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徽宗皇帝のブログ

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トランプ政権下の白人の「異人種憎悪」
「株式日記と経済展望」の引用記事で、東洋経済オンライン所載の「ぐっちーさん」の記事の一部である。「ぐっちーさん」というのは、記事筆者名がそのまま「ぐっちーさん」だったので、私が敬称をつけたわけではない。自称「ぐっちーさん」なのだろうかwww まあ、英米風に自分を「ミスター〇〇」と言う感じかもしれない。職業は「投資銀行家」と書いてあって、これもよく分からない。投資家なのか銀行家なのか。省略した記事内容によるとアメリカでもう数十年仕事をしているらしい。ネットの一部(投資関係か)ではわりと有名な人だと思う。
それはともかく、アメリカでの彼の「人種差別体験」は恐らく事実だと思われるし、白人の異人種憎悪がトランプ政権になってかなり露骨に表面化してきたのだろう。
まあ、私は、べつにトランプ支持ではないが、彼が大統領になったのは、戦争屋のヒラリー・クリントンよりはまだ「世界にとって」マシだったと思っている。実際、北朝鮮との和解路線を見ても、案外平和主義者であるような気はする。彼がよく見せる喧嘩腰は、お得意の「プロレス」だろう。しかし、トランプはおそらく人種差別主義者でもあり、アメリカに住む非白人はかなり圧迫感を感じているのも確かだろう。
そういう状況がよく分かる記事である。もっとも、私は「非白人にとってアメリカが住みにくければ、出て行けば」としか思わないのだが。出て行くだけのカネが無い人には同情するが、アメリカで金儲けでもしようという人間には別に同情はしない。グローバリストユダ金と何も変わらないからである。だから、この記事の冒頭も冷笑的な書き方をしたのである。
なお、異人種憎悪そのものを肯定するわけではないのは勿論だ。自分と異なる存在を根拠なく差別するのは知性の低い証拠である。案外、白人にそれが多い。(などと書くと、私自身が白人差別をしていることになるわけだがwww)


(以下引用)


アメリカは言われているほど「進歩」していなかった!?

「トランプの支持者は忘れ去られたラストベルト地帯の白人男性だ」、としばしばいわれるわけですが、実際にアメリカに住んだり仕事をしてみたりすると、そうでもないのです。


1990年代からアメリカのインテリ層の間では、こんな考え方がすでに主流になっていました。男女、人種、マイノリティーの差別などもってのほかで、健康的な生活を送り、エネルギー・環境問題を考え、サステナビリティ(持続可能性)のある世の中を作る――。こんな考え方が広がってきて、大学を出た高学歴のアメリカ人は、みんなそういう考え方を持ち始めたのだ、とわれわれ、特に外国人は勘違いをしてしたわけです。


少なくとも、ロサンゼルスやシアトルなどの西海岸の都市や、ニューヨークなどの国際都市などにいるような高学歴の人たちはそういう人たちなんだ、という、ある意味思い込みがあるわけです。しかし、実際は古いアメリカの考え方が頑迷に残っていたのでした。「完全に世代交代した」と思ったら、「どっこい、いい勝負をしていた」というのがトランプ大統領の登場でわかってしまったのです。


わかりやすく言えば、「体に悪いからマクドナルドはやめて、シェイクシャックを食べましょうね。それもあまりよくないから、せめて1食は野菜にしましょう。そしてジムにもちゃんと行って・・・・・・」などなど、それが未来のアメリカ人像だ、と言わんばかりのインテリ層が主流になってきた、と見えたわけです。そんな人たちがトランプなんぞ支持するわけは絶対になく、まさにそういう価値観をそのまま体現しているように見えたヒラリー・クリントンが負けるはずはない・・・・・・と思って気を緩めていたら、負けてしまったのです。


実際彼が当選後、こうして2年たってみると、最も先進地域と言われる先ほど申し上げたような、シアトルなどのノースウェスト、カリフォルニア、ニューヨークに至るまで、“It’s my country !(ここは俺の国だ)” という言葉が流行り、公衆の面前で傍若無人かつ人種差別的な行動をとる白人がものすごく目につくようになって驚くわけです。


ちょっと前の実体験で言えば、私がレジに並んでいて、後ろにも10人くらいすでに並んでいるのに、私の前に白人のおっさんが平気で割り込んでくる。「おい割り込むなよ」と私は文句を言うわけですが、


「お前な、ここは俺の国だ、It’s my country, yellow man like you , get out of here !! 」と怒鳴られるわけです。


そしてこの種のオジサンたちが、最近わらわらと街に出てきた(笑)。この?it’s my country というのがキーワードになっており、われわれのような有色人種、特に「黒人を目の敵にする人々」に会う機会は、トランプが大統領になってからものすごく多くなってきました。「ここは俺たち白人の国であって、お前らは出ていけ」というわけです(昔からそういう話は多々あれど、特にここ数十年は鳴りを潜めていた)。

実は「隠れトランプ支持者」がそこかしこにいた

私自身30年以上アメリカにいるわけですが、これだけ「隠れトランプ支持者」がいたのか、と思うと少々恐ろしい。要するに、「自分はそんなことないよ~、有色人種もマイノリティーも差別しないインテリだよ~」と言っていた人たちが、実はそうでもない、ということがトランプ大統領の登場をきっかけに、カミングアウトし始めてしまった、と言っていいかもしれない。


彼らは、本当は昔からずっとそう思っているのに、表立って言えなくなってしまい、ある意味「差別されてきた」人々なのです。実際に、それが本格的なトラブルになって、警察沙汰になってみると、それら問題を起こした白人のほとんどは大学はもちろん出ていますし、弁護士、医者、インベストメントバンカーなど、要するに「インテリ」と言われる人たちで、ホームレスの白人なんて出て来やしません。


何のことはない、彼らインテリのふりをしていた白人のおっさん・おばさん達の中に、トランプと同じ主義主張の人たちがたくさんいたのです。恐らくわれわれ有色人種の前では「差別なんてしないわよ~」、と振る舞っていても本音は全く別で、投票するときには「トランプ」とマークしていた人々と言っていいかもしれませんね(笑)。(後略)

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