カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を巡り、大阪府と大阪市が実施する事業者公募の書類審査の申し込みが14日締め切られた。吉村洋文知事は、応募したのは米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの共同事業体1組のみだったと明らかにした。
府市は今後、MGM・オリックスだけを対象に事業者選定の審査を実施することになる。競争性が働かないとの懸念もあるが、吉村氏は記者団に「(IR事業の質に)影響はない」と述べた。
府市は大阪湾の人工島・夢洲を予定地として、昨年12月に公募手続きを開始。2026年度までの全面開業などを条件として示している。
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