「東海アマブログ」記事の一部で、あまりに長文で煩雑で読みにくい部分が多いので、楽に読める部分だけ抜粋した。山本太郎の国会質疑は真摯そのものであり、日本一真摯な国会議員であることは確かだろう。ほとんど聖人である。だが、原発村支配という日本政治の巨大な壁(その背後にもちろん日米DSがいる)の前には、まったく糠に釘である。
この「能登の悲劇」を目の前にしてまったく心を痛めない日本人は、日本人でないというより人間ですらない悪魔だろう。
ちなみに、私は、能登住民を早めに他府県に、あるいは石川県の他の町に移住させ、その費用と生活保障は国家が行うべきだという考えである。住民の生命保護が何より優先されるべきだからだ。東海アマ氏が固執する原発問題はその後の話だ。
(以下引用)
山本 どこも手が一杯、引き受けられる県内業者もおらず安い単価では見合わない。県外の事業者も足を伸ばせない。そんなことが全国の被災地で起こり続けてきた。ここ能登においてもだ。結局それをどうするか? NPO、ボランティアが無償で引き受けている。こんな不条理があるか?毎度くり返してきたのが日本の災害現場だ。
地震と豪雨を受けた奥能登でも事業者不足となることは想定内だったのではないか。
11月1日、県知事の発言。「個人の住宅など宅地については、被災家屋が多数におよび、すべてを建設業者などに発注することが困難。より多くのボランティアのご協力をいただいて、宅地内からの泥出し作業を加速させたい」。
農地や道路どころか宅地に関しても事業者不足と、宅地の土砂撤去はボランティア、NPO任せになるということを県知事自身が認めている。家の後ろに山を背負っている場所では土砂崩れのリスクもある。それもボランティア、NPO頼みでやるなど正気じゃない。
11月21日、「ボランティアが1万4000人足りない。さらに急がなければいけない。ぜひ政府を挙げて応援をお願いしたい」と知事が発言している。
来年1月から珠洲市では雪や、ボランティアの不足を鑑みて、ボランティア活動を週末限定で対応する。雪が降ればさらに応援の数は減る。
中略
総理、自衛隊に土砂撤去をしてほしい、してもらってほしい。至急対応していただきたい。自衛隊は22万人いる。このうち2万人でも投入して一気に進めてほしい。
解散総選挙の前、10月8日、私が総理に直接、能登で土砂撤去に自衛隊投入を求めたさいの総理答弁を教えてほしい。
山本議員の質問資料より
「山本議員から今般の豪雨災害にかかる自衛隊の災害派遣についてお尋ねいただきました。現在、被災地におきましては民間の事業者等が活動しておる状況にあり、被災自治体からの自衛隊に対して泥のかき出しといったご要望は出ていないものと承知をいたしておりますが、今後、具体的なニーズが生じました場合には、自衛隊の活用の検討も含め政府全体で必要な支援をおこなってまいります」。以上。
見て見ぬ振りする石破首相 「要請ない」の逃げ口上
石破首相 ご要請をいただいてないということが事実としてある。そのうえで緊急性、公共性、非代替性――つまり自衛隊という組織を動かすときにはこの3要件が必要なのはご案内の通りだ。これを充足し、石川県のしかるべき方、それが石川県知事であれ珠洲市長であれ、それからご要請があった場合、自衛隊の派遣は当然あり得る。今回はそのご要請をいただいていないということだ。
山本 知事が自民党に気遣ったのだ。政権に気を遣ったのだ。だから自民党の政調会長と会って、これは結局握り潰されたのだろう。自衛隊に出てほしかったのだ。やめてほしい。国会でも(石破総理は)「能登を忘れた日がない」、そうおっしゃったじゃないか。けれども、その一方で、あなたは解散総選挙までやっている。
能登に冬が来る前にすぐに手を打たなきゃいけないときに、あなたは選挙に打って出て、何カ月放置したんだ、事実上。リップサービスだけだ、やっていることは。
能登を見捨てるな。 雪が降る前に何とかしてほしい。 このまま年を越せというのか?
総理、自衛隊を派遣してほしい。一気に進めてほしい。いつまで続けるのか。自衛隊の派遣によって土砂の撤去を一気に進めてほしい。いかがか?
以下略
*******************************************************
一部抜粋引用以上
上の要点は、①政府が自衛隊の投入をしないのは、地元(石川県)からの要請がないこと。
② 復興補正予算案を半額に削れと主張しているのは立憲民主党であること。
③ 能登の復興は、無償ボランティアに委ねるような発言をしている。
だが、能登の復興ボランティアには、警察力によって不可解な行動制限が強硬に行われ、自由な行動が阻害されている。政府や石川県は、盗難被害対策のようなことを言っているが、実際には、震災で構内に50センチの上下ズレを産み出した志賀原発周辺に立ち入らせないことが主眼のようだ。
泥棒を立ち入らせないのはよいが、ボランティアも、自由に車で移動できず、写真撮影も禁止され、支援機関への登録がなければ駐車場で車泊することさえ禁止されている。
ものすごく制限の多いボランティア活動に嫌気がさす人が多いので、ボランティ数は極めて少なく、いつでも不足している。
能登半島地震で石川県主体のボランティア「県ボラ」は何をするのか 実際に参加してみました 関口威人ジャーナリスト 4/20
なぜ、石川県はボランティア頼みだけで、自衛隊などの投入を積極的に要請しないのか?
これには、馳浩知事の政治姿勢が関係しているようだ。安倍晋三の盟友である馳知事は、「やってる感」行動と裏工作はやるが、実際に、効果のあることは何もやらないという消極的姿勢の評判が目立つ知事である。
この「能登の悲劇」を目の前にしてまったく心を痛めない日本人は、日本人でないというより人間ですらない悪魔だろう。
ちなみに、私は、能登住民を早めに他府県に、あるいは石川県の他の町に移住させ、その費用と生活保障は国家が行うべきだという考えである。住民の生命保護が何より優先されるべきだからだ。東海アマ氏が固執する原発問題はその後の話だ。
(以下引用)
山本 どこも手が一杯、引き受けられる県内業者もおらず安い単価では見合わない。県外の事業者も足を伸ばせない。そんなことが全国の被災地で起こり続けてきた。ここ能登においてもだ。結局それをどうするか? NPO、ボランティアが無償で引き受けている。こんな不条理があるか?毎度くり返してきたのが日本の災害現場だ。
地震と豪雨を受けた奥能登でも事業者不足となることは想定内だったのではないか。
11月1日、県知事の発言。「個人の住宅など宅地については、被災家屋が多数におよび、すべてを建設業者などに発注することが困難。より多くのボランティアのご協力をいただいて、宅地内からの泥出し作業を加速させたい」。
農地や道路どころか宅地に関しても事業者不足と、宅地の土砂撤去はボランティア、NPO任せになるということを県知事自身が認めている。家の後ろに山を背負っている場所では土砂崩れのリスクもある。それもボランティア、NPO頼みでやるなど正気じゃない。
11月21日、「ボランティアが1万4000人足りない。さらに急がなければいけない。ぜひ政府を挙げて応援をお願いしたい」と知事が発言している。
来年1月から珠洲市では雪や、ボランティアの不足を鑑みて、ボランティア活動を週末限定で対応する。雪が降ればさらに応援の数は減る。
中略
総理、自衛隊に土砂撤去をしてほしい、してもらってほしい。至急対応していただきたい。自衛隊は22万人いる。このうち2万人でも投入して一気に進めてほしい。
解散総選挙の前、10月8日、私が総理に直接、能登で土砂撤去に自衛隊投入を求めたさいの総理答弁を教えてほしい。
山本議員の質問資料より
「山本議員から今般の豪雨災害にかかる自衛隊の災害派遣についてお尋ねいただきました。現在、被災地におきましては民間の事業者等が活動しておる状況にあり、被災自治体からの自衛隊に対して泥のかき出しといったご要望は出ていないものと承知をいたしておりますが、今後、具体的なニーズが生じました場合には、自衛隊の活用の検討も含め政府全体で必要な支援をおこなってまいります」。以上。
見て見ぬ振りする石破首相 「要請ない」の逃げ口上
石破首相 ご要請をいただいてないということが事実としてある。そのうえで緊急性、公共性、非代替性――つまり自衛隊という組織を動かすときにはこの3要件が必要なのはご案内の通りだ。これを充足し、石川県のしかるべき方、それが石川県知事であれ珠洲市長であれ、それからご要請があった場合、自衛隊の派遣は当然あり得る。今回はそのご要請をいただいていないということだ。
山本 知事が自民党に気遣ったのだ。政権に気を遣ったのだ。だから自民党の政調会長と会って、これは結局握り潰されたのだろう。自衛隊に出てほしかったのだ。やめてほしい。国会でも(石破総理は)「能登を忘れた日がない」、そうおっしゃったじゃないか。けれども、その一方で、あなたは解散総選挙までやっている。
能登に冬が来る前にすぐに手を打たなきゃいけないときに、あなたは選挙に打って出て、何カ月放置したんだ、事実上。リップサービスだけだ、やっていることは。
能登を見捨てるな。 雪が降る前に何とかしてほしい。 このまま年を越せというのか?
総理、自衛隊を派遣してほしい。一気に進めてほしい。いつまで続けるのか。自衛隊の派遣によって土砂の撤去を一気に進めてほしい。いかがか?
以下略
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一部抜粋引用以上
上の要点は、①政府が自衛隊の投入をしないのは、地元(石川県)からの要請がないこと。
② 復興補正予算案を半額に削れと主張しているのは立憲民主党であること。
③ 能登の復興は、無償ボランティアに委ねるような発言をしている。
だが、能登の復興ボランティアには、警察力によって不可解な行動制限が強硬に行われ、自由な行動が阻害されている。政府や石川県は、盗難被害対策のようなことを言っているが、実際には、震災で構内に50センチの上下ズレを産み出した志賀原発周辺に立ち入らせないことが主眼のようだ。
泥棒を立ち入らせないのはよいが、ボランティアも、自由に車で移動できず、写真撮影も禁止され、支援機関への登録がなければ駐車場で車泊することさえ禁止されている。
ものすごく制限の多いボランティア活動に嫌気がさす人が多いので、ボランティ数は極めて少なく、いつでも不足している。
能登半島地震で石川県主体のボランティア「県ボラ」は何をするのか 実際に参加してみました 関口威人ジャーナリスト 4/20
なぜ、石川県はボランティア頼みだけで、自衛隊などの投入を積極的に要請しないのか?
これには、馳浩知事の政治姿勢が関係しているようだ。安倍晋三の盟友である馳知事は、「やってる感」行動と裏工作はやるが、実際に、効果のあることは何もやらないという消極的姿勢の評判が目立つ知事である。
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