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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」から転載。
小田嶋隆は、私がもっとも尊敬する人物の一人で、その頭の良さと判断の的確さ、鋭い表現力、良識は、表マスコミの人間としては最高ではないか、と思っている。その彼が例の週刊朝日の「(気温よ)上がれ、上がれ!」記事についてのコメントを書いている。同じ記事を私も批評したばかりなので面白く読んだ。(彼のコラムはいつも面白いのだが)
趣旨は私の駄文とそう違ってはいないと思う。だが、ちゃんと
「原発か熱中症か」
みたいな択一解を迫るみたいな論陣が張られたら要注意だ。
うっかり答える前に、まずアタマを冷やさないといけない。と、オチを付けているのはさすがである。
もっとも、クーラーをつけてアタマを冷やすのもいいが、全国の人間がいっせいにそれをやると電力供給はいっぺんでパンクである。ハインラインの「大当たりの日」というSF短編小説みたいな話だが、猛暑とクーラー使用に関しては、それは容易に現実となり、「だから原発は必要だったのだ」という方向に話が進みかねないのである。
(以下引用)
ところで、週刊朝日の今週号が面白い記事を載せている。
経産省幹部と東京電力の幹部との間でやりとりされたメールの中で、彼らが原発の再稼働への世論の理解を促すために、この夏の猛暑がより苛酷であることを期待する旨を語り合っていたというのだ。以下、一部を引用してみる。
『〈今年の夏、気温40度くらいまで猛暑になれば、議会、世論ともに再稼働容認になるだろうとか、つい期待して、毎朝、天気予報を見ています。あがれ、あがれと新聞の天気図に手を合わせていると、ビール飲みながら、笑わせている上司もおります。情けないですが、今のうちには、猛暑頼み、すがるしかありません。株じゃないですが、あがれ、あがれ!〉(東電幹部)』(こちら)
思うに、これは、「オッサンのジョーク」で、必ずしも東電の統一見解ではない。
だから、どういう経緯で入手したのかはわからないが、個人のメールの言葉尻をあげつらって、鬼の首をとったように「驚愕!」などと言ってみせる記者の態度には、あまり賛成できない。が、記事をよくよく見ると、当該のメールは、CC付き(複数の宛先に同時配信されるもの)で配信されたことになっている。とすると、どこに漏れるかわからない設定のメールで、こんな酒場の内緒話みたいなお話をしていた彼らの認識の甘さには、やはり汗(冷たい方)が流れてしまう。
私は、東電幹部や経産省の人々が、原発再稼働への道筋を平らかならしめるために、猛暑の到来を祈念しているとまでは思っていない。
でも、猛暑が来たら来たらで、それを利用して電力需要の逼迫を訴えようというぐらいの思惑は、抱いているはずだと思っている。
7月にはいって以来、朝昼の時間帯のNHKの総合放送は、番組の変わり目毎に、エアコンの稼働を促す啓蒙情報を流している。
このいささか過剰に思える冷房喚起アナウンスが、そのまま原発再稼働への布石だと言うつもりはない。
ただ、この暑さが、再稼働にとってプラスに作用することは間違いないはずだ。われわれは、エアコンを動かすために、暑さとは別の言い訳(仕事、健康、赤ん坊のアセモなどなど)を並べ立てないとスイッチを入れられない気の弱い人たちだ。
とすれば、原発を再稼働させることの言い訳に、そのエアコン(ないしは熱中症で死者が出ていること)が使われることは、当然の流れと言って良い。「原発か熱中症か」
みたいな択一解を迫るみたいな論陣が張られたら要注意だ。
うっかり答える前に、まずアタマを冷やさないといけない。(文・イラスト/小田嶋 隆)
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今日二度目の投稿だが、参院選挙戦序盤のうちに、こういうネガキャン対策を十分に諸野党にしておいて貰いたいので、その参考になるかと思って転載しておく。ネタ元は「ネットゲリラ」である。
週刊新潮は公安警察と関係が深いらしく、そこから教唆されて書いた記事らしいという。
まず、こうしたマスコミ記事に対しては、即座に告訴すること、そして、その戦いを選挙の中で常に報告し、演説ネタの一つにすること、下記記事にあるこれがネガキャンに対する最良の対策だろう。
(以下引用)明日発売の週刊新潮に、「中核派が山本太郎全面支援を呼びかけ」とする記事が掲載される。 ゲラを読んだが誹謗中傷の極みだ。 選挙妨害の疑いが濃い。 山本陣営は法的措置も視野に入れた方がよい。
@taro_koho 山本太郎は、ネット選挙の強みを活かして週刊新潮の記事をマクラにメディアや広告業界の支配を暴きたてる演説パートを盛り込めばよいでしょう。聴衆をこの記事のネタで逆に笑かしたらええんですよ。攻勢は最大の防御。小沢一郎は報道に下手に黙ったことで大失敗した。 -
「dot」というサイトから転載。元記事は週刊朝日で、記事の所在は「東海アマ」で知った。
全国民必読の記事だろう。朝日新聞はゴミ新聞だが、週刊朝日はまだ健全なようだ。
「さらに東電幹部は地元の対応については、こう暴露している。
〈離れたところで地元と話をすると、早く再稼働してもらわなければ困るんだよ、東電さん、とみんな話している。それで、再稼働を申請しますよとなれば、反対だ、地元の同意を要求でしょう、本当に。あなたたち、どうすればいいのって、言いたくもなります。議員さんたち、たいてい、(原発関係の)商売にかかわっている。再稼働しろという、だが、議会になれば、ダメダメ〉」
この東電幹部の言葉には原発地元の有力者(原発寄生者)の本音と建前がよく表れている。まさしく「(地元の人々の)子孫に奇形児が生まれようが、俺が金儲けできればそれでいい」という、あの思想である。原発事故後の今なら「日本全体が放射能汚染されようが、俺たちに金が入れば、かまわない」ということだ。
「昔のようにお金だけでは世論は操れず」
という経済産業省官僚の言葉は、原発村が金で世論を操ってきたことを自白した証言として歴史的価値がある。もちろん、その事実(公費や東電の金による世論誘導の事実)はたいていの人が知っていたが、自白した、という点が大事なのである。
「〈今年の夏、気温40度くらいまで猛暑になれば、議会、世論ともに再稼働容認になるだろうとか、つい期待して、毎朝、天気予報を見ています。あがれ、あがれと新聞の天気図に手を合わせていると、ビール飲みながら、笑わせている上司もおります。情けないですが、今のうちには、猛暑頼み、すがるしかありません。株じゃないですが、あがれ、あがれ!〉(東電幹部)」
テレビニュースでは、毎日のように、熱中症に気をつけよう、というニュースをトップで流しているが、それこそ本音では、猛暑でクーラーの使用度が上がり、電力事情が逼迫して、原発の再稼働が国民自身の希望するところとなることだろう。熱中症の患者が増加するのも彼らには嬉しい後押しになるはずである。
熱中症で何千人が倒れようが、何十人の老人が死のうが、彼らは涼しい部屋でビールを飲みながら「あがれ、あがれ!」と念じているのである。
(以下引用)
驚愕! 東電幹部 原発再稼働へ向けて猛暑を念じ、経産省幹部へメール
電力4社は7月8日、原発の再稼働を申請する。その直前、経済産業省幹部が「柏崎は、やはり反発がきましたね。根回し、ウラでどの程度、されたのでしょうか?」などというメールを東京電力幹部に送っていたことがわかった。本誌が入手した10通のメールには安倍政権の“再稼働シナリオ”が赤裸々に記されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌取材班が取材した。
冒頭のメールを出した経産官僚が気にしていたのは、東電が再稼働を目指す新潟・柏崎刈羽原発6、7号機についてだ。福島原発事故の当事者である東電だけに、再稼働のハードルは高いため、6月に東電幹部に宛てたメールでこう危惧していた。
〈反発、怖いのは御社がKK(柏崎刈羽)で動かれる時でしょうか。一気に世論が高まり、地元もNOというしかない状況になりかねません。過去の裏での積み重ねが、一気に壊れてしまう。そのところ、いかがでしょうか? 巧妙にされておられるとは、思ってはいますけれど〉(経産官僚)
後に経産官僚の不安は的中した。
東電は7月2日、柏崎刈羽原発の再稼働申請の意向を表明したが、これに対し、新潟県の泉田裕彦知事がこう猛反発したのだ。
「地元に何の相談もなく申請する。こういう態度で、立地地域との信頼関係を築けるはずがない」
翌日の新聞、テレビ各社がトップで泉田知事の発言を大きく取り上げたが、それを読んだ東電幹部はメールでこうぼやいていた。
〈どの新聞もトップで、新潟県知事でほとほと、まいりました〉
さらに東電幹部は地元の対応については、こう暴露している。
〈離れたところで地元と話をすると、早く再稼働してもらわなければ困るんだよ、東電さん、とみんな話している。それで、再稼働を申請しますよとなれば、反対だ、地元の同意を要求でしょう、本当に。あなたたち、どうすればいいのって、言いたくもなります。議員さんたち、たいてい、(原発関係の)商売にかかわっている。再稼働しろという、だが、議会になれば、ダメダメ〉
一方の経産官僚は冷静に事態を分析し、その先の展開をこう予測している。
〈柏崎は、やはり反発がきましたね。(略)先に地元の了承をとりつけろとの論になるでしょう。それやっちゃったら、永遠に再稼働は無理なことは明白。わが社OB、新潟県知事(泉田氏は経産省OB)、次の選挙はまだ先。つめたいでしょうね、きっと。他の事業者の動向を眺めつつ、申請となるのでしょうか〉
この予測は現実となりつつある。
泉田知事は7月5日、説明に訪れた東電の広瀬直己社長に再稼働の拒否を改めて表明し、申請は延期となった。
本誌が入手した計10通のメールは、いずれも今年5月から7月にかけ、東電はじめ複数の電力会社幹部と経産官僚との間で、“情報交換”として交わされたものだ。いずれも原子力ムラの露骨な「本音」が赤裸々に記されていた。
〈夏は猛暑という世論形成はどうなるのでしょうか? 1F(福島第一原発)の事故で2度の夏を経験。結局、原発なくとも電力がまかなえたので、大丈夫だとの意識が国民に植え付けられているのではないでしょうか。もう、足りないだけでは、国民の意識は変えられない。/(他メールの引用)気温40度が3日間ほど続けば、原発再稼働してほしいとの声が高まるはずです。/天に任せるのも、つらいところです。昔のようにお金だけでは世論は操れず、時代がかわってしまいましたね…〉(経産官僚)
これは5月頃に経産省幹部官僚と東電の原発部門幹部の間で交わされたメールの一部だが、さらに生々しい記述もあった。
〈今年の夏、気温40度くらいまで猛暑になれば、議会、世論ともに再稼働容認になるだろうとか、つい期待して、毎朝、天気予報を見ています。あがれ、あがれと新聞の天気図に手を合わせていると、ビール飲みながら、笑わせている上司もおります。情けないですが、今のうちには、猛暑頼み、すがるしかありません。株じゃないですが、あがれ、あがれ!〉(東電幹部)
事故の反省もなく両者が「猛暑」の話でこうも盛り上がる背景には、原発再稼働の命運を決める“一大イベント”を前にしても再稼働に否定的な世論へのいら立ちが垣間見える。
原子力規制委員会は福島第一原発の事故を受けて作った原発の新規制基準を7月8日に施行。これを受け、全国4電力会社が6原発12基の再稼働を申請するという。申請を前に、メールで入念な情報交換をしていたことが読み取れる。
※週刊朝日 2013年7月19日号 -
久し振りに「さてはてメモ帳」から転載。記事元は「オルタナティブ通信」らしい。
米国の不正選挙は日本より派手であり、かなり前から不正選挙にまつわる珍妙な話が幾つもある。下の記事は、いわば「不正選挙珍プレー集」のようなものだ。
何しろ、一読した時は私もうっかり見逃したが、2000年の大統領選挙で投票権を奪われた5万7700人の投票権剥奪理由が「西暦3000年に」殺人事件を「起こした」、あるいは「西暦2700年に」強盗事件を「起こした」というものだ。(笑)
こうなると、自民党以外を支持することが確実だと見られる私のような人間は、「未来に起こす」犯罪によって市民権=選挙権を剥奪されるということになりそうだ。
さて、参議院選ではどんな手口が使われるだろうか。
(以下引用)*赤字は引用者による強調。参議院選挙・・・選挙で議員が選ばれるので、民主主義国家であるという虚偽 オルタ
参議院選挙・・・選挙で議員が選ばれるので、民主主義国家であるという虚偽 2013年07月08日
http://alternativereport1.seesaa.net/article/368642555.html
1、前ブッシュ大統領は最初の大統領選挙において、民主党のゴア候補にわずか、500票差で勝利した。
しかし、大統領選挙中の2000年11月、ブッシュの弟ジェフが州知事の地位に座るフロリダ州では、5万7700人の黒人の市民に対する選挙登録が拒否され、投票する権利が奪われていた。
その理由は西暦3000年に殺人事件を「起こした」、西暦2700年に強盗事件を「起こした」という重犯罪歴による市民権=選挙権の「剥奪」であった。
投票権を奪われた黒人は民主党支持者であった。
この件に関し合衆国連邦公民権委員会は、ブッシュが「意図的に黒人の投票権を奪ったもの」と非難声明を出している。
黒人に正当な投票権が認められていれば、ブッシュは大統領にはなれなかったものであり、ブッシュ政権は非合法なクーデター政権であった。
非合法に政権を略取したブッシュが、アフガンとイラクにおいて、何等大統領としての権限が無いにも関わらず、戦争を行い、多数の死者を出している。
これは非合法な殺人事件であり、ブッシュは直ちに殺人犯として逮捕、立件されるべきである。
2、1970年、フロリダ州デイド郡選挙で投票終了3分後にチャンネル7は、ある候補者が9万6499票獲得と報道した。
3分で10万票近い集計は物理的に不可能である。
これは「当選者が最初から決まっており」、その決められた当選者の獲得票が、最初から「何者か」によって決められている事、それが事前にマスコミに渡され「この当選者と獲得票数を報道するように」と命令が行われている事を明確に示している。
3、1988年11月2日、米国ABC放送は、米国中間選挙の投票「前日」に「当選者と、その獲得票数、選挙結果」を報道した。
4、2004年の米国大統領選挙では、黒人が投票所に行けないよう黒人居住区周辺の至る所で道路封鎖が行なわれ、事実上、黒人から選挙権が剥奪された。
5、米国大統領選挙ではディーボールド社[Diebold]の選挙投票マシーン[voting machine]等が使用されている。
2004年の、ブッシュ大統領が選出された大統領選挙では、ガハナーという地域で638人が投票すると、この選挙投票マシーンは「自動的にブッシュに4258票と加算の表示を行った」。
3600票も水増しされ、投票は全てブッシュになっていた。
この「選挙マシーン」を開発したボブ・ウロセビッチ、トッド・ウロセビッチ兄弟は、現在、選挙マシーン製造メーカーのカウンシル・フォー・ナショナル・ポリシー社[Council for National Policy]に「所属し」、新しいマシーン開発を行っている。
この企業の経営者ハワード・アーマンソン[Howard Ahmanson, Jr.]は、黒人奴隷制度復活論者として「有名」である。
黒人居住区での道路封鎖による黒人の投票妨害と、このマシーン製造は「連動」していた。
6、2004年、大統領選挙で、米国ヤングスタウンでは、25の選挙マシーンでケリーに投票すると、「不思議な事に」全て「ブッシュ」と表示される事態が発生した。
また、ケリーの支持者の多い地区では投票のために10時間以上、行列で待たされる事態が発生した。長時間、待たされ嫌気がさし、投票をやめて帰宅する人間が続出した。
なお、ブッシュの支持地区では、こうした行列は「全く無かった」。
また、ニューメキシコ州では、民主党支持者の多い地区の投票場で、「投票用紙ではない紙」が渡され、それで投票した人達の「投票が全て無効になった」。
この選挙において、ノースカロライナ州カーテレット郡では、4500票の入った「投票箱」が「いつの間にか消滅した」。
さらに、オハイオ州フランクリン郡では、マイティ・テキサス・ストライク・フォースという武装組織が投票所前で、マシンガン等で武装して待機し、「民主党に投票した人間を、その場で射殺する」と拡声器で、投票時間の開始から終了まで継続して投票に訪れた人々を「脅迫」し続けた。
オハイオのウォーレン郡では、投票途中で、突然、国土安全保障省の人間達が姿を現し、投票マシーンを持ち去ってしまった。
その結果、大部分の人間達が、投票不可能になってしまった。
この圧倒的多数の選挙民が「投票出来なかった」地域での「開票結果は、投票していない人々の圧倒的多数がブッシュに投票した事により、ブッシュの圧勝」であった。
オハイオ州マホニング郡では、ケリーと投票すると自動的にブッシュと表示される「選挙マシーン」が使用されていた。
このマシーンでは、「ケリー」に投票しても「ブッシュ」と表示され、「ブッシュ」に投票しても「やはりブッシュ」と表示され「票が集計されて行った」。
この民主党が強いオハイオ州では、投票された用紙が58000票「行方不明」になった。
7、1996年、ジョージア州のマックス・クレランド民主党・上院議員の選挙では、「投票マシーン」を用い、民主党に投票すると6割が自動的に共和党になる事態が発生した。
同年、チャック・ヘーゲル[Charles Timothy "Chuck" Hagel]上院議員は、自分の選挙で、ヘーゲル自身の経営する企業が製造した投票マシーンを使用した。「不思議な事に」投票結果は100%全て、ヘーゲルに「票を投じていた」。「歴史上初めて」全投票を獲得し圧勝するという「偉業を成し遂げた」ヘーゲルは、議員として再選された。
2013年、このヘーゲルが米国・国防長官である。
米国において選挙は「最初から何者かによって結果が決められている事」、選挙によって政治に民意が反映する事など、「一切無い」事が分かる。
日本の参議院・衆議院選挙での「集計マシーン」は、どのように開発されているのか。
自民党総裁選挙=事実上の首相選出選挙での都道府県連で使用されている集計マシーン、かつて政権を取っていた際の民主党総裁選挙=首相選出の集計マシーンは、「どこの企業が製造し、どのアメリカ企業の技術によって、ライセンス生産されていたのか」。
選挙で議員が選ばれるので、民主主義国家であるという小学校の教科書の記述を大人になっても信じている者達は、童話のピノキオが実在人物であると信じ続けている者達である。 -
「晴耕雨読」から転載。
ここ数年の政治状況(もちろん、部分的なものだが)が簡潔にまとめられているので、参議院選挙を前に、自分がどういう投票行動を取るべきか考える参考になるだろう。もっとも、北海道の話なので、新党大地など、全国の有権者にとってはあまり関心の無い政党の話題もかなりな割合で語られている。
私は鈴木宗男はわりと評価していたが、娘に自分の地盤を世襲させたのにはがっかりした。もっとも、私は概して政治家には甘いのである。何しろ、下手な言動をすれば命をも失いかねない仕事だ。外野席の人間(政治評論家やテレビコメンテーター)が政治家にやたらに厳しい要求をするのを見ると、「なら、お前ならそれができるのか」と言いたくなる。その点、いつも政治家の陰に隠れて悪事を行っている高級官僚の方は楽なものだ。本当なら、原発村の役人など、全員死刑になっていてもおかしくはない。
話が脱線したが、そういうわけで政治家稼業が厳しいことは知ってはいるが、それが世襲「家業」になるのはかなりマズイことだ。それは、世の中全体の利益よりも自分たち家族の利益を第一義にしていることを明確に宣言するようなものだ。
もっとも、日本維新の会のように、政治家になって一旗上げて、自分が利益を得ようという山師の集まりも困りものである。世間の人間もそれを薄々感じているから、維新の会支持者は急激に減っているのだろう。必ずしも橋下が連発する失言や暴言のためだけではない。もともと、ロクなメンバーがいない集団なのだ。
さて、「食言」という言葉がある。言った事とやった事が違う、言行不一致ということだ。政治家なら公約不履行だ。現在の自民党のやっていることは原発問題にせよTPP参加にせよ、その食言の極みであるが、来る参議院選で自民党を支持する国民の割合がかなりな数に上りそうだと言われている。いやはや、なんとも、である。
まあ、それならそれで良い。どんな愚かしい選択だろうが、国民の過半数がそれを選ぶなら、それに従うのが民主主義である。私としては、それがただ正当な、不正の無い選挙で決まるということだけを望んでいる。その結果、日本が地獄になろうが、それは日本人が自分で選んだことなのである。
(以下引用)2013/7/8
「TPP参加各党の主張:松木けんこう氏」 TPP/WTO/グローバリズムhttps://twitter.com/kenkou64865187
ブログを更新しました。 『TPP参加各党の主張』 http://amba.to/16WNP9i
【国富を奪う「外圧」】日本経済が成長を続ける過程で米国は様々な経済政策で圧力を加えてきました。
「市場開放」、「規制緩和」の美名の下に米国企業が日本でより多くの利益を得られる環境をつくろうとしたわけです。
その中には、米国産の製品を一定量日本が買うことを約束させられたものまでありました。
それらの外圧の内容がまとめられた文書の一つが94年から2008年まで出された、「年次改革要望書」です。
労働者派遣法、大店法、健康保険、郵政民営化もこの要望書に沿い実施されました。
労働者派遣法改悪は非正規雇用 (ワーキングプ ア)の増大、大店法廃止は商店街の衰退、健康保険の1割から3割負担、 郵政民営化でユニバーサルサービスが危惧されるという結果をもたらしました。
残念ながら改革派と称する政治家や官僚は、米国からの「外 圧」を歓迎していました。
民主党が政権をとり、鳩山さんが総理の時期に廃止しました。
しかし、菅さんが総理になると「日米経済調和対話」 という形で事実上、復活し、これが今のTPP交渉参加につながる流れの始まりとも言えます。
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http://amba.to/16WNP9i
2013-07-07 13:44:59
TPP参加各党の主張
7月1日に、「どうする日本、北海道」と題し、北海道新聞社主催で参院選北海道選挙区立候補(予定)者の公開討論会が行われました。
新党大地からは、浅野貴博くんが出演しました。なかなか面白い討論内容でした。
・民主党からの候補者は、たいへん不思議なことにTPP参加反対を唱えていました。ここまでTPP参加をお膳立てした経緯からして、厚顔無恥と言ってもいいのではないでしょうか。
そして、今回の討論会では、輸出産業と農家との天秤のような発言をしていて、もっと広い規模でTPP参加の影響がでることに目が向けられていない印象を受けました。
またこの候補は、最後の浅野君の「党とあなたの方針に違いがあったなら、党に反旗を翻す覚悟があるか」の質問に「ある」と自信満々に回答していました。
私から言わせてもらえば、2年前の菅総理の不信任案決議のときに、なんらかの行動をしてほしかったです。
・自民等の候補者は、TPP参加は民主党の菅元総理が仕掛けて、野田元総理が進めてしまったため、やらざるおえない状況であるとの主張でした。国民生活に大きな影響があることが判明したときは、TPP参加を中止も含めて考えるとも発言しました。民主党の失態の後始末をしているとのことでしたが、
なぜあのときは反対していたのに、今推進しているのかはこれまた不思議ですし、TPP参加はどう考えても悪いことだらけだと思うのですが・・・
・みんなの党の候補者は、TPP参加推進です。TPP参加でも本物志向の消費者がいるから、日本の農業が試算通りに衰退することはない、
「補助金をじゃぶじゃぶつぎ込んでしまう」ような農家は淘汰されるべきとしか聞こえない演説には驚いてしまいました。
これは「みんなの党」の共通認識ではないとは思いますが、農家の実情を少しも理解していないのは悲しいことです。本物志向の消費者という発言も、私たちの生活全般をどれだけ理解しての発言なのか疑問です。
・共産党はTPP参加反対。内容も筋が通ったものでした。
・新党大地は、農業はもちろん、軽自動車の存亡、私たちの生活全般に悪い影響が出ることが予想されるTPP参加は断固反対。
農産物の特定品目は対象から外すなどという交渉が聞き入れられないのは目に見えてますし、聞き入れられるとしても、特定品目以外で生計を立てている農家はどうするのか、説明にもなっていないのが政府の説明です。 -
「ネットゲリラ」から転載。
星飛雄馬を木の陰から見守る明子姉さんみたいに日本共産党を陰ながら応援している私だが、今回の参院選で共産党がどう頑張っても自民党が大勝する情勢は確実に思える。(そのようなマスコミ予測は、参院選への浮動層への棄権を増やし、自公を有利にするための工作ではあるが、実際に自民党が優勢でもあるはずだ。)つまり、衆議院参議院とも自民党が過半数を取り、どんな法案でも通し放題、という悪夢のような状況が来るわけだ。それほど、昨年の衆議院選(あちらは、民主党の自己崩壊以外には自民が躍進する要素はほとんど無かった。)での自民党の勝利は日本の運命にとって決定的だった。まあ、あれが不正選挙であろうが、それに対する備えをしなかった野党群の甘さ、有権者の甘さが命取りであったわけだ。
唯一の希望は、安倍政権がオバマ政権に嫌われていることで、米国追随の日本政官界はそれに配慮して、多少は右傾化にはブレーキをかかるだろう、ということだが、軍事オタクの石破あたりは自衛隊の軍備増強に邁進しているようだ。
右傾化には国際情勢による一定の歯止めがあるにしても、安倍政権は経済的上位層による経済的下位層からの収奪を極限まで推し進め、日本総ブラック企業化を図ることは間違いない。
まあ、今の状況でもまだ自分の意思で自民党に投票するという労働者がいるのだから、(それは、人間による家畜の屠殺は正当である、と主張する家畜のようなものだが)すべては自業自得、と言うしかない。
などと悲観的な観測を書いたが、例によって、私は絶望はしていない。
曲がり角の向こうは見えないが、そこに新しい美しい風景があるかもしれない(「赤毛のアン」より)し、「絶望の虚妄なること、希望に相同じい」(魯迅)が私の信条だからだ。
まあ、希望も絶望同様に虚妄であるとはいえ、それは人間を救うこともできる素晴らしい虚妄だ。
(以下引用)
共産党大躍進
野次馬 (2013年7月 7日 19:45) | コメント(0)
定数4の大阪でも、共産党は当選圏に入って来ているらしい。比例は共産という人も多いだろうから、共産党大躍進の選挙になりそうだ。もともと寄せ集め世帯で基盤の脆弱な民主は、オザワン脱離で勢力が削がれ、右は維新に食われ、みんなに食われ、左は共産党に食われ、壊滅。その維新はハシゲの迷走で支持率急落、みん党もパッとせず、議席数的には自民党のひとり勝ちだろうが、それ以上に、ネオコンの戦争煽りによる日本政治支配の終焉という意味がありそうだ。これ以上右傾化が進むと、排外主義者がアメリカ排斥に向かいそうなので、そろそろ限界なんだろうw
ところでサーバーの管理会社によると「スパムコメントが多すぎる」と苦情貰ってるんだが、確かにひと頃は毎日、万を越えるスパムがあったものの、今では認証制で、コメント数も一日100程度まで減ってるんだけどね。それでも多いというらしい。只今、コメント書き込めません。まぁ、いつもの事で、アクセス数が多いブログはどこに行っても邪魔にされ、出て行けと言われる。準備はしてあるので、来週あたり引越しします。それまでコメント欄は書込みできません。用のある方は下記アドレスまでメールでお願いします。
ツイッターもやってます。よろしければコメント欄代わりにお使いください。
ワタミの元従業員「月250時間以上働いて月の手取り数万円。夢という言葉が嫌いになった」
1 アジアゴールデンキャット(京都府) 2013/07/07(日) 13:29:12.10 ID:csaLOswP0
共産党はブラック企業の根絶を参院選の争点に掲げている。東京選挙区でも吉良よし子氏(30)が"美人ワタミキラー"として批判を繰り広げた。4日、目黒区での演説で吉良氏は「今、働く現場は深刻です。許せないのはブラック企業」とワタミを名指しした。
「ワタミという会社で働いていた男性の話を聞く機会がありました。
彼は休みもなく月250時間の超過密長時間労働、深夜残業をさせられたにもかかわらず、給料はどんどん天引きされて手取り月数万円のこともある。
これでは生きていけないと会社を辞めた彼は『僕はあの会社に勤めて夢という言葉が嫌いになった』と話していました」
2 斑(東京都). 2013/07/07(日) 13:30:15.54 ID:vcWNHTav0ワタミを落選させたいなら、ワタミ以外の自民党候補者名を投票【でもいい】。
Q.ドント方式で自民の議席が増えちゃうからダメじゃん!
A.議席が1増えるには自民に120万票追加される必要があります。
その120万票がワタミの当選順位が下がるように投票されればいいのです。
Q.自民議員が全員当選したら意味がないのでは?
A.その通りですが、自民候補29人が全員当選することはまずあり得ません。
現在の票読みでは20議席程度の投票が予想され、少なくとも9人は落選します。
Q.自民の上位得票者の票がワタミに横流しされる!
A.票を横流しする為には個人得票のみで当選確定しなくてはいけません。
過去の自民党でそうなったのは2001年の舛添要一ただ1例のみで、
今回の選挙でそこまで票を集める議員は存在しません。
Q.ワタミはどのみち大量得票するから意味がない
A.はい、ワタミが大量得票して当選する場合には、
他の自民候補への投票で順位を落とすのは無意味になります。
大量得票できるという状況自体が民意であると諦めましょう。
ただしその場合、ワタミ落としの為に他党へ投票することも無意味になります。
Q.そんなややこしい事をしなくても他党に入れればいい
A.他党に入れて自民の議席を1減らすには、他党に250万票程度入れる必要があります。
自民党のワタミ以外の候補に投票するほうが効率的です。
19 サバトラ(東日本) 2013/07/07(日) 13:39:52.05 ID:YgdDJe1iO >>2
ネトサポ必死杉ワロタ
つうか、仮名での投票呼び掛けはアウツでは?
22 アジアゴールデンキャット(京都府) 2013/07/07(日) 13:42:36.16 ID:csaLOswP0 >>2
これはネトサポの工作だから気を付けて
自民党票が増えれば、ワタミの票がすくなくても当選する。ワタミは一定票とるから
ワタミに入れるくらいなら民主党でも共産党にでも投票しておけ
ただでさえ今回は野党苦しいんだからそこに入れてもなにも問題はない
37 バリニーズ(福島県). 2013/07/07(日) 15:05:35.54 ID:w2wi9oVb0 >>2
酷いコピペだな、これw騙して自民に入れさせる気マンマンw
47 猫又(九州地方) 2013/07/07(日) 15:33:48.13 ID:+vgsOfCGO >>2
ネトサポ 乙 乙 ホイサッサ!
安倍ぴょん平井 選挙道中ウソ栗毛!!
どうせ バカウヨ 騙さにゃ 損 損
48 ペルシャ(大阪府) 2013/07/07(日) 15:35:40.87 ID:m1VhLDKj0 >>2
くっさいくっさい
50 ヒマラヤン(大阪府). 2013/07/07(日) 15:49:38.79 ID:zjq+xlNT0 >>2
自民党以外に入れるのが一番早いだろ
51 斑(東日本) 2013/07/07(日) 15:51:50.87 ID:a4ohLuVm0 >>2
おいネトサポ、おまえいくらもらってるんだ。
おれにも紹介しろ!!!!!!!!!! .
59 トラ(関西・東海) 2013/07/07(日) 17:02:30.72 ID:76RMjqsjO >>2
そんなコピペするほど状況が逼迫してるのなら、公認取り消せば良かったのに。
ここまでとは予想出来なかったとか言うなよ?
まぁ、こいつは比例だし当選するだろう。
当選した後の共産党の猛攻が楽しみだわ。
70 ライオン(関東・甲信越) 2013/07/07(日) 17:33:53.37 ID:ARqfw32oO
>>2はインチキテンプレート。
ワタミ以外の候補に入れても自民党に利する。
82 猫又(九州地方) 2013/07/07(日) 18:16:50.39 ID:+vgsOfCGO
>>2は論外として
安価なシステムが何によって支えられてるかを喧伝するべきだろうね
身内のお年寄りを始め家族にも広めた方が良い
その上でも、安くサービスを受ける為なら生活困難者が生じようが関係ないと言われたら仕方ない
自民党が目指す、貧乏人は貧乏人どうし助け合え!って基本姿勢が最終的に何をもたらすか考えられない人間は、肥え太る奴と養分の二種類しかない
88 ロシアンブルー(関西・北陸) 2013/07/07(日) 18:36:00.05 ID:2vcYeKk2O >>2
よし
自民以外に入れるわ
91 スノーシュー(東京都) 2013/07/07(日) 18:46:06.15 ID:cljacSX30 >>2
共産党に入れる
↓
国会で共産党無双でワタミを叩きまくる
↓
マスコミもワタミを叩く
↓
安倍の任命責任を追求される
↓
安倍、都合よく下痢再発で辞任
↓
(゚д゚)ウマー
3 スノーシュー(新潟県) 2013/07/07(日) 13:30:24.53 ID:vuyuwk650
毎度毎度思うけどなんで訴えないの?未払い賃金請求できるだろ
12 アジアゴールデンキャット(京都府) 2013/07/07(日) 13:36:22.41 ID:csaLOswP0 >>3
そんな強いやつばっかじゃない
不況もあって辞めたくても辞められないから追い込まれて過労死とかも起こるわけで
4 猫又(新潟・東北) 2013/07/07(日) 13:30:47.71 ID:LXeLa6a7O キング・オブ・ブラック 6 ペルシャ(東京都). 2013/07/07(日) 13:33:17.87 ID:sTjjj/v6P
手取り数万w
最低賃金フルタイムでも手取り10万はあるだろ・・・?
14 アジアゴールデンキャット(京都府) 2013/07/07(日) 13:37:51.45 ID:csaLOswP0 >>6
> 手取り数万w
> 最低賃金フルタイムでも手取り10万はあるだろ・・・?
謎の募金、寄付金(半強制)とかで手取りが減っていくんだよ
15 ジャガーネコ(愛知県). 2013/07/07(日) 13:38:38.37 ID:0IHzucz40 >>14
> >>6
> > 手取り数万w
> > 最低賃金フルタイムでも手取り10万はあるだろ・・・?
> 謎の募金、寄付金(半強制)とかで手取りが減っていくんだよ
あとワタミが本が出したら本代も勝手に天引きな
10 カナダオオヤマネコ(秋田県). 2013/07/07(日) 13:34:48.31 ID:IDV4Zswc0
ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」
村上龍「?」
ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」
村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」
ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」
村上「?」
ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」
村上「一週間」
ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」
村上「・・・んん??」
ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったのだから。『無理』という言葉は嘘だった」
村上「いや、一週間やったんじゃなくやらせたって事でしょ。鼻血が出ても倒れても」
ワタミ「しかし現実としてやったのですから無理じゃなかった。その後はもう『無理』なんて言葉は言わせません」
村上「それこそ僕には無理だなあ」
17 ユキヒョウ(内モンゴル自治区) 2013/07/07(日) 13:39:26.57 ID:pJk4D+mzO
>>10 無理って言った社員に無理矢理やらせて
ほら無理じゃねぇだろ?
ワタミ恐い((((;゜Д゜)))
90 スペインオオヤマネコ(宮城県) 2013/07/07(日) 18:41:17.64 ID:V8MbVvRc0
ってか>>17が事実なら完全にカルト宗教の洗脳と一緒。オウムと同類だ
94 ペルシャ(栃木県) 2013/07/07(日) 18:48:58.32 ID:kecBUkiIP >>90
マジだよ
確かに無理やりやらせてやり切れれば
その1回は無理じゃなかったと言えなくもない。
しかし、「今後もずっと同じ激務をこなせるようになったね」とは
絶対に言えないのだが、ワタミにはその感覚が欠落している。
身体と精神の限界まで追い詰めてギリギリ達成できた奇跡の1回を、
今後も恒常的にできるものとして社員に要求するのがワタミの悪魔たる所以。 -
「阿修羅」に載っていた「きっこのブログ」記事の一部を転載する。
「きっこのブログ」は転載不可のはずだが、既に転載されたものならいいかな、というわけだ。まあ、私の考えが甘いのかもしれないが、ネット記事を転載不可にするという考え方が私にはよく分からない。ネットで自分の考えを述べるということは、一人でも多くの賛同者を増やしたい、ということだと思うのだが。
たとえば「ちきゅう座」なども、良い記事が多いのにやはり「転載不可」なので、引用ができない。これでは何のために記事を載せているのか、よく分からない。まあ、会員制の有料サイトの記事なら無暗に転載されては困るだろうが、それであっても、他に引用されることで知名度が上がるのだから、転載を厳しく禁じるのは営業戦略としても間違いだ、と私は考えている。
まあ、考え方は人それぞれだし、ネット記事を「ただのおしゃべりか独り言」と考えている私とは違って、自分の「作品」だと考えている人々もいるのだろう。
またしても駄弁になってしまったが、下記記事は実に要領よく「二院制」の意義を述べ、二院制にとっては「ねじれ状態」こそが望ましい、ということを納得がいくように説明している。きっこはある時期から政治的発言が著しく減少し、体制側に取り込まれたかと私は疑っていたが、この記事を見るとまだまだ健全なようだ。
(以下引用)
‥‥そんなワケで、今回の参院選が終われば、クーデターでも起きない限り、今後3年間は国政選挙が行なわれないんだから、これで安倍自民党と公明党が参議院の過半数を確保しちゃったら、日本国民は安倍晋三に「3年間やりたい放題」のゴールドカードを発行したのと同じことになる。勝ち馬の尻に乗るマスコミまでもが「ねじれ解消」なんて言葉を連発して、あたかも衆議院と参議院が「ねじれ」てることが悪いことのように印象操作してるけど、これほどバカな話はない。衆議院も参議院も自公が過半数になれば、どんな悪法でも可決し放題になり、二院制の意味がなくなっちゃう。
本来、衆議院を牛耳る政権与党が暴走しても、それを止めるブレーキの役目をしてるのが参議院なんだから、「ねじれ」ていてこその二院制であり、衆参両院を自公が牛耳るようになったら「ブレーキの壊れた車」になっちゃう‥‥ -
「櫻井ジャーナル」から転載。
国際政治分析では、私はこの「櫻井ジャーナル」をもっとも信頼しているので、(多くのブログは、私もそうだが、他人のブログからの情報の受け売りが多い。)自分が良く知らない国際政治ニュースについては、とりあえず「櫻井」を見る。
表面的情報に関しては「田中宇の国際ニュース解説」も幅の広さがあるが、分析自体はさほど鋭くも無い、と感じている。何しろ、元共同通信記者だから、まだ「紐付き」である疑いもあるし。国際政治の裏情報では「戦う老人」飯山一郎が面白い情報を教えることが多いが、少々面白すぎて眉に唾を付けたくなることもある。まあ、そうした幾つかのごひいきブログ、ごひいきサイトから複数の情報や独自の分析を入手して、自分なりの判断を下していくわけである。ほかに、原発関連ではどこよりも「東海アマツィッター」から情報を得ることが多い。また、ゴミ記事が圧倒的に多いが、中に宝石のような情報や秀逸なコメントがたまにあるのは「阿修羅」である。その他、間口は狭いが、特定テーマを深く掘り下げて、貴重な情報を与えてくれるブログはたくさんある。
さて、「櫻井ジャーナル」の2回連続の記事でエジプトのクーデターの意味は一応理解できたように思う。つまり、「欧米傀儡政権に対して本物の革命が起こる前に、欧米の指示で軍部がクーデターを起こした」ということだ。
要するに、南米でこれまで何度も米国がやってきたことを中東でやったわけだ。さて、今回もまた成功するかどうか。試合途中まで勝っていることは試合そのものに勝つこととは別であるから、我々「99%」側は最後の逆転を期待しておこう。
一般人にとっては革命もクーデターも、時の政権が打倒されることだから、似たように見えるが、性質はまったく違う。革命は国民大多数の意思によるものであり、クーデターは、ほんの一部の人間の指示によって起こされるものである。
(以下引用)
2013.07.05米国に信頼されていると過信していたムルシを大統領の座から引きずり下ろしたシーシ軍最高評議会議長も米英で教育を受けた人物で、反米体制阻止がアメリカの意志
カテゴリ:カテゴリ未分類エジプトの支配層は「西側」の傀儡だらけだ。選挙を行えば、そうした人間の政府ができあがる。アメリカ支配層の「ご機嫌」を損ねない限り、公約などかなぐり捨て、身勝手な政策を推進できる。場合によっては、アメリカの命令で公約をかなぐり捨てる。モハメド・ムルシも自分をアメリカ政府の手先だと自覚していた。
ムルシが属するムスリム同胞団は歴史的にイギリスやアメリカと関係が深いのだが、ムルシ個人もアメリカとつながっている。1982年に南カリフォルニア大学で材料科学の博士号を取得、82年から85年までカリフォルニア州立大学で助教授を務めた後、航空宇宙局(NASA)のエンジニアになったという経歴の持ち主なのだ。
このムルシを排除した軍最高評議会のアブデル・ファター・エル・シーシ議長もアメリカの手駒。1992年にイギリスの統合指揮幕僚大学で、また2006年にはアメリカの陸軍大学で学んだ経験がある。
ということで、アメリカの支配層にしてみれば、ムルシでもシーシでも個人的には大差がない。問題は庶民の怒り。選挙で騙しても抗議行動で自分たちの計画を壊されてはかなわない。「西側」は「選挙の正統性」とか言って、選挙を絶対化しようとする。が、選挙で自分たちの意に沿わない政権ができたなら、勿論、抗議行動を仕掛け、場合によっては軍事クーデターだ。
反ムルシの抗議活動では、デモの参加者が掲げたバナーやプラカードに汎アラブ主義、ナショナリズム、社会主義などを支持するフレーズが書かれていた。ガマール・アブドゥン・ナセルの考え方が広がっていることをうかがわせる。これは懸念材料。で、ムルシはアメリカ支配層の「ご機嫌」を損ねてしまったのだろう。
ナセルは非同盟運動を推進したひとりであり、「西側」、特にイギリスやフランスから敵視されていた。そのナセルを暗殺しようと何度も試みたのがムスリム同胞団だ。ナセル主義の広がりを「西側」は嫌がるだろう。
前回も書いたように、今回の騒動はシリア情勢が関係しているという見方がある。かつて、外国の軍事介入に反対するようなことを言っていたムルシだが、反シリア政府軍の劣勢が明らかになると、反政府軍への肩入れを公然と口にするようになった。これが自らの足下を脅かすことになる。
シリアで体制転覆を目指している武装勢力の主力はアル・ヌスラなどアル・カイダ系の武装集団であり、思想/宗教的な背景という視点で見るとサラフィだ。ムルシの背後と重なる。
以前にも書いたことだが、アル・カイダの訓練施設でリーダーを務めていたシェイク・ナビル・ナイイムは、アル・ヌスラのリーダー、モハメド・アル・ジャウラニはCIAの工作員だと推測している。ムルシがアメリカと反シリア政府軍につながっていても不思議ではない。
エジプトからパキスタン、そしてスーダンへとナイイムはアイマン・モハメド・アル・ザワヒリと行動を共にした人物。エジプト軍によってムルシ政権が潰されたことに関し、アル・カイダの幹部としてザワヒリは報復を宣言しているが、このザワヒリはアメリカの二重スパイだとジャウラニは言う。
シリアをはじめ、中東の作り替える計画をアメリカのネオコンがたてたのは1990年代の初頭。その後、イギリス、フランス、トルコ、イスラエル、サウジアラビア、カタールも中東や北アフリカに「新秩序」を築こうと動き始める。
ところが、トルコではエジプトより前から政府の政策に反対する運動が盛り上がり、政権は揺らいでいる。六月にはサウジアラビアではクーデター騒動があり、ハリド・ビン・スルタン・ビン・アブドゥル・アジズ元副国防相が自宅軟禁になった。カタールではハマド・ビン・ハリファ・アル・タニが首長の座を息子のタミム・ビン・ハマド・アル・タニへ譲っている。アメリカの圧力だったという。
バラク・オバマ政権は中東/北アフリカでの戦略を軌道修正しつつあるのかもしれない。最終更新日 2013.07.05 22:36:00
2013.07.04自分は米国に支持されているとして大規模な抗議活動を無視したムルシ大統領を軍が拘束、憲法が停止されたが、遠因はシリアの体制転覆が予定通り進まないこと
カテゴリ:カテゴリ未分類モハメド・ムルシ大統領の退陣を要求する100万人規模の抗議活動が展開されていたエジプトで、軍最高評議会のアブデルファター・エル・シーシ議長が憲法の停止を宣言、アドリー・マンスール最高憲法裁判所長官を暫定大統領に指名した。ムルシ大統領は拘束されたようだ。
直前までムルシ側は強気だった。自分たちはアメリカに支持されていて、アメリカの許可なしにクーデターは実行できないと側近は言っていたのだ。6月下旬には、アメリカ政府が400名以上人の部隊をエジプトへ派遣するという情報も流れていた。(日本のマスコミがムルシの肩を持つのは当然ということ。)
クーデターはアメリカの許可が必要というムルシ側の主張が正しいなら、最後にムルシはアメリカから見捨てられたと言うこと。ムルシの暴走を放置していると、本当の革命が起こり、アメリカに敵対する体制ができあがる可能性は確かにあるわけで、そうした事態にならないようにクーデターを容認したとしても不思議ではない。
ムルシの支持母体はムスリム同胞団。歴史的に見て、「西側」とつながりがあることは本ブログでもすでに書いたことだ。同胞団の中でも右派がムルシの基盤で、シリアでも残虐な行為を繰り返していることで悪名高いサラフィにも彼は近い。そもそも、ムルシが選ばれた選挙に不正があると考えるエジプト人は多かったようで、選挙の最中もデモが続いていたと伝えられている。
つまり、大統領選ではムルシーが25%、アフマド・シャフィーク元首相が24%、ナセル主義者のハムディーン・サッバーヒーが21%、元ムスリム同胞団でリベラル的なアブドルモネイム・アブールフトゥーフが17%。ホスニー・ムバラクを追い出した勢力に支持されていた人物は決選投票に残れなかったのである。アメリカが容認できるふたりが残ったということでもある。
今回、デモの参加者が掲げたバナーやプラカードに汎アラブ、ナショナリズム、社会主義などを支持するフレーズが書かれていた一因はその辺にありそうだが、抗議活動の盛り上がりを考えると、大統領選のときよりガマール・アブドゥン・ナセルの考え方が広がっている可能性がある。反米色も強まっている。
今回の騒動はシリア情勢が関係しているという見方もある。現在、シリアでは「西側」や湾岸産油国の支援を受けた武装集団が劣勢で、ムルシーも反政府軍への肩入れを公然と口にしていた。バシャール・アル・アサド体制を倒すため、外国勢力の介入を呼びかけたのだ。
反シリア政府軍の主力はアル・カイダ、戦闘員を見るとサラフィ。つまり、ムルシーの支持母体を重なる。こうした発言はエジプト国民だけでなく、自国軍を刺激することになり、クーデターの一因になったようだ。1990年代の初頭、ネオコン/イスラエルが描いた「中東新秩序」のプランは揺らいでいる。 -
「晴耕雨読」記事の後半を転載。白井聡という学者のインタビューらしい。
特に新しい考えではないが、私がいつも下手な言い方をしている内容を理路整然と言えばこうなるかな、という感じである。
同じような考えなのだから前説も必要なし、だろう。
まったく別の話題だが、ネット論説へのコメントの読み取りには注意した方がいい。ペンネームを使う人間もいれば、本名らしきものを使う人間もいるが、どちらにしても、それが「本人」だとは限らないからだ。
ネット世界では「なりすまし」が容易であるのは常識だが、私の本名が或るブログへのコメント欄に使われていたので驚いた。私は自分のブログなどには個人情報はほとんど載せないのだが、ネットを管理する側には筒抜けなのだから、そこに勤める人間に利用された可能性もある。もちろん、偶然の一致という可能性もある。
少なくとも、私は他人のブログやサイトに投稿する方法も知らないほどのIT音痴であり、そのようなコメント(くだらない、ブログ批判コメント)をすることは絶対に無い、と断言しておく。批判するべき相手(社会的影響の高い有名人や権力者に限る)を批判するのは自分のブログでやる。
もっとも、私自身のブログへのコメントは歓迎である。批判コメントにしても、正当な内容だ、と判断すれば削除せずに掲載することもあるだろう。ただし、幾つになっても、人間はけなされるよりは褒められるほうが気分がいいことは確かである。(笑)
(以下引用)
――左派リベラルは、なぜタガになり得なかったのでしょうか。
「左派の最大のスローガンは『平和憲法を守れ』でした。復古主義的な権力者たちに憲法をいじらせてはならないという時代の要請に応えたものではあったのですが、結果的には『平和がいいよね』というものすごく単純な心情にのみ訴えかけて大衆動員をはかろうという、政治的には稚拙なキャンペーンになってしまいました」
「繁栄が昔日のものとなる中で急激に平和も脅かされつつあるという事実は、戦後社会に根付いたと言われてきた平和の理念が、実は戦後日本の経済的勝利に裏付けられていたに過ぎなかったことを露呈させています。左派はこのことに薄々気づいていながら、真正面から向き合おうとはしてこなかったと思います」
――右も左もだめなら、タガは外れっぱなしですか。
「海の向こうからタガがはめられていることが、安倍政権下で顕在化してきました。鳩山政権時代、日米同盟の危機がしきりと叫ばれましたが、それは想定内の事態でした。米軍基地をめぐりアメリカにたてついたのですから。ところが安倍政権は対米従属の性格が強いにもかかわらず、オバマ政権から極めて冷淡な対応を受けています。非常に新しい事態です。これはなんと言っても歴史認識問題が大きい。当然です。アメリカにしてみれば、俺たちが主導した対日戦後処理にケチをつけるのか、お前らは敗戦国だろうと。『価値を共有する対等な同盟関係』は、日本側の勝手な思い込みに過ぎなかった。対米従属が危うくなっているということは、端的に『戦後の終わり』を意味します」
■ ■
――そんな中、被害者意識を核にした物言いが目立ちます。
「被害者意識が前面に出てくるようになったきっかけは、拉致被害問題でしょうね。ずっと加害者呼ばわりされてきた日本社会は、文句なしの被害者になれる瞬間を待っていたと思います。ただこの被害者意識は、日本の近代化は何だったのかという問題にまでさかのぼる根深いものです」
「江戸時代はみんな平和にやっていたのに、無理やり開国させられ、富国強兵して大戦争をやったけど最後はコテンパンにたたきのめされ、侵略戦争をやったロクでもないやつらだと言われ続ける。なんでこんな目に遭わなきゃいけないのか、近代化なんかしたくてしたわけじゃないと、欧米列強というか近代世界そのものに対する被害者意識がどこかにあるのではないでしょうか。橋下徹大阪市長の先の発言にも、そういう思いを見て取れます」
――しかし、被害者意識を足場に思考しても、何か新しいものが生まれるとは思えません。
「その通りです。結局いま問われているのは、私たちが『独立して在る』とはどういうことなのかということです。いま国民国家の解体が全世界的に進行し、大学では日本語での授業が減るだろうし、社内公用語を英語にする企業も増えている。この国のエリートたちはこれを悲しむ様子もなく推奨し、みんなもどこかウキウキと英語を勉強しています。このウキウキと日本人の英語下手は一見背反する現象ですが、実はつながっているのではないでしょうか」
――どういうことでしょう。
「英語が下手なのは、言うべき事柄がないからですよ。独立して在るとは『言うべき言葉』を持つことにほかならない。しかし敗戦をなかったことにし、アメリカの言うなりに動いていればいいというレジームで生きている限り、自分の言葉など必要ありません。グローバル化の時代だと言われれば、国家にとって言語とは何かについて深く考察するでもなく、英語だ、グローバル人材だと飛びつく。敗戦の事実すらなかったことにしているこの国には、思考の基盤がありません」
「ただし、仮に言うべきことを見つけても、それを発するには資格が必要です。ドイツだって『俺たちだけが悪いのか』とそりゃあ内心言いたいでしょう。でもそれをぐっとこらえてきたからこそ、彼らは発言できるし、聞いてもらえるのです」
■ ■
「言うべきことがないことと、『仕方ない』で何事もやり過ごす日本人の精神風土は関係しているのでしょう。焦土から奇跡の復興を遂げて経済大国になったという国民的物語においては、戦争が天災のようなものとして捉えられています。福島第一原発事故についても、いっときは社会が脱原発の方向へと動いたように見えましたが、2年が経ち、またぞろ『仕方ない』という気分が広がっている。自民党政権はなし崩し的に原子力推進に戻ろうとしているのに、参院選での主要争点にはなりそうにありません」
――「仕方ない」の集積が、いまの日本社会を形作っていると。
「その代表が原爆投下でしょう。日本の自称愛国者たちは、広島と長崎に原爆を落とされたことを『恥ずかしい』と感じている節はない。被爆の経験は、そのような最悪の事態を招来するような『恥ずかしい』政府しか我々が持ち得なかったことを端的に示しているはずなのに、です。原発事故も、政官財学が一体となって築き上げた安全神話が崩壊したのですから、まさに恥辱の経験です。『仕方ない』で万事をやり過ごそうとする、私たちの知的・倫理的怠惰が、こういう恥ずかしい状況を生んでいる。恥の中に生き続けることを拒否すべきです。それが、自分の言葉をもつということでもあります」
(聞き手・高橋純子)
*
しらいさとし 77年生まれ。文化学園大学助教。専門は社会思想・政治学。著書に「永続敗戦論」「『物質』の蜂起をめざして」「未完のレーニン」。 -
「TVでた蔵」というサイトから転載。
NHKで「党首討論会」が行われたのだが、それが平日の午後1時という時間帯で、いったい世の中の誰が見るのだよ、という日時をわざと選んだかのようだ。専業主婦と隠居老人くらいしか見られないではないか。
私は偶然に、それが行われた時間帯に家にいたので、一部だけは見たが、このような、次の参議院選の大きな判断材料となるはずの重要イベントは、国民の多くが見られる曜日に行うべきではないか。
現物を見ることはもはや不可能だが、ネット時代は有難いもので、「TVでた蔵」というところでその内容を(概要にすぎないが)記録しているので、今の政治に関心をお持ちの方のために転載しておく。もっとも、私自身、記事自体はまだ読んでいないので、内容の確かさは保証しない。とりあえず、重要なデータだとは思っている。(こうした公開討論会で各党党首たちが本音を言うかどうかは別の話であり、発言内容の空疎さから、逆にその本音を読み取るのがメディアリテラシーというものだ。たとえば維新の会の橋下やみんなの党の渡辺の安倍総理への質問は、政府攻撃に見せかけた「どうでもいいような質問」や「ヨイショ質問」であることが分かる程度のリテラシーは欲しい。)
雑用をしながら見ていたので、私は問題のシーンは見逃したのだが、「記者クラブ代表」の代表の一人が、公明党山口代表への質問の中で、さりげなく小沢批判を忍び込ませたらしく、それに小沢一郎が声を荒げたシーンが少し面白かった。そうした発言などはおそらく下の「概要」では割愛されているかと思う。
記事自体が長いので余計な前説はこれくらいにする。
(以下引用)
2013年7月3日放送 13:05 - 15:07 NHK総合
党首討論会 党首討論会
与野党の党首が参院選で訴えたいことをフリップに書き説明する。自民党の安倍総裁は、「強い経済 実感をその手に」と記し、昨年の総選挙以来、次元の違う三本の矢の政策を打ち出し、大きく政治が変わり、経済も動き出したと主張。参院選でねじれを解消させて、強い経済の実感を国民の手に届けたいと話した。
民主党の海江田万里代表は、「暮らしを守る 力になる」と記し、自公政権には危うさがあり、国民の期待感をふくらませることには成功したが、物価が上がり副作用が現れていると指摘。国民の生活を守ることをテーマに参院選を戦いたいと話した。
日本維新の会の橋下徹共同代表は「批判を恐れず 反論を恐れず 選挙を恐れず」と記し、アベノミクスは大事な第三の矢である徹底した構造改革は、しがらみのある政党では実現できないと主張。農協改革、混合診療の解禁、カジノ解禁、年金給付の引き上げ、道州制の導入、地方分権などこれまで実現できなかった日本にとって必要な改革をこと選挙を恐れずに訴えて実行したいと話した。
公明党の山口那津男代表は「国民目線に立つ」と記し、連立政権の一員として経済成長実感をもたらすために成長戦略を実行するために、与党で過半数を獲得して力をうるのが目標であると語り、連立政権の一員として国民目線に立つ公明党の主張を理解してもらいたいと話した。
みんなの党の渡辺喜美代表は「闘う改革」と記し、いま国家経営のイノベーションが全くできていないと指摘。1940年代にできた官僚体制を打破し、電力、農業、医療の規制改革を進めて行きたいと話した。
生活の党の小沢一郎代表は「いのち」と「くらし」と「地域」を守ると記し、アベノミクスによる物価高や原発再稼働、TPPの交渉参加で国民の生活は危機に直面していると訴え、国民を守るための政治を実現したいと訴えた。
日本共産党の志位和夫委員長は、「自民党と対決 “4つの転換”を」と記し、国民の所得を増やすこと、原発ゼロの日本への転換、憲法を守り活かすための政治、アメリカ言いなり政治からの脱却を訴えた。
社民党の福島みずほ党首は「強い国よりやさしい社会」と記し、軍事大国、原発推進、1%の富裕層のための強い国より、99%の庶民を切り捨てない社会を作りたいと訴えた。
みどりの風の谷岡郁子代表は、「若者・女性のしあわせ」と記し、共生社会を築くため、若者と女性を守るために戦って行きたいと訴えた。
党首討論会
党首同士の質問
与野党の党首が互いに政策について質問。民主党の海江田代表は自民党の安倍総裁に対し、定数削減やGNI、憲法について総理としての発言をどう考えているのかと質問。安倍総裁は去年の党首討論で野田前首相に対し、民主政治の土俵を我々の間だけで決めるべきではないと訴えていたと応え、国会議員同士で話し合っても無理だから、第三者機関を作って話し合って貰いたいと話し、GNIを150万円増やすことは1970年台にも達成できているので、やるべきことが出来れば達成可能な数字であると答えた。憲法改正については、すでに自民党内で改正案を提示してとおりであると答えた。
キーワード
国会議員定数削減国民総所得憲法改正民主党自由民主党野田佳彦
日本維新の会の橋下徹共同代表は、自民党の安倍総裁に対し物価上昇は消費増税と整合性がなく、もし2%の物価上昇に消費増税がプラスされれば降りるショック以来の高い物価上昇を引き起こしかねないと指摘。安倍総裁は日銀に物価目標2%上昇について責任をもって実行してもらうことと、2015年までに債務残高の対GDP比を半減させるという約束をしており、この約束の実現のためには消費増税をしなければいけないが、税収が減っては意味が無いので、4~6月期の経済状況を総合的に判断して増税の可否を決めると答えた。
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日本維新の会日本銀行消費税自由民主党
公明党の山口那津男代表は自民党の安倍総裁に対し、連立政権で異なる政策を調整し、政治を円滑に進める上で公明党の持ち味をどう活かすつもりかと質問。安倍総裁は政治を安定させないといけないということで自公連立政権を成立させたわけで、総選挙には共同公約を掲げていたと答え、また公明党には日中関係の補完をしてもらっていると話した。
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公明党自由民主党
みんなの党の渡辺代表が、自民党の安倍総裁に対し物価目標2%成長と名目GDP3%成長をどう整合性をつけるのか、TPPについてのスタンスを質した。安倍総裁は実質GDPを2%、名目GDPを3%成長させるということは、消費者物価の2%上昇デフレーターで換算すると実質1%の上昇になると答えた。またTPPについてこれから交渉に酸化するのであって、交渉参加前に参加の可否を決めることは間違っていると答えた。
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みんなの党国内総生産環太平洋戦略的経済連携協定自由民主党
生活の党の小沢一郎代表が自民党の安倍総裁に対し、非正規雇用者が35%いるということが生活を不安定にしているのに、さらに限定正社員という制度を作ることについての見解と、混合診療の解禁は日本の医療制度を崩壊させるのではないかと質問。これに対し安倍総裁は、政権をとってから失業者数や有効求人倍率がリーマンショック前に戻ったと主張。限定正社員は様々な働き方のあり方の一つであると答え、TPPで混合診療を進めていこうというわけではなく、先端医療の選択肢を増やすための混合診療解禁であると訴えた。
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混合診療生活の党自由民主党限定正社員
共産党の志位委員長は、自民党の安倍総裁に対し、日本建設業連合会に宛てた政治献金の要請文を紹介し、国土強靭化を実現するために政治献金を要求するのは最悪の利権政治ではないかと質問。安倍首相は国土強靭化は防災のためのものであって、200兆円もの予算を言ったことは一度もないと反論した。
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国土強靱化計画日本共産党日本建設業団体連合会自由民主党
社民党の福島党首が自民党の安倍総裁に対し、自民党の沖縄県連が普天間基地の辺野古移設に反対し、自民党の福島県連が脱原発を訴え、自民党の北海道連がTPPに反対しており、中央と地方で政策がバラバラであると指摘。またブラック企業の根絶のために企業を公表したり、最低賃金を値上げすることができるか質問。これに対し安倍総裁は、党本部で出したものが党の公約であると答え。ブラック企業の定着率の高い起業をわかりやすく示すことが重要である答えた。
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ブラック企業社会民主党自由民主党
みどりの風の谷岡代表が民主党の海江田代表に対し、投票率が低いのは民主党政権の失敗に対する国民の政治不信が原因ではないかと指摘、また先ごろの通常国会では天下りの団体を自公民の賛成多数で容認するなど、実質的にねじれが溶けていたのではないかと指摘。海江田代表は過去の話と今の話を混同しているのではないかと反論した。
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みどりの風民主党
自民党の安倍総裁がみんなの党の渡辺代表に対し、民主党と選挙協力をすると報じられていたが、これは仮に政権をとった場合、日教組や自治労などの支援を受ける民主党と連立を組むという意思表示か、だとしたらみんなの党が掲げる改革は実現しないのではないかと質問。渡辺代表は党として掲げた公務員改革法案を与党になった自民党が逃げてしまったと主張し、民主党と共同提出し参院で可決するためには与党を過半数割れに追い込まなければならないと話した。
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みんなの党自由民主党
日本維新の会の橋下徹共同代表は、自民党の安倍総裁に対し、最初の質問の答を受け、消費増税を財政再建の視点だけでしか見てないのはマクロ経済政策的にはおかしいと批判。これに対し安倍総裁は、橋下代表が主張する視点も考えていく必要があると話、今がデフレ脱却の最初で最後のチャンスであると答えた。
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日本維新の会消費税自由民主党
党首討論会
日本記者クラブ代表質問
倉重篤郎がみんなの党の渡辺代表に対し、みんなの党が掲げた政策で、消費増税なしで名目GDP4%成長、国民所得5割アップと言う公約は父の渡辺美智雄が批判していた「毛針で釣りをするようなもの」という政策そのものではないかと質問。渡辺代表は父がその発言をした頃はGDPはもっと上昇していたと反論した。
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みんなの党消費税渡辺美智雄
実哲也が日本維新の会の橋下共同代表に対し、維新の会ではどのような構造改革ができるのか、党首同士の質問でインフレ政策を批判していたがなにか代案はあるのかと質問。橋下代表は構造改革について、混合診療の全面解禁、農協を改革し競争原理を導入させ、解雇規制の緩和の推進、カジノの解禁、道州制を目指す大規模な地方自治体の再編について語った。
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混合診療解雇規制農業協同組合道州制
星浩が、安倍総裁に対し日中・日韓関係の改善について質問。安倍総裁は日中関係について戦略的互恵関係の原点に戻ることが重要であると話し、同時に尖閣問題について力ではなくルールに則った秩序をつくり上げるため、同じ利害を持つ国と連携を目指したいと話した。また日韓関係については、自由や民主主義、基本的人権と価値を共有する隣国なので、引き続き首脳会談が実施できるよう努力していくと話した。橋本五郎は第1次と第2次の外交関係に違いについて、今回は直接中国と交渉するわけではなく、周囲から固めて行ってるのではないかと指摘。これに対し安倍総裁は、前回の政権時には中国の公船が尖閣諸島に来ることがなかったと主張した。
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中国尖閣諸島尖閣諸島領有権問題戦略的互恵関係韓国
橋本五郎が、北朝鮮による拉致問題について具体的な道筋は見えているのか質問。安倍総裁は政権が変わった北朝鮮について、直接拉致には関わっていた金正日の息子である金正恩は自分がやったということを認めなくてもよくなったが、親のしたことを否定する訳にはいかないと思うので、このままではやっていけないという状況に追い込むために圧力と対話を繰り返し、貪欲にチャンスを掴んでいきたいと話した。
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キム・ジョンイルキム・ジョンウン北朝鮮による日本人拉致問題
倉重篤郎が安倍総裁の歴史認識について質問。安倍総裁は自分は政府の長であるから、歴史認識自体が政治問題や外交問題になってしまうことを前提にして計算しながら判断しなくてはならないというのは間違っていると話し、歴史家に任せるべきという主張を展開した。倉重篤郎はその発言に対し、自信の無さの現れではないかと批判した。これに対し安倍総裁は、過去の歴史に対する謙虚さが必要であると話した。
安倍総裁は靖国神社への参拝について国のために戦い命を落とした人に対して尊崇の念を持つのは他国から避難される言われはないと答え、アーリントン墓地には南北戦争を戦った人が南軍北軍問わず眠っているが、そこを訪ねたからといって奴隷制度を認めたわけではないと話した。倉重篤郎は南北戦争は内戦であり、靖国神社は対外戦であると違いを主張したが、安倍総裁は問題を矮小化するのはいかがなものかと反論した。
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アーリントン国立墓地南北戦争靖国神社
星浩が公明党の山口那津男代表に対し集団的自衛権に関する見解について質問。山口代表は長年政府は集団的自衛権を認めないという見解を示しており、公明党はその見解を尊重していると話し、もし変更するのであれば政府は国民に対し何故変更が必要なのかコンセンサスを得ることが必要であると答えた。
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集団的自衛権
橋本五郎が憲法改正について、民主党は憲法改正についてあいまいな見解をしていると指摘。海江田代表に対して憲法改正に関する明確なスタンスを求めた。これに対し海江田代表は96条の先行改正には反対しており、他の条文について党内の憲法調査会で意見を集約する作業に入っていると答えた。また安倍総裁に対し96条の先行改正についてぶれているのではないかと指摘したものに対し安倍総裁は一般の法律と違い憲法は国会は発議権しかなく、国民が改正に同意しないと実現できないと説明し、国民が憲法を議論できるようになったという意味で目的の一部は達成できたと話した。
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憲法改正民主党
倉重篤郎は日本維新の会の橋下共同代表に対し、慰安婦問題について今現在ではどういうスタンスでいるのか質問。橋下共同代表は報じられた自分の発言は、河野談話は曖昧であるということと、世界各国の人々が当時慰安婦の制度はあったのに、なぜ日本だけが批判にさらされているかといえば、国家の意思で行われたことなのかをはっきりしてこなかったからだということを言いたかったのに、橋下が慰安婦を正当化すると報じたのはメディアの誤報であると批判した。
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従軍慰安婦問題慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話日本維新の会
倉重篤郎は原発再稼働についてどのように進めていくのか質問。安倍総裁はハード面において福島第一原発で事故を起こしたものは40年以上前のモデルなので、日本の最新技術の原発を使ってもらいたいということであり、ソフト面では最高の安全基準をこれから作っていくことは世界も望んでいることであると話した。
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原子力発電福島第一原子力発電所
橋本五郎から参院選にどう望むのかについて福島みずほ、小沢一郎、志位和夫、谷岡郁子に質問。福島みずほは、1%の政治ではなく99%の政治で新しい未来を訴えると答え、小沢一郎は日本社会がますます格差が広がっていくとし、いろいろな分野でセイフティネットを作った上での自由競争にると答えた。志位和夫は原発について環境が整っていない状態での稼働をしてはならず、原発をゼロにする政策を訴えて行きたいと答え、谷岡郁子は環境、健康、命の問題について経済ばかりを優先する政治ばかりではないことを主張した。
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みどりの風日本共産党生活の党社会民主党福島第一原子力発電所事故
党首討論会の議論解説
経済政策について
党首討論会での議論について、参院選の争点の1つ経済政策について解説。与党側、自民公明両党は経済指標は実体経済の改善を裏付けたものだと強調し、国民が実感できる取り組みをすることを示した。野党側は党によって切り口が違い、民主党は副作用が強いとし、日本維新の会とみんなの党は農業改革などを推進。生活の党、社民党、みどりの風は、消費税の引き上げに反対。各党の立場主張が異なり、参院選の最大の争点になる見通し。
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みどりの風みんなの党公明党参議院議員通常選挙日本共産党民主党生活の党社会民主党自由民主党
党首討論会の議論解説
消費税率の引き上げについて
党首討論会での議論で、安倍首相が各党から消費税率の引き上げについて問われたことを解説。今はデフレが脱却できる最大のチャンスで慎重に判断したいと述べて、経済指標が出るのを待って判断する考えを示した。また、選挙制度改革について第三者機関を設置して議論を委ねることを各党に賛同を求めていた。参院選では、63議席を獲得することがポイントとなる。
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参議院議員通常選挙安倍晋三消費税選挙制度改革
