忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

ガザのほぼ全住民は確実に殺されるだろう
「櫻井ジャーナル」記事の一部と「増田俊男の時事直言」記事の一部を転載する。櫻井氏の人道主義的立ち位置に対して増田俊男のリアリストぶりが対照的だ。心情的には櫻井氏を応援したいが、理性的には増田俊男のほうが現実的で、つまり世界の動きはガザ消滅(大量殺戮)と、サイコパス国家イスラエルへの「国際社会(欧米主導社会)」の協調路線となるのが蓋然性は高いと思う。

(引用1)

2023.10.17

 
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

 ハマス(イスラム抵抗運動)が10月7日にイスラエルを陸海空から奇襲攻撃、イスラエルはガザに対する激しい攻撃を開始した。イスラエル軍はハマスへの報復と言いながらパレスチナの市民を虐殺している。イギリスやフランスでもイスラエルを批判する抗議活動が展開され、フランスではパレスチナ支持のデモが禁止された。イスラム世界ではイスラエルへの怒りが高まり、ガザで地上戦が始まったなら、怒りが燃え上がると見られている。



 ハマスは1987年12月、シーク・アーメド・ヤシンによって創設された。ヤシンはムスリム同胞団の一員としてパレスチナで活動していた人物で、ガザにおける同胞団の責任者。シン・ベト(イスラエルの治安機関)の監視下、彼はムジャマ・アル・イスラミヤ(イスラム・センター)を1973年に創設、76年にはイスラム協会を設立している。



 シーモア・ハーシュによると、前回、つまり​2009年に返り咲いた時、ベンヤミン・ネタニヤフはPLOでなくハマスにパレスチナを支配させようとした​。そのため、ネタニヤフはカタールと協定を結び、カタールは協定に基づいてハマスの指導部へ数億ドルを送り始めたという。



 こうした経緯があるため、今回のハマスによる攻撃はネタニヤフの偽旗作戦ではないかと推測する人も少なくない。ウクライナでロシアに敗北したアメリカ/NATOも、人びとの目を逸らさせる必要があった。



(中略)


 バイデンにとってもネタニヤフにとっても、個人的にはハマスが始めた戦争で助かるだろうが、イスラエルに対する批判は高まっている。イスラエル建国以来、パレスチナ人が歩まされた苦難の道を世界の人びとは知っている。今回の戦闘でもパレスチナの周辺にイスラム世界だけでなく、ロシア、中国、あるいは「グローバル・サウス」が集まりつつある。アメリカに従ったヨーロッパや日本は厳しい状況に陥った。


(引用2)




<時事直言>ハマスのイスラエル奇襲は真珠湾攻撃と同じ


ハマスのイスラエル攻撃が真珠案攻撃と同じなのは攻撃を受けた側のイスラエルもアメリカも口を揃えて「奇襲だ」、「騙し撃ちだ」と主張している点である。
イスラエルは10月7日のハマスの対イスラエル攻撃は全くの「想定外」であったと発表した。
イスラエルはテロリストに認定されているハマスの残忍非道の奇襲攻撃は許されるべきではないと国際社会に訴えると同時に即刻ハマスの本拠地であるガサに対する報復攻撃を開始した。


イスラエルは、アメリカの監視衛星とガサに常駐しているモサド(イスラエル諜報機関)によりハマスの対イスラエル大規模攻撃計画、準備、さらに実行に至るまでの動きを完全に把握していた。


(中略)


ハマスの対イスラエル奇襲攻撃と真珠湾奇襲攻撃には「裏がある」ということである。


最早イスラエルは中東アラブの敵ではない。
アラブ首長国、バーレーンその他産油国6か国はイスラエルとすでに国交回復、
さらに近々サウジもイスラエルと国交正常化する。
第一次から第四次中東戦争、そしてパレスチナとイスラエルの対立、紛争の中東の構図は終わりを告げた。
時代に取り残されたパレスチナ自治政府はハマスと共に消滅するのみ。
歴史を先見出来ない者は滅びる。


拍手

PR

コメント

コメントを書く