次に、投手評価の計算方法を示そう。その方法の基本的考えは、投手能力を勝ち負けや防御率などの偶然性の高い計算だけで測らず、また、奪三振数など、チームの勝利とは無関係な要素も考慮しないということである。
では、それはどのような方法か。それは、投手の個人責任を表す部分と、チームにとっての結果を表す部分の二階建て方式である。前者は、その投手が1イニング当たりで出した走者の数、つまり打たれた安打と出した四死球をイニング数で割った数字である。出したランナーが多いほど、チームを危険な状態に置いたということで、こういう投手は当然、チームの敗戦の責任がある。点に結びつくかどうかは偶然性の要素が大きい。少しでもランナーを出さないようにするのが、投手の第一の使命なのである。もちろん、バックの守備能力で打たれるヒット数は変わるが、ランナーを出すのは基本的には投手の責任だ。
後者は勝ち星ではなく、防御率を用いる。ランナーを出した後、それが相手側得点に結びついたかどうかには、投手の頭脳や精神力、ランナーを背負っての投球技術など、投手個人の責任の部分もあるので、投手能力測定の要素になる。それに対して、勝ち星はチーム力と偶然による部分が大きいから、計算には入れない。このイニング当たりの走者数と防御率を加えた数が、その投手の真の能力を表す数字である。
では、それはどのような方法か。それは、投手の個人責任を表す部分と、チームにとっての結果を表す部分の二階建て方式である。前者は、その投手が1イニング当たりで出した走者の数、つまり打たれた安打と出した四死球をイニング数で割った数字である。出したランナーが多いほど、チームを危険な状態に置いたということで、こういう投手は当然、チームの敗戦の責任がある。点に結びつくかどうかは偶然性の要素が大きい。少しでもランナーを出さないようにするのが、投手の第一の使命なのである。もちろん、バックの守備能力で打たれるヒット数は変わるが、ランナーを出すのは基本的には投手の責任だ。
後者は勝ち星ではなく、防御率を用いる。ランナーを出した後、それが相手側得点に結びついたかどうかには、投手の頭脳や精神力、ランナーを背負っての投球技術など、投手個人の責任の部分もあるので、投手能力測定の要素になる。それに対して、勝ち星はチーム力と偶然による部分が大きいから、計算には入れない。このイニング当たりの走者数と防御率を加えた数が、その投手の真の能力を表す数字である。
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