「耕助のブログ」No1850記事の一部である。
(以下引用)
(以下引用)
1970年代に著名なホロコースト否定論者となったフランスの学者ロベール・フォーリソンは、アイゼンハワー、チャーチル、ド・ゴールの回顧録について、非常に興味深い見解を述べたことがある:
第二次世界大戦に関する最も有名な著作は、アイゼンハワー将軍の『ヨーロッパにおける十字軍』(1948年)、ウィンストン・チャーチルの『第二次世界大戦』(全6巻、1948年~1954年)、そしてド・ゴール将軍の『戦争覚え書』(全3巻、1954年~1959年)である。これら3つの著作にはナチスのガス室に関する記述が少しも見当たらない。
アイゼンハワーの『ヨーロッパにおける十字軍』は559ページ、チャーチルの『第二次世界大戦』全6巻は4448ページ、ド・ゴールの『戦争覚え書』全3巻は2,054ページである。1948年から1959年にかけて出版された全部で7,061ページ(序章を除く)に及ぶこの大量の著作の中にはナチスに関する記述もナチスの「ガス室」もユダヤ人の「大量虐殺」も、戦争によるユダヤ人犠牲者「600万人」についての言及はないのである。第二次世界大戦における最も顕著な出来事として、ホロコーストは合理的に考えて最も顕著な出来事の1つである。そのような出来事が無視されていることから、私たちはほぼ必然的にアイゼンハワー、チャーチル、そしてド・ゴールを「暗黙のホロコースト否定論者」とみなすべきだろう。
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