのが悪かった」
と言っているものの、やはりジャーナリストで73歳だった鶯亭金升ときたら、
「明治の日清、日露、両戦役と異りて、我が大日本国空前の戦いなるかな、老の身も若やぐ心地して心神爽快、旭日輝く空を見上げて拳を握る」
の有様だ。
彼らの真意がどこにあるかはもはや確かめようがないが、多くが反骨どころか概ねイケイケで捉えている。太平洋戦争は軍部が暴走したから始まったのではなく、知識人はじめ市井の人たちも、ある意味で後押ししていたことがよくわかった。
解説を担当した武田砂鉄さんも、巻末で、
「この企画を聞かされた段階では、さぞかし重々しい絶望が個々人を襲ったのだろうと推測したが、いざ、読み進めると、そこには、日常を揺さぶられまいと力む言葉があれば、むしろ歓待し、テレビゲームのリセットボタンを押すような快感を覚えている言葉すら見受けられた。それこそ正常性バイアス、これから起きようとしていることは、私たちの日常にとって必要なことなのだと、どこか清々しく受け止められていた。
ええ、そうなると思ってましたよ、こうなるべきだったんですよ、とそのまんま受け止める。泥沼に足を突っ込むのではなく、リセットボタン。あえて俗っぽくいえば、ワクワクしてすらしていたのだ。」
と書いている。武田さんの言葉を借りれば正常性バイアスとは、有事に直面した人間がこんなことはあり得ないという先入観や偏見を強めることで、眼前の物事を、あくまでも正常の範囲であると認識する心のメカニズムのことだそうだ。
(後略) -
「大摩邇」所載の「マスコミに載らない海外記事」で、冷静で客観性の高い内容に思える。
これまで私が読んだ記事の中でフーシ派の歴史を簡単にでも書いた記事は初めて見る。それだけ、読み手に親切な記事だと言える。まあ、それでも、フーシ派がなぜイエメン政府と協調関係を保っているのかという謎は残るが。
20世紀後半、平和的なスンニ派運動はフセイン・アル・フーシ派に率いられた。
などを読むと、フーシ派がテロ組織とされていて、実際、それに近い行動をしているのと矛盾する気もする。まあ、戦争をためらわないこととテロを私が同一視しているだけかもしれない。おそらく、「利益優先主義」によるイスラエル(強盗的シオニズム)容認派がアラブ諸国の政権の中にもいて、フーシ派はそれへの「正義の」対抗組織としてアラブ世界で同感者や連帯意識を持つ人々が多いのではないか。
(以下引用)